頭がよいとか悪いとかって
よくよく人々の話題になることのように思うのですが、
「え? そんなこと話題にのぼらないし」
という人も、もちろんいるのでしょうから、
これは、ぼくが気にしているテーマなわけで。
世界とは、かように多面的なところなのでしょうね。
さて、このごろ、
「この方は、頭がよいのか悪いのか」と
考えても仕方がないことながら考えたくなるのが
アメリカ大統領のトランプさん。
だって、そうじゃありませんか。
バカといえば、ほんとうにバカみたいな、
バカとしか思えないような野蛮な発言を繰り返し、
まさかこんなに健闘するとは驚き。でも当選はないでしょう。
などと思わせておき(ぼくに)
蓋を開けてみたら、He is プレジデント。
そうした大番狂わせの結果に、
いやはやアメリカって国はすごい。
というかアメリカ人ってすごい。
などと、半ばあきれるような意見を目、耳にし、
自分もそのように思う気分もありました。
が、もしかしたら、
いや、もしかしたらというか、本当は、
トランプやトランプ陣営はすべてを見通した上で、
あえて攻撃的な言葉を使い、差別的な発言をし、
大統領選に世界の関心を集めさせ、
その粗野さを馬鹿にさせ、恐れさせ、
最終的に「まさか!」という大逆転劇にて勝利する。
というシナリオを立てていたのかもしれない。
そのように捉えてみると、
テレビや新聞による編集された情報とは
彼の全体においてのほん一部、表層でしかなく、
それを材料に、ああだこうだ、などとジャッジメントするのは
まさに彼らの手の上で踊らされているようなものかも、と思ったりもして。
能ある鷹は爪を隠す。という言葉がありますが、
誰が賢く、誰がバカかなどというものは、
おそらく、そうやすやす判定できるものではないのでしょうね。
よって、
誰かや何かを自分の視野だけで
「かしこい」だの「バカ」だの決めつけることこそ
もっとも愚かなことなのかもしれないなあ、などと、
ニューアメリカ大統領を見るたびに思わされる私でありました。
以上、
決め手に欠けるぶつぶつトークにお付き合いいただき
本日も、誠にありがとうございました!
ニュー男子 拝