「休息を十分にとっているはずなのに疲れが取れなくてだるい」「体が重すぎて、朝起きられない」「やる気が出ない」といった悩みを抱えていませんか?実はそれ野菜不足が原因かもしれませんよ。そこで今回は「体にしつこいだるさがある」「疲れやすい」といった体質改善に効く野菜を紹介します!
野菜を摂らない食生活があなたを疲労の悪循環に陥れています!
1. 休んでも取れないだるさは野菜不足が原因
疲労体質改善に一番大事な栄養はビタミンB1です!
だるさや疲れで悩んでいる皆さん!最近の食生活を思い出してみてください。
朝食は抜いていませんか?
コンビニ弁当ばかり食べていませんか?
揚げ物やお肉、お酒、ラーメンといった脂っこいものばかり食べていませんか?
野菜なんか高くて調理も面倒だからあまり買わないことも多くないですか?
お菓子やジュースなどの甘いものをたくさん食べていませんか?
だるさ、疲れやすさ、やる気がでないという体質で苦しんでいる方は必ずと言ってもいいほど、このほぼすべての質問に心当たりがあるはずです。
★人間はだるい時や疲れているときに甘いものを食べるという悪い傾向がある
みなさん疲れているとむしょうにチョコなどの甘いもの食べたくなりますよね?
甘いものを食べると幸福感を得るためのドーパミンや、気持ちを落ち着けてくれるセロトニンを分泌してくれるからなのです。
だから甘いものを食べると一時的に気持ちが楽になったり、落ち着いたりします。でもこれ、あなたの身体をだるくさせるかなり危険な罠なのです。
★疲労体質改善にはビタミンB1が重要
ビタミンB1は主に野菜から摂取することができる栄養です。糖質を体のエネルギーに変換してくれる大事な役目を持っています。
ビタミンB1の機能は主に次の3点です。
・疲労物質の分解
・神経機能、心臓機能のメンテナンス
・糖質をエネルギーに変換する
炭水化物をエネルギーに変えているのもこのビタミンB1の役割です。
日ごろからお肉や揚げ物ばかり食べていて、野菜を摂らない方はこのビタミンB1が不足しています。
ビタミンB1が不足していると糖質をエネルギーに変えられないため徐々に体がエネルギー不足になり、「だるい」「疲れやすい」といった症状が出始めます。
そうすると人間は甘いものを摂って、てっとり早くエネルギー補給しようとするのですが、体内の数少ないビタミンB1がさらに糖質分解のために消費されてしまいます。
そうすると本来ビタミンB1により分解されるはずであった疲労物質がたまっていきさらに疲労とだるさを促進させてしまうのです。
ビタミンB1が不足している状態でお肉やご飯を食べても、一向にエネルギーに変換されないため疲労ばかりがたまっていきます。
みなさんがよく飲んでいるお酒も、大量のビタミンB1を消費するので飲み過ぎに注意が必要です。
2.だるさ解消!体質改善に効く野菜と料理
疲労体質の改善には豚汁がオススメですよ!
ビタミンB1が豊富に含まれている野菜は次の通りです。
・さやえんどう
・かぼちゃ
・トウモロコシ
・さつまいも
・ブロッコリー
・キャベツ
・キノコ類
・レタス
これらの野菜はビタミンB1が豊富に含まれていて比較的野菜のなかでも摂取しやすいと思います。
そしておすすめ料理は豚汁です。豚汁は野菜が豊富に入っており、ビタミンB1だけでなくほかの栄養もバランスよく摂ることができるのでとてもオススメです。「いろいろと栄養を考えるのが面倒だな」と思う方は豚汁を食べてみてください。
■野菜をとにかく食べること
ビタミンB1について詳しく説明してきましたが、疲労やだるさの原因はカルシウムやビタミン群などといった他の栄養が不足していることも考えられます。
これらの栄養を摂取できるのは野菜です。だから野菜をとにかくたくさん食べてください!1日350gの野菜を食べると理想だと言われています。
そして日ごろから疲れたときは甘いものは避けて野菜を食べることを心がけてください。そうすればビタミンB1も自然と摂取できているはずです。
野菜で体質改善!身体のだるさに効く野菜とは?のまとめ
- 1.「だるさ」「疲れ」の原因は野菜を食べない食生活にあった
- 2. 甘いものを食べたくなるのは罠
- 3. 疲労体質改善にはビタミンB1が大事!
- 4. 体質改善には豚汁がオススメ
- 5. 野菜を1日350g食べてみんな元気になりましょう!
ライター後記
現代は昔に比べて、食べ物に困ることが無くなりましたが「隠れ栄養失調」がかなり多くなりました。その原因は仕事の忙しさなどもありますが、主に個人それぞれの健康意識の低さにあると考えています。お金や仕事も大事ですが一番大事なものは健康のはずです。これを機会に少し健康について考えてくださればうれしいです。
yufuji
野菜は超大事
俳優とライターを兼業している。健康や美容系の役立つ知識が好き。ライターをやりながらも俳優で売れてやるという野心を燃やしている。