「お腹が空くから生きているのか、生きているからお腹が空くのか」と哲学的なことを考えたことがある人は、俗に言う「貧乏」経験がある人でしょう。通常で考えれば、「貧乏=食費がない=痩身」という公式が成り立ちますが、昨今、そうでない人、つまり肥満の人はいます。特に女子に――それはなぜだと思いますか?
相席屋でぽっちゃり女子、デブエット女子急増中!
1.出会いの聖地、相席屋とは?
U-25やR-30の店舗まで登場!まだまだ人気の相席屋
どんなに目を凝らそうと、女性の心は当然ですが読めません。
そんな神秘的とも言える女心を確実に、かつ爽やかな空間で覗けることができるのが「相席居酒屋」です。
「男性と話したい」
「食べて飲んで一緒に笑いたい」
「タイプだったら連絡先を交換してもいい」
と口には出さなくとも、そんな女性の内心を垣間見ることができるため、相席屋はブームとなり、出会いのひとつの手段となったのでしょう。
「私は暇ですよ。声をかけてくださいね」と。
美容男子コラムにおいて、『指を見れば“オトコらしさ”がわかる?!』の中に、
「薬指が人差し指よりも長い人は男性ホルモンの影響が強い肉食男子タイプ、薬指が人差し指よりも短い人は男性ホルモンの影響がさほど強くない草食男子タイプ」
と興味深く、そして非常にためになるデータが記載されていますが、やっぱりそうは言っても男子です。
例え人差し指が薬指より短かろうと、鼻の下が伸びてなかろうと、多少なりとも女性と仲良くなりたい!と考えているのが本音(本能)でしょう。
特に出会いのない環境ならなおのことです。
いそいそとネットで調べ、噂の「相席居酒屋」へ行ってみる、行ってみようと思う、それが健全な男子です。
――とそんな男性心理(下心)、あるいは「相席屋ブーム・システム」を巧みに利用しているのが、これからお話する「ぽっちゃり女子」であり、もしくは「デブエット女子」なのです。
2.女性はタダということでお金の無い上京学生が週6-7で通っているらしい
かなり安価に女子会もできる!?お財布要らずの出会いカフェのよう…
例に出す相席屋においては、男性のみが飲食代を支払い、女性はタダ(0円)というところがほとんど。
毎日がレディースデー、それが相席居酒屋です。
その相席屋に頻繁に通っている女子が急増しているそうです。
週6、7回という話ですから、夕飯はほぼ「相席屋」で済ませているといったところでしょう。
どんな女子が見受けられるかというと、
お金に余裕がない(あるいはお金を使いたくない)
という生活を送っている、ぽっちゃり女子であり、デブエット女子です。
主に上京したての(ひとり暮らし)の女性で、金銭的に余裕がない、だから相席屋を利用しよう、ということです。
ちなみに、「ぽっちゃり女子」とはそのままぽっちゃりしている女子を指し、「デブエット女子」とはダイエットではなく、太りたいと思っている女子のことをいいます。
(見方を変えれば、丁度いい肉付きをした普通の子は、常連の可能性は低いということです)
3.各店舗の料理や特徴を把握する猛者も登場しているらしい
一気に店舗数を伸ばした人気の裏側には仕掛けがあった!
そんな相席屋を利用して「ぽっちゃり女子」「デブエット女子」に変貌した彼女たちは、
「人恋しい。上京して間もなく、友達がいないから話し相手が欲しい」
「お腹が空いて倒れそう」
と乙女チック及び切実な理由から通う人よりも、狡猾(こうかつ)な部分、算段的な性格から足を運んでいるのが現状なのです。
つまり、
「適当に相づちだけを打ち、ひたすら食う、飲む!」
「深い仲にはなる気は毛頭ございません!」
といった、「男ってほんと馬鹿ね」「単純だよね」という考えを持った健全ではない食いしん坊女子です。
相席屋の各店舗の特徴、美味しいもの、値段等を完全に把握しているというのですから、男性側にとっては、はっきり言って開いた口が塞がりません。
何だかんだ言っても男性は、「顔立ちのタイプ」「性格」、そして「この後の可能性」を夢見て来店するわけですから、タイプは選べず、かつ断ることもできず、返答は生返事、可能性の削除・否定をされてしまったら、お金だけを無駄に使った、ただ辛いだけの一時になってしまうのは言うまでもないでしょう。
4.出禁の子もいるとかいないとか
相席屋で主の様な女性はある意味怖すぎる!!
相席屋で「ご飯は2、3合、おかずはキロ単位を食べる」、または「同じ系列の店に、店舗を変えながらほぼ毎日通う」という強者が増え続け、中には出禁の女子もいるとか。
まあそうですよね、店にとっては公認の無銭飲食ではあるにしても男性客からのクレームは想定できるのですから。
こういった女子は法律的にはどうなんだろう?と調べてみた結果、
「飲食店は無条件に退店させることはできない」
ということらしいです。
一度受け入れた客は、『女性食べ放題・飲み放題』と謳っている以上、その契約は基本、絶対であり、過食だろうが飲食を拒否することは許されない、と。
確かに、『食べ過ぎの場合は退店』という条件が示してあれば、「食べ放題」の意味がなくなりますから、真っ当な見解と言えると思います。
つまり出禁にまでなる「ぽっちゃり女子」「デブエット女子」は、羞恥を感じることなく、顔を覚えられるほどにまめに通い、いわゆるブラック扱いになっていて、来店前に断られている、ということです。
5.女性に警告!大学に入学したときは細かったのに卒業時にはデブに!
ガールズバーで働くよりももっと手軽!相席屋に通った結果の悲劇!?
@masu_planet ちゃうねん!!相席屋平日男性こないから食べ飲み放題で無料!!これデブ活まっしぐら!
— ミイ (@EphdHm1) 2016年7月4日
当然、そんな生活を続けていれば、つまり腹八分目ではない日々を送っていれば、普通の女子はぽっちゃりに、デブエット女子も見事(?)デブ活に成功し、大学を卒業する頃には肥満体型化している、というパターンになります。
ただでさえホルモンバランスの影響で太りやすい時期かつ、環境が変わりストレスによる体重増加が激しい年頃に、とにかく食べまくるのですから当然と言えるでしょう。
就活前に焦って急激なダイエットなんて馬鹿なマネはしないようにしましょうね!
6.女性に警告!太った女性を狙って相席屋にはスカウトやホストがうじゃうじゃいる
見た目が商品のイケメンが相手ではフツメンは苦戦必死か?
そしてそんな現状を利用し、相席屋にはスカウトやホストがたくさんいるという話も聞きます。
断言しますが「自分は平気だ」と思っている女子ほど引っ掛かります。
太った女性、あるいは見た目に自信がない女性、もしくはそんなのには騙されないと思っている人でも、矢継ぎ早に美味しい話を巧みに聞かせるのがプロ、つまり「デブ専ホステス・風俗」のスカウトであり、「初回無料」をアピールするホストなのです。
気がついたら望まない未来にいた、ということは大いに考えられます。
このサイトは圧倒的に男性が読んでいる人が多いと思いますが、もし近くに、「相席屋に頻繁に通う女子」「巧みな言葉に騙されそうな女子」がいたら、是非声をかけ、注意してあげてください。つまり思いやってあげてください。
それが本当にカッコいい男であり、最終的には、自ら求めないでも女性が寄ってくる男の条件なのですから。
7.ひとりひとりのマナーが大切
相席屋に行く男女とも注意が必要ですよ!
まずは男性から。
ブームに乗って相席屋に向かうのもいいですが、こういったずる賢い女性がいるので気を付けてください。
「今日初めて来たの」の一言に、初々しさや可愛らしさを安直に感じてしまうのは危険です。
人生を楽しいものにしよう! と活発に行動したのに、返ってつまらない事態へと誘う女性はいるのです。
そして女性へ。
上記でも書いたように、「太ってしまう事態」「甘い言葉の先には」といった望まない展開へと誘う可能性があるのが“過剰”な相席屋通いです。
出禁になるほど通い詰めれば、本当に「出会い」を求めた時、誰も寄ってこない見た目、性格になってしまいますので、ほどほどにしましょう。
そして男女問わず。
マナーはとても大切です。
「このぐらい大丈夫だろ」「私ひとりぐらいしたところで平気でしょ」といった考えは住みづらくなる世界を作ります。
男性が横柄で野蛮な物言い、下心丸出しの勝手な行動を取れば、相席屋自体が下火になり、出会いの場所がひとつ減ることになりますし、女性が秩序なく「食べる、飲む!」を繰り返せば、「女性客はタダ」というシステムも時期になくなることでしょう。
歩き煙草が罰金対象になったように、歩きスマホが増えれば、つまり、みんながみんな平気だろ、と思えば、ルールや法律が出来ます、厳しくなります。
それと同じです。
コンビニエンスストアのゴミ箱に、一般ゴミを捨てれば、ゴミ箱が撤去されます。
痴漢が増加すれば、レディース車両が増え、男性の通勤はますます苦しいものになります。
女性が電車内でひと目を気にせず化粧をすれば、実直な人が注意し、そこで言い争いが起きます。
ですから決して、自分だけ良ければそれでいい、とは思わないでください。
みんなのしっかりとした心構えがあって初めて社会が成り立っている、自分のマナーが暮らしをより良いものに変えていく、とそう理解してください。
相席屋でぽっちゃり女子、デブエット女子急増中!
- 1.「相席屋」は男女問わず、しっかりとマナーを守るべし
- 2.「相席屋」という出会いの場所を無くさないためには秩序が必要である
- 3. 快適な暮らしは、私利私欲からは生まれない
ライター後記
上京したばかりの人はきっと、「楽しみ」という感情の一方で、「東京は怖い」という思いもあることだと思います。東京はそんな怖いところはないですし、「怖い」という危機感を少しでも心の隅に置いておけば問題なく過ごせます。少なくとも、東京を歩いている人で「東京出身」は本当に少数で、たいてい地方出身なのですから。――どうか良い東京生活を。
nokotta
男性はガリガリ女子より、少しふくよかな女性のほうが好きという率が(たぶん)高い!
読書が趣味。休日は喫茶店をはしごしながら本を読みまくります