時代とともに移り変わっていく、それがモテる男の条件です。その時代に合った条件が囁かれているのは、トレンドと言っても良いかもしれません。ひと昔に言われていた「3高」から、どんどん進化していってい、今では「4低」男子がモテる条件のひとつだと言われています。一体、どういうことなのか。時代の変遷とともにモテる男の条件を探ってみました。
「4低」の時代に突入!モテる男の条件とは?
1.「3高」はもはやバブルの話!?
高学歴&高収入&高身長がまずベースだった時代
モテる男の条件として、最も多くの人に知られているのが「3高」でしょう。
いわゆる、女性にとって3つの好条件を満たしている人がモテる男として、言われてきました。
この考えはもう古いって皆さん知っていましたか?アラフォー以前が求めていた「3高」とはどういったものなのかをおさらいしてみましょう。
バブルで流行った「3高」って何?
この言葉をよく耳にする人も多いかもしれませんが、この「3高」とは一体どういった意味が含まれているのでしょうか。
「高学歴」「高収入」「高身長」。正に理想の3拍子が揃った男性のことを指しているのです。
特に女性が結婚相手に求めている条件として、この3つが挙げられることが多かったようです。
男性からしてみたら、こんな理想はバカバカしいと思う人もいるかもしれませんが、こういった景気の良い時代もあったということを覚えておきましょう。
「3高」はもはやバブルの話!?
時代は1980年代、この時の日本はバブル全盛期でした。
今の状態からしたら考えにくいかもしれませんが、景気が絶好調。
様々な価格は上昇し、それに伴い給料も多く「リストラ」なんと言葉はないに等しい時代だったのです。
そんなバブルで流行ったのが「3高」という言葉。
「学歴が高い=大企業に勤めていて収入も高い」そんな考えが当たり前の時代でした。
その上「身長が高い=男らしい」とされていたのです。
確かに今でもそんな風潮は残っていますが、3高だからモテるという考えは今や行き遅れ女子の戯言でしかありません。
「3高」男子は狭き門!
仮に現代でも「3高」男子を追い求めたとしても言うまでもなく、狭き門。
一昔前だと確かに一流大学を卒業することによって、エリートコースへの道が開かれてきましたが、現代においてそんな話は都市伝説でしかありません。
高収入のラインとされているのは「年収1000万円以上」ですが、日本という国の中でどれくらいの人がここに達しているというのでしょうか?
それは全体の4%にも満たないと言われています。
さらにこれらを満たしている高身長の人がどれだけいるというのでしょうか?
もはやこんな人種は一握りの人間に限られていきます。
こうやって考えてみても、この条件は今の時代には向いていないということが分かりますよね。
2. 高望みはもうしない!?「3平」男子
平均さえあれば良しと変わっていった時代
「3高」の次に登場したのが「3平」。女性が現実を見たことから、条件が変わり言われるようになりました。
多くの女性が高望みをやめた「3平」男子の正体とは一体どういったものなのでしょうか?
【3平男子とは?】
2008年に起きたリーマンショックの影響によってなのかは定かではありませんが、高望みをする女性が減っていったのは事実。
そしてモテる男の条件として、「3高」の次に登場したのが「3平」男子。
「平均的な収入」「平凡な外見」「平穏な性格」を総称して「3平」と呼ばれるようになりました。
つまり、女性が何を求めているのかというと、平均的な男性ということ。
平均点以上であれば、とりあえずは結婚相手として合格とみなされます。
【モテる条件に性格が加わった理由とは?】
バブル景気に大流行した「3高」には性格に関する条件は含まれていませんでした。
では、何故いきなり割り込んできたのでしょうか?
それは「草食系男子」の登場が影響しているのかもしれません。
2008年頃からメディアにて大きく取り上げられるようになったこの言葉。
動物の種類になぞらえて、「草食系」「肉食系」と2つに区分されているものですが、「草食系男子」の特徴は、恋愛に対して積極的ではないということ。
浮気の心配もなく、温厚で平穏な性格が良しとされたのです。
3. イマドキ女子に人気なのは「4低」男子!?
本当にモテるのか?と懐疑的になりますが(笑)
いつの時代も女性が結婚相手に求める理想と現実は離れています。
しかしながら、イマドキ女子が掲げる男性の理想像は一味違います。
〝「4低」男子〟これが2017年モテる男の条件。
「4低」とは一体何を指しているのでしょうか?
イマドキ女子が考える「4低」男子とは?
「4底」とは、「低姿勢」「低依存」「低リスク」「低燃費」この4つです。
今までの「3高」「3平」とは少し違いますよね。
イマドキ女子が結婚相手として求める条件の中から「外見」の項目が削除されたのです。
「見た目なんかよりももっと大切なことがある」ということに気付いた証なのではないでしょうか?
キャッチ
イマドキ女子に人気な「4低」男子ですが、具体的にどういった人なのでしょうか?
まず「低姿勢」では女性に対して威張らないことが重要視されています。
男女平等という言葉が謳われているこの時代において、男性の立場は女性よりも上という考え方は受け入れられなくなっています。
次に「低依存」とは具体的には家事を女性に頼らないというのが基本のようです。
共働きが当たり前の現代において、女性だけが家事を行うというのはありえない話になってきています。
「低リスク」という言葉ですが、不況にあえいでいる世の中において、収入が高い低いなどと言っていられません。
このことから、最低限リストラされなければ良いという考え方に落ち着いているようです。
最後に「低燃費」ですが、収入が少ないからこそ節約をするという考え方。
ファストファッションを着こなし、高級車や高額なアクセサリーを無駄に欲しがらない現実主義。
一方でSNSなどは巧みに使いこなし、2.5次元ではリア充になれるセンスが求められています。
この「4低」が現代を生きる女性から受け入れられるモテる男の条件なのです。
4. モテる男の条件は時代と共に変わっていく
読モからインフルエンサーへと変わりつつある現代
時代が変わるとともにそのトレンドも切り替わってきたモテる男の条件ですが、実際のところ今どんな男性が好かれるというのでしょうか?
男性にとって永遠のテーマでもあるこの議題を少し整理していきます。
Q.収入はどうなの?
意見は様々ですが、やはりあるに越したことはないでしょう。
学生時代であればイケメンというだけでもてはやされていましたが、社会に出ればやはりそれは二の次。
合コンでは人気でもいざ女性が結婚を考えようとすれば、そこは重要視されます。
何よりも相手の両親に対して言い訳ができません。
夢ばかり追いかけている人は、リスクから敬遠されてしまうでしょう。
Q.見た目は大事?
イマドキ女子が考える「4低」には含まれていませんが、実際のところどうなのでしょうか?
一概には言えませんが、イケメンというだけでモテるのは難しそうです。
そもそも顔だけに重点を置いている女性は少ないと言えるでしょう。
見た目という点で言うと、オシャレな男性はモテる対象になり得るかもしれません。
一方で見た目に無頓着な人というのは、何となく頼りない感じもしますし、普段の私生活でもだらしないと想像されてしまいます。
完璧にお洒落男子を目指すという訳ではなくとも、清潔感のある見た目が女性にとっては好印象です。
Q.やっぱりモテる条件は性格?
いつの時代も女性が男性に求めていること、それは「優しさ」です。
外国人男性に女性が惹かれるのは、何も彫りの深さだけではありません。
当たり前のようにしてくれる「レディーファースト」に魅力を感じているのです。
まず女性から好印象を持ってもらうには、自身の自慢話をする前に行動から入るのが重要です。
「4低」の時代に突入!モテる男の条件とは? のまとめ
- 1. 「3高」を求めるのは時代遅れ!
- 2. 「3平」男子も理想と現実がかけ離れている!
- 3. イマドキ女子が求めているのは「4低」男子
- 4. モテる男の条件にはある程度の努力が必要!
ライター後記
「モテたい!」そう考え始めて何十年と経っているのだろうと思うくらいに、男性にとってはとても大事なテーマでもあります。
ある程度のモテる男の条件は分かっていても、女性がリアルタイムで考えていることを知るのは重要。
2017年におけるモテる条件は「4底男子ですが、来年になって全く違うものになっていることも十分にあり得ます。
飽くまでもこれは一般論ですので、女性全員に当てはまるわけではありません。
そこを念頭に置きつつ「気になる女性にとってどんな男なら相応しいのか?」ということを、考えてみてみると目指すべき部分が見えてくるはずですよ。
vesa tawast
モテる男となるために、自分磨きを怠らないこと!
結婚1年目、既に看護師の奥さんに尻を敷かれてしまっているフリーライター。家事に仕事に日々奮闘する毎日。