乳液を必ず使用する男性なんて果たしてどのくらい存在するのでしょうか?美意識が高まっているといえど、普通の男性なら化粧水を使うのがいいところで、その後の乳液にまで気を使っている方はごく少数でしょう。しかし、男性だからといって女性のようにスキンケアを気にしなくていいというルールはありません。男性も女性同様に若々しいく健やかな肌を維持するには〝正しいスキンケア〟が必要になってくるからです。そこで今回は乳液の必要性を理解してもらい、その正しい使い方をマスターしましょう!
べたつく乳液はつけ方が原因!! 男も上手に乳液を使いこなせ!
1.乳液を使う目的とは?
理屈がわかれば使いたくなるはず!!
そもそも乳液にはどのような効果があるのでしょうか?
乳液の役割は、肌につけた化粧水や美容液を肌に長時間馴染ませ、肌の奥深くまで水分や有効成分を浸透させる〝フタ〟のような目的で使用します。
化粧水や美容液は肌に付けても時間が経つにつれて肌の奥底に浸透する前に蒸発してしまいます。
これではいくら良い化粧水や美容液を使用しても満足な効果は得られません。
そこで知っておきたいのが乳液の働きです。
前述した通り乳液はその油分で化粧水や美容液の蒸発を防ぐためのフタの役割を果たします。
乳液を使用することで蒸発を防ぐことができ、肌にしみ込んだ水分や有効成分が肌の奥深くまで浸透することが可能になるのです。
乳液なくして保湿ケアは成り立たないと理解しておきましょう。
2.男性も絶対に乳液を使うべき!
肌質的には男性こそ乳液が必要なのです!
男性の悩みで多い脂性(オイリー)肌になるのは、肌本来が持つ保湿力が減少したことが原因のほとんど。
肌の角質層は肌内部の水分蒸発を防ぐ保湿のほかに、外部から肌内部にウイルスなどの外敵が侵入しないようバリア機能を果たしています。
しかし、肌の保湿力が減少し水分量が少なくなるとバリア機能を果たせなくなり、その代わりに皮脂の分泌量を増やすことでバリア機能を果たそうとします。
脂性の原因が「肌の乾燥にある」と言われるのもこういった肌のメカニズムが影響しているのです。
すなわち脂性の方こそ角質層の水分量を元に戻すために保湿ケアがマストになるということ。
化粧水や美容液で水分と有効成分を肌に与えてやり、それを乳液の油分でフタをしてシッカリと肌に浸透させる。
これが肌の保湿ケアの基本です。
脂性になりやすい男性こそ乳液を絶対に使うべきなのです。
3.乳液がベタついてしまう原因は使い方に問題あり!
使用方法とタイミングが大事です!!
【乳液のトリセツ】
乳液をつけるタイミングは?
化粧水や美容液をつけてからすぐではなく、乳液をつけるのは化粧水や美容液が肌になじませた後がベストなタイミング。
早くつけすぎると先につけた化粧水や美容液と混ざってしまい、浸透力が下がってしまうので効果は半減してしまいます。
化粧水や美容液をつけてから約2分程度は時間を空けるようにしましょう。
皮脂の分泌と乾燥に合わせた使用を!
乳液は何も顔全体に均等につければいいものではありません。
皮脂の多いところはかえって乳液が吹き出物を作る原因にもなりえてしまう為に少し薄めにつけ、乾燥が気になるところは少し多めにつけるなど、肌の状態に合わせてつける量を調整しましょう。
これだけでも乳液のベタつきをグンと抑えることができますよ。
ベタつき感が少ないウォーターベースタイプがオススメ!
「乳液を使うのはいいがあのベタつく感じが嫌だ」という男性も多いことでしょう。
とくに脂性の多い男性はそう思うのではないでしょうか?
実際、脂性の方がベタ付き感の高く油分が多い乳液を使用すると、ニキビなど吹き出物の原因となることもあるのであまりオススメはできません。
そんな際にはウォーターベースタイプのサラッとしたテクスチャーのものを使用するようにしましょう。
乳液ケア関連記事
べたつく乳液はつけ方が原因!! 男も上手に乳液を使いこなせ!のまとめ
- 1.乳液なくして保湿ケアは成り立たない!
- 2.男性に多い脂性肌にこそ保湿ケアが必要
- 3.乳液は皮脂の分泌と乾燥に合わせた使用を
ライター後記
女性よりも脂性肌の多い男性のスキンケアこそ保湿ケアの重要性が高いのです。
肌トラブルの多くが正しいスキンケアを行えていないから…。
悩みの改善や関心を持てたなら無駄をなくして、美しく健康的な肌を手に入れましょう!!
Chai0331
男性も絶対に乳液を使うべき!
美容系記事なら何でもこいのママライターです。
今まで詰め込んだ知識をおしがいもなく皆さんに発信します。