ビジネスシーンで使われるバッグと言えば、ブリーフケースというのがひと昔前は当たり前でした。しかし、近年では、様々な形のバッグがつかわれるようになり、リュックもそのひとつです。固定概念からか賛否両論ありますが、リュックを背負って通勤をしているサラリーマンを街や電車でよく見かけます。ビジネスにおけるリュック事情を探ってみました。
スーツにリュックはOK!?ビジネスリュック事情最前線!
1. ビジネスシーンでリュックはありなの?
自転車通勤ブーム以降、割とよく見かけるようになったリュックスタイル
正直、スーツにリュックというのはどうなのでしょうか?
様々な意見があると思いますが、都心に行ってみるとリュックを背負っている人も多く見かけたりもします。
ブリーフケースとリュックサックの使い分けとしてどのようなことに気を付ければいいのでしょうか。
着用シーンを選べばOK
通勤であったり、基本的にはオフィスでの仕事がメインなのであれば、リュックを活用しても問題はありません。
しかしながら、どんな場面においてもビジネスでリュックを背負うことは避けた方が無難です。
例えば商談や営業活動が多い場合はどうでしょうか?
近年では認められつつもあるようですが、それは相手が若い世代の方に限るような気がします。
多大なお金が動く商談の場ですので、そこはビシッとするのが当然。
やはり、フォーマルな雰囲気ではあまり適さないというのは、知っておいた方が良さそうです。
リュックを普段使いしても会社には必ずビジネスバッグを置いておく方が賢明ですね!
業界で判断しよう!
飽くまでもイメージですが、そのイメージ通りの業界も多く、その会社に合わせたスタイルを忠実に守ることも社会人としてやらなければいけないこと。
例えば、アパレル、マスコミ、IT業界に関して言えば比較的柔らかさもあり、服装もスーツではなく私服といったことも少なくありません。
そういった雰囲気の会社であれば、リュックも許容されます。
一方で金融や公務員と言った業界ではどうでしょうか?
堅めというのがイメージとしてありますよね。
スーツに関しても黒を基調としていたり、スタイルも確立されていたりします。
そういった業界ではリュックは避けるべきですね。
デザインはシンプルに限る
これに関しては、言われなくても当たり前のことですが、オシャレを中心にリュックを選ぶことは基本的にはNG。
あくまでも利便性という点でリュックを選ぶのであり、学生やプライベートにおいての見た目重視なセレクトは避けましょう。
もちろん、折角普段使用するものなので見た目も重視したい気持ちもわかりますが、その場合はなるべく装飾が目立たないものを選ぶことが基本です。
いくらリュックが許容されていたとしてもその一歩外に出れば、その会社の代表として見られるわけでから、その点を考えて選択をしましょう。
2. ビジネスリュックは持ち方が大事!
両肩で良い子ちゃんスタイルは小学生まで!!
「え?持ち方って両肩で背負う以外にあるの?」と思う方がほとんどだと思います。
しかしながら、ここに大きな落とし穴が隠れているのです。
ここを間違えてしまうと、途端にダサくなってしまいます。
▼両肩で背負うのはダサい!?
リュックと言えば〝両肩で背負うもの〟これが一般的な考え方でしょう。
でもよく考えてみてください。
そして、スーツにリュックを背負っている姿をイメージしてみてください。
一気にダサくなりませんか?
どれだけ、リュックは両肩で背負うものという固定概念があっても、やはり、格好いいスーツ姿にダサい両肩にリュックはどうにかしたいもの。
それであれば、片方の肩に背負のがスマートです。
▼いつも片方で背負うのはNG
「でもさっき両肩はダサいって言ったばかり」そんな疑問も聞こえてきますが、TPOで考えてみましょう。
自転車に乗って通勤する人も少なくないですよね。
ここでリュックをカゴに入れることは何よりもダサいですし、リュックの意味がありません。
では片方の肩で背負うのか?邪魔ですよね(笑)。自然に落ちてきてしまうのが目に見えます。
また、会社の中でまだまだ若手の時は会社にいる間だけは、いくらダサくても両肩にかける意識をしましょう。
3. ビジネスリュックの選び方
ビジネスシーンにおけるBAG選びは慎重に!
それでは、ビジネスシーンで活用できるリュックとは一体どういったものなのでしょうか?
リュックのメリットが最大に生かせるもの、デメリットでもなるべく気にならないものがベストですよね。
見た目ばかりに気を取られていると、間違ったものを選んでしまうことになりますよ。
選ぶ際のポイントをいくつか紹介します!
★収納力
ビジネスにおいてバッグに求めるもの、それは収納力ですよね。
ノートパソコンやタブレットを持ち歩くのはいまや基本。
量はもちろんですが、A4サイズのものが余裕を持って入れられるくらいのサイズが理想です。
細かなポケットが入っているものもビジネスシーンでは重宝されます。
スマホの充電器であったり、小さなものをリュックにしまう場合は、こういったものも便利ですよ。
★軽量タイプの物を選ぶ
多くの荷物を収納するのに、リュックそのものが重ければあまり意味がありませんし、肩にも余計な負荷がかかってしまいます。
一般的には600~800gくらいのものが使い勝手の良いリュックだと言われています。
登山メーカーのリュックは軽さにおいても強度においても申し分がないのでオススメ。
購入する際に格好良さでなく、背負ってみた感触を確かめることも大切ですよ。
【番外編】2way・3wayのものを選ぶ
ビジネスシーンによってバッグを選ぶことの大切さは先にも述べたことですが、リュックも2wayや3wayのバッグであれば、カバンやショルダーバッグとしても活用することが出来ます。
カジュアルな場であったり、フォーマルな場でも両方で使い分けることが出来るので、そういった両方のシーンで働く場合が多い人にはオススメですよ。
メンズのBAGでは少なめですがリュックにもなるタイプがあるので、気になった人は探してみて下さい!
欲しいBAGを見つけたい人は必見!!
スーツにリュックはOK!?ビジネスリュック事情最前線! のまとめ
- 1. ビジネスリュックは着用シーンや業界によって選ぶ!
- 2. リュックを持つ際は片方の肩で背負ってダサくならずに!
- 3. リュックを選ぶ際は収納力を重視して!
- 4. リュックをビジネスシーンで活用するなら軽量タイプのものを!
ライター後記
通勤等において両手を塞がらなくて便利なのが、ビジネスバッグを活用することです。
昨今では多くのビジネスマンが使っていることでも注目が集まり、お店でも専用のものが多く売られています。
そんなビジネスリュックですが、一歩間違えてしまうと、カジュアル過ぎてしまったり、見た目がダサくなってしまったりします。
そうならないために、購入する際は細心の注意を払いましょう。
デキるビジネスマンになるために、正しい選び方をしましょうね!
vesa tawast
ビジネスリュックを選ぶことでデキるビジネスマンに近づける!
結婚1年目、既に看護師の奥さんに尻を敷かれてしまっているフリーライター。家事に仕事に日々奮闘する毎日。