自分の足が臭くて改善したいのに洗っても何をしても改善されない・・。そんなお悩みを持っている人はいませんか?洗っても足が臭い原因はもしかしたら病気かもしれません!「足が臭いのに病気が関係あるの!?」と心配になりますが、足の臭いは体からのSOSかもしれないのです。病気が原因の場合は病院へいけば改善される可能性があるので、ぜひ参考にしてみてください!今回は足が臭いのにはどんな病気の可能性があって何科を受診したらいいか?などをレクチャーしていきます!※2018/11/18更新
洗っても足が臭い!もしや病気が原因!?何科を受診したらいいの?
1.足が臭い原因とは?
口も足もくさいと言われればとにかく凹みますよね…
足が臭いのは何が原因かご存知ですか?
汗臭くて足が臭うと思ってしまいがちですが、実は足が臭いのは「雑菌」が原因だったのです。
足が臭いのは「雑菌」が原因!
この足が臭いというのは汗臭いと思われがちですが、臭いというのは汗が分解されるときに発生します。
この汗を分解しているのは皮膚常在菌。
普段は外部から攻撃してくる悪性の細菌を防ぐ役割をしていますが、数が増えすぎると皮脂や角質を過剰に分解してしまい嫌な足の臭いが発生してしまうのです。
あの足の臭いの原因は「イソ吉草酸」とされており「イソ吉草酸」は悪臭防止法という法律によって規制値が定められているほどニオイが強い成分です。
足は靴下や靴で常に高温多湿の状態です。この環境は雑菌には居心地が良く繁殖してしまいます。
その上雑菌にとっての皮脂や角質などのエサが分泌されるので、イソ吉草酸がどんどん発生し足の臭いに繋がってしまうのです。
毎日清潔にしていても汗や菌は日常的に排出されるので、なかなか改善しにくいとされています。
2.洗っても足が臭いのはなぜ!?
意外にも!?男性よりも女性の方が足は臭いという現実…
「足が臭い原因は雑菌が原因とわかったけれど、毎日足を洗っているし、清潔にしているのに…足の臭いが改善されないのはなんで?」と悩んでいる人はいませんか?
もしかしたら汗や雑菌以外が原因で足の臭くなっているかもしれませんよ。
■洗っても足が臭い原因①: 靴、靴下による臭い
いくら足を清潔にしていたとしても、身に付けるものが臭ければその臭いは足にも移ってしまいます。
靴や靴下を清潔にしておくことはもちろん、通気性の良い靴下を使ったり洗剤や消毒などで滅菌したりと、臭いが溜まりにくくする習慣も必要です。
■洗っても足が臭い原因②: 内臓機能の低下
雑菌だけでなく内臓の機能の低下によっても臭くなってしまう場合があります。身体に疲労やストレスが蓄積されると肝臓や腎臓、胃腸といった臓器の働きが弱ります。
肝臓や腎臓の機能が低下すると本来尿として排出されるはずだったアンモニアが血液によって体中をめぐってしまいます。
さらに血液の流れも悪くなっているため、アンモニアをはじめとした老廃物は下半身に溜まってしまいます。
その結果足の臭いの原因となってしまいます。
胃腸の機能低下の場合も、消化しきれず体内で腐敗してしまった肉類などの臭いが血液をめぐって汗として分泌されます。
もし普段の足の臭いとはちょっと違った臭いがする場合は内臓機能の低下を疑ってみても良いでしょう。アンモニア臭ならば肝臓や腎臓、硫黄のような匂いであれば胃腸機の機能が低下している可能性が高いです。
■洗っても足が臭い原因③: 病気
確かに足の臭いは雑菌が原因ですが、毎日洗っても足の臭いのケアをしても改善されない足の臭いは、もしかしたら病気が原因かもしれません。 毎日足を清潔にしたり、靴下や靴に気を使って蒸れない環境を作ったりすると多少は改善するものですが、改善しない場合は注意が必要です。 また普段と変わらない生活をしているのに、「突然足が臭くなった」という人も病気の可能性もあるので注意しましょう。
3.足が臭い原因の病気
頑張っても駄目だった人は必見です!
足が臭いのが改善されなかったり、急に足が臭くなった人は病気が原因かもしれません。
どんな病気の可能性があるのかご紹介します。
♦多汗症
多汗症は何かの理由で、特定の場所から汗が大量に分泌される病気。
多汗症の原因は特定されていませんが、交感神経などの異常が原因で起こるとされています。
多汗症の人はなんらかのストレスを感じた時や、何かのきっかけで汗が大量に分泌されてしまうのです。
足が臭い人は多汗症で足に汗を大量に分泌している可能性があります。
足の裏にだけ過剰に汗を分泌してしまう多汗症のことを「足蹠多汗症」(そくしょたかんしょう)といいます。
足に汗を大量に分泌していたら足の臭いの原因にもなり、もし素足でいるのに足元が濡れていると感じたら多汗症を疑ってみて下さい。
♦水虫
足の臭いが原因の病気と言いましたが、水虫の原因菌の白癬菌自体は臭いを発生させる菌ではありません。
足の臭いの元になるのは先ほど説明した「皮膚常在菌」が原因。
しかし、皮膚常在菌と白癬菌が好む環境は高温多湿です。
そのため水虫と足の臭いは併発することが多いとも言われています。
水虫が直接の足の臭いの原因になるわけではありませんが、水虫が足に出来ているという事は同じような環境を好む皮膚常在菌が繁殖している可能性が高くなります。
足の臭いを改善したい場合は、同時に水虫を治療するのもことが大切です。
♦糖尿病
足から独特の甘酸っぱい匂いがしたら糖尿病を疑ってみるのも大切です。
糖尿病は体内のインスリンが不足していることが原因で起こり、インスリンが不足すると食事で摂取した糖分を分解できなくなりエネルギーにすることが出来なくなってしまいます。
そのため、エネルギー不足になった体は脂肪を分解してエネルギーに変えようとし、脂肪を分解する時に生まれるのが「ケトン体」という物質。
この「ケトン体」が甘酸っぱい匂いの原因です。
糖尿病は初期症状などがほとんどなく、合併症も併発する怖い病気です。
もし足から甘酸っぱい匂いがしたら糖尿病を疑って病院を受診してみてください。
足の臭いが改善されない人は、この3つの病気に当てはまる症状がないか確認してみてください。
「足の臭いで病院なんて」と思う人もいるかもしれませんが、糖尿病のように重大な病気が原因かもしれませんよ!
もし当てはまるようなことがあったら病院で受診してみましょう。
4.足の臭いは何科を受診したらいい?
迷ったり分からなかったらら内科!水虫なら皮膚科ですよ!!
足の臭いで病院を受診するにも、何科にいったらいいかわかりませんよね。
また症状によっても多少は変わってきますが、まずは内科で相談しましょう。
症状の内容によって診療科を紹介してくれると思います。
また糖尿病が疑われるような甘酸っぱい匂いがする場合は内科でOK
多汗症や水虫の可能性がある場合は皮膚科を受診するのもおすすめ。
また多汗症の場合は多汗症専門外来、発汗異常外来などの診療科もあるのでそちらに受診するのもありですよ!
まず皮膚科を受診してみて診断してもらい、何科を受診するべきか紹介してもらうのもおすすめです。
洗っても足が臭い!もしや病気が原因!?何科を受診したらいいの? のまとめ
- 1. 足が臭いのは雑菌が原因!
- 2. 洗っても清潔にしても改善されない足の臭いは病気が原因かも!
- 3. 足の臭いが原因の病気は多汗症や水虫、糖尿病の可能性があり!
- 4. 病院を受診する場合は皮膚科か内科を受診しよう!
ライター後記
足の臭いが改善されなかったり、足が臭くなった人は「病気が関係しているかも」と疑ってみましょう。まずは清潔にするなど足のケアをして、それでも改善されない場合は皮膚科や内科を受診して相談してみてください。もしかしたら糖尿病などの可能性もあります。
甘酸っぱい匂いが足からする場合は早めに病院を受診して下さい。
病院を受診して足の臭いの原因を突き止め、悩ましい足の臭いが改善させましょう!
足が臭い原因
この記事を書いた人
足の臭いが洗ってもケアしても改善されない場合は、病気の可能性もあるので病院を受診してみよう!
chimero
2児のママで、ファッションや美容関係に興味津々です! 私自身も、素敵なママ&素敵な奥さんを目指しておりますので、みなさんのお悩みに役立つような記事を、たくさん書いていきたいと思っています!