“化粧水の付け方”次第で、スキンケア効果に大きく差が出ることはご存じですか? 自信に満ちた“女性も羨むメンズ肌”を実現する重要アイテムのひとつが“化粧水”です。今回は「手のひら派」と「コットン派」に意見が分かれている、「化粧水の正しいつけ方」について詳しく解説します。※2019/1/12更新
化粧水の付け方! 肌にイイのは「コットン」or「手のひら」一体どっち?
1. スキンケアは「手のひら(ハンドプレス)」と「コットン」、どっちが肌にイイ?
色々な意見があって迷っちゃう!?
今や男性も化粧水を使うのが当たり前になっていますね。
美容男子であるならなおのことです。
では、その化粧水の付け方ですが、手のひらとコットン、あなたはどちらで付けていますか?
ネットでもリアルでも、巷では「手のひらに決まっている!」「いやいやコットンだろ!」と意見が分かれていますが、双方の言い分に説得力があります。
果たして正解はどちらなのでしょうか?
それぞれのメリット&デメリットを比較しながら検証していきましょう。
2.「手のひら(ハンドプレス)派」のメリット&デメリット
敏感肌の人は手のひらのほうが安心?
■「手のひら派」の主張
まずは「手のひら派」の主張として、そのメリットとデメリットをピックアップしていきましょう。
☆ メリット
・化粧水を手のひらで温めてから使うことで、肌なじみが良く浸透しやすい
・直接毎日触ることで、肌のコンディションを確認しやすくトラブルを発見しやすい
・デリケートになる季節の変わり目も、刺激が少なく肌に負担がかからない
・手のひらで肌を包み込むと、リラックス効果がある
・重ね付けしやすく、細部に渡って塗りやすい
・肌が敏感な人は、肌への接触の強度が調整しやすい手のひらが安心
☆ デメリット
・化粧水が、手からこぼれやすい。
・手を清潔にしていないと、手についた細菌が、肌に付着するケースもある
・ついつい、付け過ぎてしまうことも…
3.「コットン派」のメリット&デメリット
コットンが余分な皮脂や汗を吸い取ってくれる?
■「コットン派」の主張
次は、コットン派の主張によるメリット&デメリットです。
☆ メリット
・手のひらとは違って、化粧水をムラなく均一に肌に浸透させることができる
・コットンでパッティングすることで、肌の温度が下がり、水分の蒸発を防げる
・コットンが余分な皮脂や汗を吸い取ってくれる
☆ デメリット
・ニキビやアトピーなど、肌がデリケートな人は、コットンによって肌を傷つけやすい
・コットンのケバが表面に残ると、その後に肌トラブルの原因になりやすい
・パッティングのし過ぎが、コットンならではの吸収力で、かえって水分を奪ってしまうことも
正しい洗顔についてはコチラの記事をチェックしてください!
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【参考記事】『化粧水BULK HOMMEスターターキット体験レポート!』
4. どちらの言い分にも一理あり! Q&Aで疑問に答えます!
肌に良いのはどっち?
では、どんな肌のタイプの人に、どちらの付け方が良いのでしょうか?
正しい化粧水の付け方をQ&A方式で見ていきましょう。
■「手のひら派」の正しい化粧水の付け方 Q&A
Q:どんな肌質が向いているの?
A:オイリー肌、混合肌、乾燥肌、敏感肌、アトピーやニキビに悩むトラブル肌など、全方位的に大丈夫です
Q:気をつけるポイントは?
A:よく手を洗うのが大前提です。
洗顔後すぐに手のひらに100円玉くらいの量を取り、軽く両手を合わせて、手のひらになじませながら、顔を優しく包みます。
これを3回程繰り返し行います。
おでこや、あご、小鼻のわきも忘れずに付けてください。
とにかく“優しく”が基本です。男らしくパーンッと音を立てて付けるのは避けましょう…。
■「コットン派」の正しい化粧水の付け方 Q&A
Q:どんな肌質が向いているの?
A:普通肌、オイリー肌、混合肌向きの方に向いています。ただ、肌トラブルを抱えている方はオススメできないかもしれません…。
Q:気をつけるポイントは?
A:「手のひら」と同様に、「コットン」の場合も、事前に手をよく洗うのが大前提です。
洗顔後すぐ、コットンにたっぷりの化粧水を付けます。
コットンの乾いている部分が肌の負担になるので、表面に化粧水をまんべんなく染み込ませます。
次に顔全体を優しくパッティング。全体をパッティングしたら、もう一度新しいコットンで、それを繰り返します。
Q:コットンに残った水分がもったいないような気がしますが…?
A:顔全体をパッティングしたコットンに残っている水分はもはや、皮脂や汗です。ここは迷わず捨ててしまいましょう。
5. 結論! 用途によって使い分けるのが大事!
肌が弱い方は、手のひらによるハンドプレスのほうが、肌への刺激が少なくて済むので、今までコットン派だった敏感肌の方は、一度手のひらでのパッティングに変えてみるのもよいかもしれません。
また自分の肌の状態の変化に気づきやすくなるのもいいことですね。
とは言え、コットンならではの、顔全体へ均一に付けることができる利点も捨てがたいのは確か。
そもそも化粧水の正しい付け方とは、一度に多くを付けるのではなく、少量ずつ繰り返しながら、肌に浸透させていくのが正解です。
結論としては…
「肌の状態やその用途に合わせて、手のひらとコットンを使い分ける」
…というのが、今回のテーマの落としどころでしょうか。
いずれにおいても、肌にダメージを与えないパッティングを心がけてくださいね!
化粧水の付け方! 肌にイイのは「コットン」or「手のひら」一体どっち? のまとめ
- 1. 肌が敏感な人は、手のひらで付けるのが安心
- 2. 手のひら派」も「コットン派」も、とにかく“優しいパッティング”が基本
- 3. そのときの肌の状態や目的によって、手のひらとコットンを使い分けよう
この記事を書いた人
つけ方ひとつで肌が変わるなんて、今日から美肌かも!
くがさわ
保湿命のアラサーライターです。どんなにマイナーな化粧水だって、肌に良いとわかったら試さずにはいられない保湿マニアです。お肌の潤いは心の潤い! 今日も美味しそうな肌を目指します。
