ふいに何かに引っかかった時に「痛っ!?」と気づく〝ささくれ〟。「ほっとけばよくない?」「ちぎっちゃえば大丈夫!」ではないんです。ガサガサのささくれだった手よりも、スベスベの手がいいのは男性も女性も同じ。「小さいことは気にしない!」じゃダメです。そこで今回は、小さいけどやっかいな“ささくれ”について、なぜ出来るのか?どうすればいいのか?をお教えします。
〝ささくれ〟の原因とケア方法
1.そもそも〝ささくれ〟って何?
親不孝だから出来るなんて聞いたことありますよね☆
いつの間にか出来てしまっている〝ささくれ〟。
衣類などの繊維に引っかかって、地味に「痛っ!」ってなっちゃいますよね…。この小さな厄介モノですが、「ささくれが出来ると親不孝」って聞いたことありませんか?「いやいや、何でだよ!?」って言いたくもなりますが、どうやら古い言い伝えの様なものらしいです。
・親の言う事も聞かず、不摂生ばかりしていると(夜遊びや朝寝坊、適当な食事等)栄養が偏り“ささくれ”が出来る。=親不孝
・親の手伝いをきちんとしていると、指先も自然とよく使うので“ささくれ”が出来ない。=ささくれが出来るのは、手伝いをしていない証拠。
等、他にも諸説色々ありますが…上記2つがよく言われている様です。
う~ん、なるほど…。って感じでしょうか?そして、“ささくれ”は“さかむけ”とも言われます。これは関東と関西で呼び方が違うだけで、どちらも同じ事ですよ~。
2.何故出来るのか!?〝ささくれ〟の原因
まずは原因を知るところから!!
いつの間にか指先にできている、〝ささくれ〟ですが…ちゃんと原因があるのです。大きく分けて4つの原因を紹介します。
①家事等によるもの
洗い物等でお湯を使ったりする事で温度差が生じ、指先が乾燥してしまいます。
また、洗剤に含まれている成分や薬剤も、手先に必要な油分を一緒に洗い流してしまうため手荒れや乾燥の原因に。
②栄養不足によるもの
指先の皮膚はカルシウムやタンパク質等で出来ているため、偏食気味だと皮膚の潤いが保てなくなり“ささくれ”も出来やすくなってしまうのです。
③デスクワークによるもの
パソコン等の長時間の作業は指先に負担がかかるだけでなく、乾燥をも引き起こしてしまいます。
これは今や、パソコンだけに限らず、スマホをよく使う現代人にとっては、切り離せない原因ですね。
④ネイルケアによるもの
リムーバーに含まれる成分が、油分も奪ってしまう作用があります。そして、ネイルをよくする人は甘皮の処理も一緒にされる方が多いですよね。ですが甘皮には爪を刺激から守ったり、乾燥を防いでくれる役割があるんです。ですから、ネイルケアとはいえ、やり過ぎには注意が必要ですよ~。
その他にも、衣類などを扱い指先を使うアパレル店員さん、もちろん銀行員の窓口など要因は様々ですが、全部〝乾燥〟に繋がってますよね? やはり顔だけじゃなくて、手にもしっかり潤いを与えてあげることが大切なのです。
3.ささくれが出来た時の正しいケアは?
ささくれが出来てしまっても男らしく処理しないこと!!
ともあれ、「出来てしまった〝ささくれ〟をどうすればいいのか?」ですよね。ケアの方法としては3つをレクチャー!!
1.ささくれはカットする
「ピッ」とちぎってしまったりする人もいると思いますが、それは絶対にダメです!きちっと眉毛用等の先の尖ったハサミでカットしましょう。この時、出来るだけ根元から切るのがポイントです。
2.保湿をしっかり
何と言っても、〝ささくれ〟の主な原因は乾燥です。ですから、しっかりクリーム等で保湿してあげるのが大切です。
3.絆創膏で保護
傷口からの菌の侵入を防ぐために、絆創膏で保護しておくと安心ですよ。「水仕事ですぐはがれるし…」「細かい作業をするのに邪魔」等、あまり絆創膏を貼るのは好きじゃない…と言う方は、液体タイプの絆創膏がオススメです♪
4.今からでも出来る!ささくれ予防
意識高い系と笑われても、人生は確実に豊かなモノになる
ささくれの予防法としては、ズバリ「保湿」と「バランスのよい食事」です。
「何か面倒臭そう…」と思っていませんか?原因は色々ありましたが、一言で簡単に言ってしまえば〝乾燥〟。
ですから、乾燥させないように、こまめにクリームを塗るのがポイントです。
そして、「ハンドクリームはベタベタするから、何か嫌…」と言う方には、爪周り専用のキューティクルオイルと言うアイテムもあるんですよ~。
こちらだと、手軽に指先の乾燥を防ぐ事が出来ちゃいます。
そして、バランスのよい食事ですが…。
男性の皆様はこちらの方が面倒!と言う方も多いんじゃないでしょうか?「食生活の乱れ」は、病気だけでなく〝ささくれ〟まで作ってしますのです。
ビタミンA・E、タンパク質を多く含む食べ物が、皮膚を健康に保ち、血管の老化を予防してくれたりと、〝ささくれ予防〟に必要な栄養素になります。食事に関しては、好みや生活スタイルなんかによって様々ですが、〝ささくれ予防〟にと始めた食生活の見直しが、いつの間にか健康維持に一役かってくれる事になるかもしれませんよ!?
ファーストフードや洋食、中華など美味しい食べ物は沢山ありますよね。その中でも〝和食〟は高タンパク低カロリーの物も多く優れものなんです! 意識して3食のうち、1食でも和食を取り入れてみて下さい。バランスのとれた和食が、ささくれ予防の救世主となってくれるはずです!
ささくれ予防にお役だち!アイテム紹介
“さかむけ”や“ひび”等の傷口を液体で保護

サカムケア
ハンドケア/ささくれ/手荒れ
メーカー:小林製薬
918円(税込)
容量:10g
ハケが付いていて塗りやすく、ささくれやあかぎれ等の傷口を液体が固まりしっかり保護をしてくれます。
透明なので、目立ちにくいのもいいですよね。「絆創膏を貼るのが嫌…」「水仕事が多い」そんな方にもオススメです。
パッドがないから指先にもしっかりフィット

あかぎれ保護バン(指先用)
ハンドケア/ささくれ/手荒れ
メーカー:NICHIBAN
380円(税別)
容量:10枚入り
荒れた指先を保護してくれる、パッドのない絆創膏です。フィット感もよく、ムレにくい絆創膏。色も目立ちにくい色なので、貼っていてもそこまで気になりません。また、粘着剤にビタミンEも配合されているので乾燥しがちなお肌には嬉しいですよね。そして、水仕事をしていてもはがれにくい点も◎
男性にもオススメのネイルケアアイテム!

skinnail(スキンネイル)
ハンドケア/ネイルケア/手荒れ/モテ/ささくれ
メーカー:PS collection
1,080円(税込)
容量:10ml
PLAZAからのオリジナルブランドコスメ!こちらは4種類ありますが、価格はどれも同じです。お肌のお手入れをする様に“爪にもお手入れの習慣を”と言うコンセプトから生まれたネイルケア商品。今は男性でもネイルを楽しむ方が増えてますよね?やはりネイルカラーをする方は、 お手入れも大切です。そして、こちらの商品は全て保湿成分も配合されているため、乾燥対策にもバッチリなんです!プッシャーペンタイプもありますし、価格もお手頃なので手軽に予防&ケアに使用してみて!
〝ささくれ〟の原因とケア方法
- 1.ささくれの主な原因は〝乾燥〟!
- 2.〝保湿〟と〝バランスのとれた食事〟でささくれ予防を。
- 3.ささくれケアアイテムは意外と豊富!!自分に合ったモノでしっかりケアを!
3leaf
ささくれみたいな小さいモノのケアが出来てこそ、ステキな男性への第一歩!?
3姉妹のママライターです。子育ての傍ら、スマホ片手にライティングさせて頂いております。美魔女ならではの知識で、美容に迷える男性たちを目覚めさせます(笑)