イマドキ男子は中性的な顔を求める傾向からか、カラコンをする割合もここ数年でグッと増えてきています。ですが…実はコレ、かなり女子ウケは悪いことが判明。化粧水などのスキンケアや身だしなみのネイルケアは良くてもなんでカラコンはダメ!?今回はカラコンの危険性にも触れつつその理由を掘っていきたいと思います※2019/1/15更新
カラコン男子の女子ウケは極めて悪い!?
「カラコンしてる男」、好きか嫌いかを調査したところ、7割以上の女子が「嫌い・不快」と回答(「美容男子」女子部調べ)。安物を使い続けると失明の恐れがあるとされるカラコン。リスクありなのに、メリット少な!「黒目がテカイほうがいいのは女だけ」「カラコンしてるヤツってたいてい服がださい」「ビジュアル系? きもい」など、手厳しい意見が本当に多かったです。オシャレとして使う場合は、個人輸入の海外製商品には絶対に手を出さないほうがいいですよ。
カラコンは目力があがる・手軽に雰囲気イケメン&イメージチェンジ
色んな用途で人気のカラーコンタクトレンズですが、自分の目に合わない、認可の下りていない粗悪品を使う事が失明のリスクにつながる、と言う事を頭の隅に置いておいた方が良いのではないでしょうか。
カラーコンタクトレンズを選ぶ際、この3つは守ったほうが良い3か条を臨床眼科医のトーマス氏は注意喚起しています。
①処方箋が必要な、厚生労働省(もしくはFDA)承認の製品を販売する小売業者から購入する。
②医師から有効な処方箋を取得する。自分の眼球の形、角度、サイズなどきちんと把握し自分の目に合ったものを選ぶ。
③赤み、涙目、痛み、または不快感を感じた場合は、すぐに医師の診察を受ける。
カラコンは扱い方次第では失明します!
検索してもらえればすぐに彼の重篤な症状が見られますがグロ注意です!
米国サウスカロライナ州に住むジュリアン・ハムリンさん、23歳。
ファッションに敏感な彼はいつも服装に気を使い、カラーコンタクトを着眼していました。
彼が購入していたのはガソリンスタンドの売店で売っている$15(約1,600円)ほどの安いカラーコンタクトレンズ。
衛生には気を使って1か月に1度はレンズを買いなおしていたそうです。
しかし、ある日の朝、ジュリアンさんは左目の異変に気がつき病院へ診察へ行きました。
そこで医師に言われたのは”結膜炎”
それから僅か数日後、彼は左目に深刻な角膜潰瘍を発症し入院に…。
さらにジュリアンさんは後に眼圧緑内障を発症。
過去数年間に渡り、7回に及ぶ角膜移植を含む15回の手術を受けることに。
その手術にかかった合計金額はなんと、$250,000(約3千万円)
「私の左目は完全にぼやけています。それは生活を大きく変えてしまいました。仕事も休まなければならない、目に圧力がかかってしまうから10キロ以上の物を持ち上げることは出来ない。そのせいで仕事も限られてしまった。」
とジュリアンさんは話します。
アメリカの臨床眼科協会の教授であるトーマス・ステインマン氏は、この件についてこう追言しています。
”現在、FDAによって承認されていない安価なカラーコンタクトレンズは海外から多く輸入されています。それらの多くは過度な刺激性の染料を用いていたり、品質の悪い、目が適切に「呼吸」するための十分な酸素を得ることが出来ない粗悪品だったりします。レンズの粗面も、ウイルスや細菌が容易に付着し、感染する原因となる摩耗を引き起こす可能性があります。”
ハロウィンの仮装でカラーコンタクトレンズを使う人が多い今の時期。
ジュリアンさんは世の中の若者にこう警告しています。
“Please do not wear these on Halloween — it might be more difficult and expensive to get a prescription, but a $10 pair isn’t worth the risk and pain,”
(お願いだから粗悪な安いコンタクトレンズをハロウィンの仮装で使わないで。多分処方箋を貰うのはお金もかかるしめんどくさいかもしれないけど、安いお金を払ってリスクと痛みを得るよりマシだよ)