口臭とは
口臭とは、口から吐き出される息が臭うことを言います。
一般的に人にとって不快な臭いがするとされています。その臭いは「魚の臭い」や「生ごみの臭い」などあらゆる比喩で表現されます。そのため、エチケットとしてケアをしたいポイントとして挙げられます。しかし、そこには病気が隠れている場合もあります。あまり長く口臭が続くようであれば病院で診てもらいましょう。
また口臭が原因でメンタル部分に影響を及ぼすこともあるので、注意が必要です。相手の口臭を指摘をすることで相手を傷つけるおそれも。さらに、相手が口臭が症状として表れる重大な病気を抱えていることもあります。むやみに口臭を指摘することは控えましょう。笑いものにするなんてもっての外です。
口臭の症状
口臭の症状は、本人や周りの人が不快に感じる息のにおいです
以下のようなふとしたときに感じます。
・普通に会話をしているとき
・寝起き
・咳をしたとき
その臭いは、生臭い魚のような臭いであったり、生ゴミのような臭い、またタバコや酒のにおいもあります。
自分ではまったく気が付いていない場合も多くあります。
人に言われて初めて自分の口臭に気が付く人もいます。その場合、精神的にも苦痛となり、臭いが原因となり対人恐怖症になったり家に引きこもったりしてしまうこともあります。
歯を磨く、マウスウォッシュを使うなど対策を行ってもにおいが消えないことがあります。
その場合は胃腸や喉、鼻に病気があることあります。
口臭の原因
口臭の原因には非常にさまざまなものがあります。主な原因を挙げます。
口内に病気があるもの
よくあげられる原因は歯周病です。歯周病は歯を支えている部分の細胞が破壊されて歯茎などが炎症を起こして化膿してしまう病気で、膿によって口が臭うことがあります。
食事によるもの
ニンニクや玉ねぎ、コーヒーなど食事による臭いです。これは一時的なものであり、対策さえきちんと行えばあまり心配することはありません。気になるときには歯磨きをする、状況が許せばガムを噛むことで解消されます。
内臓に病気を患っている
糖尿病などの内臓の病気を患っている場合にも、口臭が生じることがあります。こうした場合は病気の早期発見と治療が大切です
そのほか
タバコや酒、またストレスやホルモンの乱れなどによって口の中の息が臭う場合もあるとされています。便秘が要因となっている場合もあります。
病気に起因する口臭は、その病気の治療をおこなうことで症状が改善されます。歯磨きでも解消されない場合は食事以外の原因を疑ってみましょう。
口臭の予防/治療法
≪予防≫
歯磨きをていねいに行う
歯磨き粉を使って歯を磨いたり、マウスウォッシュなどを使うことで、食事やタバコ、酒などによる不快な臭いは少し抑えることができます。
牛乳を飲む
ニンニク料理など食事に原因がある場合には牛乳を飲むことで臭いを抑えることができます。牛乳に含まれるたんぱく質は、胃の中で膜を張って臭い成分を包み込む働きがあるので、臭いが和らぎます
病気の治療を行う
歯周病や糖尿病など、ほかの病気が原因で口臭が起こる場合には、まずその病気を治療することが大切です。
≪治療≫
口臭の治療方法は原因によって異なります。
口臭の症状が出る病気の場合、医師に相談し病気の治療に専念しましょう。
出典:https://doctors-me.com/doctor/mouth/4
記者コメント
美容男子女子部の調査によると、口臭は組み合わせで倍増することが判明。ワースト1は、タバコ&缶コーヒー。缶コーヒー独特の甘ったるい臭いとタバコの臭いが混ざるとまるで兵器。絶対ムリって答えが多数でした。その他、二日酔いの呼気&ラーメン、フルーツ系ガム&ニンニクなどもNG。これらは1分の歯磨きで臭いを半減できるので、歯周病などがなくてもこまめに歯磨きを心がけよう