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「至極」の意味や読み方って?正しい使い方や実際の例文を紹介

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ビジネスシーンなどでよく耳にする「至極」という言葉。普段何気なく使っているこの言葉、本当の意味について知っていますか?「至極でございます。」や「至極○○ではありますが、~」などは一般的に目上の人に対して使うフレーズなので、正しい使い方について知っておく必要があります。
言葉の組み合わせやシチュエーションによっては失礼にあたる場合もあるかもしれません。
また、「すごく」との言葉の意味の違いは何なのでしょうか?場面ごとにふさわしい言葉を知っておくと、ビジネスシーンで特に役に立つはずです!早速学んでいきましょう!

「至極」の意味や読み方って?正しい使い方や実際の例文を紹介

「至極」の意味や読み方って?正しい使い方や実際の例文を紹介

1.「至極(しごく)」とは?

 

「至」は「この上ない」、「極」は「これ以上ない」という意味にあたります。二つを合わせた「至極」には「これ以上なくあたりまえ」といった意味合いがあります。

 

■至極の持つ3つの意味

 

・この上ない
極限に達していることを指します。

・極めて道理に適っていること
妥当、至当に近い意味を持ちます。

・納得
状態や程度がこれ以上ないというところまで達しており、納得する様。

◆「至極」と「すごく」の違いは?

 

至極は「これ以上ない」「最上」「極めて」などの意味を持っており、一方ですごくは「程度が甚だしく、普通ではない」という意味を持っています。
至極はある状態の程度を表す際に常に最上の度合いを指す言葉であり、すごくに比べて限定的な意味合いがあります。
また、「すごく」は褒め言葉としても蔑む言葉としても使います。ただ良い、悪いというだけではない場合に合わせて用いることでその程度を強調する効果があります。至極のように最上に限定する意味合いではなく、あくまで状態の程度が甚だしいという時に使うので、何かを褒める時に使うときは至極よりも程度が低い表現になります。

 

2. 至極を使った熟語

 

至極という言葉を使った四字熟語もいくつか存在します。中には聞きなじみのないようなものもありますが、ここぞという時にに使ってみてくださいね。

 

■満悦至極

 

読み方は「まんえつしごく」。
「非常に満足しており、かつてないほどの充足感を得ること」を意味する言葉です。
類語には「天にも昇る心地」「無上の喜び」などがあり、感激する思いを表現する際に用います。

■残念至極

 

読み方は「ざんねんしごく」。
「これ以上ないほど心残りである」という意味を持ちます。類語としては「遺憾千万」「無念」などがあり、極めて残念な思いを表現する言葉です。

■大慶至極

 

読み方は「たいけいしごく」。
「この上もなくめでたいこと」という意味があり、礼儀やマナーをわきまえる上で重要な言葉です。
ビジネスシーンなどでよく用いられる「大慶至極に存じます」という言葉はこの上なくめでたいと思っている気持ちをかしこまった言い方で表現する時に用います。
文書での表現や、目上の人のお祝い事の機会に主に使われます。

 

3. 至極の使い方や例文をご紹介!

 

では実際に「至極」という言葉を含めた例文をご紹介します。誤った使い方をしてしまわないように正しい意味を把握しておきましょう。

 

■恐悦至極(きょうえつしごく)

 

「これ以上ない喜び」という意味であり、目上の相手に対して感謝の気持ちを伝える時に用いる言葉で、非常にかしこまった表現です。
類語には「ありがたき幸せ」「これ以上ない喜び」などがあります。

例)
「このような機会を与えていただき、恐悦至極の思いでございます。」
「社長直々にお褒めの言葉をかけていただき、恐悦至極に存じます。」


■至極当然(しごくとうぜん)

 

「この上なく当たり前であること」「これ以上なくもっともである」という意味があり、極めて道理にかなっていることを表現する際に用います。ビジネスシーンなどで頻繁に用いられる敬語のフレーズでもあります。
上司などの目上の人と会話だけでなく、メールでのやり取りや公式の文書などでも応用することができます。
会話では「至極当然でございます」と敬語を重ねるのはややくどい印象があるので、「至極光栄です」でOK。文書など文字に起こした場合に「~にございます」「~に存じます」などかしこまった表現を使うとオススメです。

例)
「部長が昇進されるのは至極当然でございます。」
「至極当然のことながら、念のため以下の規定をご確認ください。」


■至極光栄です

 

「これ以上ないほど名誉に思うこと」という意味があります。成果が認められた時、褒められた時、忙しい相手と面会できた時などに、目上の人に対して使う敬語になります。
「ありがとうございます」とシンプルに表現するよりも「至極光栄でございます」と伝える方がかしこまった表現になり、より感謝の気持ちを強調することができます。
また、スピーチなどの公式の場で挨拶する時にも使われることが多々あります。

例)
「○○さん(様)にお目にかかることができ、至極光栄に存じます。」
「このような賞をいただき、至極光栄でございます。」


■至極の一品

 

「突き詰めて到達点まで達した一品」という意味であり、極めて優れた商品やこれ以上ないほど素晴らしい物を指す際の表現になります。
一般的に、作品や商品などを褒める最上級の言葉にあたります。相手に伝えるというよりは、第三者や世間に向けてお勧めする際に用いることが多いとされています。

例)
「このシュークリームは本場パリのパティスリーで評価を集める至極の一品です」
「店主がこだわり抜いた至極の一品」


至極真っ当

 

「これ以上なくまともである」「これ以上なく真面目である」という意味があります。
真面目であることを強調し、信頼度の高さや至当であることを表現しています。
目上の人に対してだけでなく、世間への評価などを話す際にも使いやすい言葉です。注意すべきは「真っ当」という言葉の意味。例えば、「至極真っ当な犯罪」など真っ当でないことには使いません。

例)「私どもは至極真っ当なビジネスを企業理念としています」
  「彼が昇進したのは至極真っ当な結果だ」

 

「至極」の意味や読み方って?正しい使い方や実際の例文をご紹介!

  • 1.「至極」=「これ以上ないほど達している、極めて最上である」という意味。「すごく」に比べて限定的な意味合いを持ちます。
  • 2.「至極○○」「○○至極」など四字熟語として使う場合が多い!
  • 3. ビジネスシーンではよく使われる「至極」。目上の人に対して、正しい表現を心がけましょう。

ライター後記

学生時代にはなかなか使うことのない「至極」という言葉。社会人になり、自分の上司や目上の人などに対して、特に文書で使うことが多い言葉のように思います。
敬語にまつわるマナーは使い方を間違えると失礼になる可能性もあるので正しい表現を知っておく必要があると思いました。
また、場面ごとに合わせてその時にふさわしい言葉を選ぶセンスを磨いておくと、あらゆるシチュエーションでチャンスを掴みやすい気がしています!

 

ミウラ コト

「至極」=ビジネスシーンで活躍する言葉。意味を使い分けてセンスある話術を身につけましょう!

バンド活動に励みながら、ライター業を勉強中。美容はもちろん、グルメや恋愛にも興味あり!好奇心旺盛ガールです。

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