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足の臭いの原因が病気?何をしても取れない臭いに疑うべきこと



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寒さで足元の防寒にも余念がなくなるこの季節。とはいえ一日中歩き回ったり、暖房ガンガンなオフィスや電車内にいると「…蒸れてんな」と我ながら思うことがあるでしょう。そんな日は足の臭いがいつもよりツイキ―になるのは致し方のないことですが、毎日毎日まんべんなく足が臭う場合は、ちょっと心配かもしれません。何か病気が隠されているのでは? そんな謎に迫ります(壮大!)。※2018/12/11更新

足の臭いの原因が病気?何をしても取れない臭いに疑うべきこと

足の臭いの原因が病気?何をしても取れない臭いに疑うべきこと

1. 足の臭いの病気①ストレス

 

まず、もっとも身近に挙げられるのがこのストレス。
以前、ワキガシリーズで触れましたが、ワキガの原因となるアポクリン汗腺はワキの下を始め、乳首や陰部など限られた場所にしか存在しません。
その代わり、全身に存在している汗腺が「エクリン腺」。
一般的な汗はこのエクリン腺から分泌され、ほとんど臭いはありませんが、大量に汗をかいたままにしておくと皮膚の常在菌に分解され、嫌な臭いを発します。

で、足の裏にはそのエクリン腺があるのですが、もともと汗をかきやすく、背中の5〜10倍もの汗腺があると言われているのです。
そのため、長いこと靴を履きっぱなしだと蒸れ蒸れ、プンプンになるのですが、ただでさえ汗をかきやすい足の裏が、さらに汗をかいてしまう原因の1つとして考えられるのがストレスです。

よく緊張すると「手に汗握る」といいますが、同様に足の裏にもびっしょり汗をかいているのです。
ただでさえ、1日にコップ一杯分の汗をかくといわれている足の裏。ストレスフルな日々を送ればその汗の量はさらに増えてしまうでしょう。いつもより足が臭うなと思ったら、心身ともに疲れてやいないか、ちょっと振り返ったほうがいいかもしれません!

 

 

2. 足の臭いの病気②水虫

 

もうひとつ、足の臭いと関連づけられるのが水虫です。
水虫は白癬菌という菌(カビ)への感染によって起こります。
白癬菌自体は無臭ですが、高温多湿な状態で活発化し、水虫を発症。
つまり水虫になっているという時点で、足は高温多湿で蒸れ蒸れな状態ということになり、いわんや臭いということになるのです。
そして、水虫菌が活発になり皮膚が荒れると抵抗力がなくなって、そこから雑菌が入り込み、やっぱり臭い、ということになるのです。

 

“特に気をつけたいのが、なかなか目が届かない指と指の間です。
この間にできる水虫を「指間びらん性水虫」と呼びますが、強烈なニオイを発生させる原因となりますから要注意です。”

出典:足臭い

 

3. 足の臭いの病気③多汗症

 

①と若干リンクしますが、多汗症の人の場合も、汗をたくさんかきすぎるために結果として足が臭いやすくなります。
多汗症って何さ、というと「何もしていないのにたくさんの汗が出てしまう」状態のこと。
たくさん運動をしてたくさん汗をかいたり、暑いときに体温調節のために汗をかくのは自然なことですが、そうした条件がないのにやたら汗をかいてしまうことを指すと思っていただければいいでしょう。

全身から汗がでる全身性多汗症と、特定の部分で汗が増える局所的多汗症があり、それぞれ、特に原因のない「原発性」と、感染症や内分泌代謝異常など何かしらの原因があって起こるものがあります。
このうち、原発性局所的多汗症では、手のひらやワキ、そして、足の裏から大量に汗をかくことが多いとされています。

多汗症は治療が可能なので、心配な場合は病院で相談してみると良いでしょう。

 

 

4. 足の臭いの病気④内臓疾患や糖尿病

 

そして、もっとも心配なのがこちらです。
内臓疾患、とえらく広い書き方になりましたが、要は内臓のどこかに異常が起きることで免疫力が下がり、細菌などに感染しやすくなるということ。
当然足の裏も細菌に感染しやすくなり、臭いがきつくなるということです。

また、糖尿病も同様で、抵抗力が弱まることで感染しやすくなってしまいます。
足に関して言えば、代表格は水虫への感染。
糖尿病は進行すると、手足など末端の壊疽という恐ろしい合併症を起こしかねませんが、その序章として皮膚のターンオーバーが過剰になり、いつまでたっても皮膚が固まらず柔らかすぎる状態が続きます。
それが雑菌をより繁殖させやすくするという負のサイクルを起こすのです。

ただしこれらの病気が潜んでいる場合は、足だけでなく体臭や口臭もきつくなることが多いようです。
その他、糖尿病なら血糖値など、ふだんの健康診断からわかることも多いので、検診の結果はきちんと把握しつつ、自分の足の臭いが何によって発生しているのかを考えていきましょう。

 

 

5. 病気じゃないのに足が臭い

 

最後に、これといった病気はないけれど、やっぱり俺の足は臭いというあなた。
それは靴や靴下に原因があるのかもしれません。

毎週週末に上履きを洗っていた子供時代とは違い、靴を頻繁に水洗いするという人は少ないもの。
まして革靴を連日履きっぱなしともなれば、雑菌が繁殖しまくりまくりスティ。

このサイトの読者にそんな不埒な輩はいないと信じたいものですが、同じ靴下を続けて履く、なんていうのはもちろん論外。
いいですか、足の裏は1日コップ一杯分の汗をかくのです。
それをしっかり吸収し、雑菌の温床となっている靴下を翌日も履くなんて自殺行為以外のナニモノでもありません。

靴下は毎日チェンジがお約束。
特に蒸れそうな日は、替えを持って歩くぐらいのダンディズム(?)があってもよいでしょう。
靴もなるべく清潔を保ち、丸洗いできないものはせめて中をキレイに拭き取るなり、日光に当てるなりして雑菌を退治。
「怠慢」という病気が足の臭いを発生させる大きな要因であることも、心に刻みましょう!

 

足が臭いときの改善方法&治療法

 

足が臭くてどうしよう…と悩んでいるなら行動あるのみ!
自宅で改善することもあれば、病院に行き治療することもあります。
対処法はそれぞれあるので、自分の原因に合ったものを見つけてみてくださいね。

 

■ ストレスが原因の場合

 

ストレスが原因となってきている臭いの場合、ストレス解消をしていくことが改善につながります。
ストレスが溜まっていたら発散するようにして、臭いを軽減していきましょう。
臭いが気になるなら制汗剤などの使用もいいかもしれません。

そして、男性なら気になる加齢臭…。年齢には逆らえないしどうしようもない…と嘆くのはまだ早いです。加齢臭は食事の改善や生活習慣を整えることにより軽減するんです!
加齢臭の原因である活性酸素を軽減することができるのが、抗酸化作用のある食品たち。
ビタミンEやビタミンCは抗酸化作用があるので積極的に取り入れていきましょう。

食事内容の改善に加えて、足を丁寧に洗うなど清潔を保つように心がけましょう!
先ほども書いたように、靴や靴下の清潔や換気などもしっかりと行ない、臭い予防をしていくと良いです。

■ 水虫が原因の場合

 

水虫が原因の場合は病院(皮膚科)へ今すぐGO!水虫と診断されれば、適切な処方薬をもらえます。
抗真菌剤や痒み止めなど毎日塗ることで改善がみられるでしょう。
もちろんですが、薬を塗れば治るというものでもなく、足を清潔に保つことは必須条件ですよ!
足の指と指の間、爪の脇などに溜まった垢や角質も臭いの原因となるので爪ブラシなどでしっかりと落としてから、水虫のお薬を塗るようにしましょう。

あとは、長時間同じ靴や靴下を履くような習慣はあまり良くありません。例えばオフィスでは、オフィス用のスリッパを用意するなどして一日中履きっぱなしにしないような工夫を!
それに毎日同じ靴を履いているようなら、止めたほうが良いです。靴を洗って水虫の原因菌を取り除き、しっかり乾燥させたのち履くようにしましょう!

■ 多汗症が原因の場合

 

もしかしたら多汗症かも?と悩む場合も、恥ずかしがらずに皮膚科へ相談しにいくのが吉。
ずっと悩むより専門家に見てもらい、適切な治療に進みましょう!

多汗症の治療は、塩化アルミニウム配合の塗り薬が効果的!塩化アルミニウムは一時的に汗を抑えてくれるので多汗症に広く使用されています。
薬の用法用量は医師の指示を守って使うようにしましょうね!

そのほかイオントフォレーシスという微弱な電流を使った治療法や、ボトックス注射といって汗腺を刺激してしまう物質の分泌抑制をしてくれるボツリヌス菌の注射などがあります。
ちなみに、ボトックス注射は1週間ほどで効果が現れはじめ、半年ほど持続するとされているので悩みも解消できそうですね!

自宅のケアとしても、靴や靴下の清潔はもちろん、入浴時に自分の足や足の爪などしっかり汚れを落とすようにしていきましょう。

■ 内臓疾患や糖尿病が原因の場合

 

内臓疾患や糖尿病などの病気によって引き起こされる臭いは、その病気そのものの治療により臭いも改善されてくると言えます。

例えば糖尿病の汗の臭いというのは、ケトン体という物質が原因。糖尿病の人はケトン体が多くなって、血液が酸性に。吐く息からアセトン臭(腐敗した果物のような臭い)がするのも特徴的な症状です。インスリンの作用が不足すると高血糖状態になりさまざまな合併症のリスクも高まりますので、早めの治療をおすすめします!

糖尿病の治療としてはまず食事療法と運動療法の2つ。生活改善をすることにより病気を食い止めましょう!
食事は、濃い味や脂っこいものを避けたり、バランスの良い食事を心がけましょう。そして間食や加工食品など多く取る習慣があるなら、少しずつ減らしていくように。

そして運動ではウォーキングなどの有酸素運動が◎。有酸素によって筋肉への血流が増え、ブドウ糖が細胞の中に取り込まれるようになり高血糖状態が改善するんですよ。


清潔かつ規則正しい生活習慣や、運動食事などの変化により臭いも変わってくるはずです。
まずは原因の病気や症状を理解して、足の臭いに対応していきましょう!

 

西まごめ

怠慢という病気を侮るなかれ

週刊誌記者を経てフリー編集・ライター。美容男子クレオパトラ担当。





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