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香港と自己受容

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ぼくのコンプレックスのひとつは、外国です。 外国旅行へ行ったことがほとんどないことと、外国語がまったく話せないことです。

しかし、そうしたことがまさに「憧れ」というものなのかもしれませんが、 世界を旅して回りたいという気持ちはあるものの、 じっさい自発的に旅へ行ったことが人生に数えるほどしかなく、 そのほとんどは仕事の出張か友だちに誘われたことがきっかけ、という私。

憧れは憧れだから憧れであって、 本当にそうしたい、そうありたい場合、 それに対する思いを言葉にすると、もう「憧れ」とは呼ばないのかもしれない。

いわゆる「夢なんてみるモンじゃない、語るモンじゃない、叶えるものだから」というあの歌が語っていることがそれなのでしょう。

さて、先日2年ぶりの外国は香港へ行ってきました。 仕事で出かけたため、さらにはスーパータイトなスケジュールだったため、 大げさに言うと1秒も自由時間はなかったのですが、 土地の空気をぞんぶんに吸い、街を堪能できた。

香港は、これまで一度も行ってみたいと思ったことはなく、 まるで興味がなかったものの、訪れてみるとそれはもう魅力的で。

たかだか数十時間の滞在で香港を語ることはナンセンスですが、 受けた印象としては、グローバル的といいましょうかハイブランド的新品世界と、 何十年と使い込まれた日常一本! みたいな土着世界が、ハイコントラストに点在しているよう。

たとえばピカピカの世界ではスマートなクレジットカードは、 ローカルな屋台なんかではもちろん使えないわけで、 外国人である私たちはその両方をたのしめるけれど、 もしかすると土地の住人は、どちらか片側の世界のみをテリトリーとしているのではないか? などと思った。

今回ぼくはアテンド側の人間で、地元感ただよう必要最低限的ホテルにステイ。 ご足労いただいたみなさまには、外資系高級ホテルに宿泊いただいたのですが、 そこで2つの世界を体感できたこともよかった。

わがホテルはフロントが薄暗く、こちらがニコニコ接してもそのお返しのようなニコニコは期待できない。 一方の世界チェーンのホテルのフロントは広々と明るく、空間のランクを下げそうな身なりのぼくにも、笑顔で親切に接してくれた。 距離にすれば数百メートルしか離れていないながら、2つの空間は別次元。 それはそのまま、異なる次元エリアが共存する香港の縮図のようにも思えた。

短い滞在は、写真の撮影をすべくロケバスに運ばれ、 どこでもドアのようにハイからローへ、ローからハイへと異世界を行ったり来たりに終始。 そんな濃厚香港から帰国し、空港バスに揺られお台場やら東京タワーやらを眺めながら、

香港は、エネルギッシュな色気があってカッコよかったけれど、 しょうゆの匂いらしい日本の、東京の、このどこまでも行き届きまくる繊細さが誇らしい。 本音建前おもてなし営業スマイル気遣い天国地獄のココに生まれ育った自分だからこそ感じられ、表現できることがあるにちがいない。 その与えられたものを受け入れるところからはじめよう!

そんな思いが浮上し、つい数日前には平凡だった東京の街をとても魅力的で愛おしく思った。 さらには、外国が日常ではないこともそれはそれでいいのかもしれない。 と、おまけのように自己受容までできたのでありました。 なんとありがたきかな、香港出張!!

追伸。 いつかプライベートで訪ねてみたいなー、と思ったけれど、 いつか、してみたいなー、の熱量では「憧れ」どまりで現実化しないのかもしれませんねえ。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
ニュー男子 拝

 

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