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【医師監修】不倫脳って

 

 

   自分の遺伝子をできるだけたくさん残したい男性と、少しでもより良い遺伝子を残したい女性。男女それぞれの本能に従って異性と関係を持つわけですが、そのアプローチ法はおもに二つ。イギリスでの女性を対象にした研究では、一人の男性に一途な愛を貫く「純愛タイプ」と、次々に男性と関係を持つ「不倫タイプ」がおおよそ半々であることがわかりました。純愛タイプは、より良い遺伝子に出会うチャンスがなく、一人の男性の遺伝子しか残せないというデメリットがあります。一方、不倫タイプは、複数の男性とのSEXによって性感染症にかかる危険性や、パートナーとの関係が悪化するリスクが高まります。どちらのタイプになるかは、恋愛遍歴や収入、親の教育などの環境要因のほか、遺伝の影響もあるのだとか。

不倫タイプの場合、理性での抑制がきかず、感情のおもむくままに行動してしまいます。そういう人の脳内では、性欲や感情を抑えたり、精神を安定させる作用のある「セロトニン」という神経伝達物質の分泌が少ないという傾向があります。すなわち、理性で感情を抑えることができず、次々と恋に落ちやすくなるというわけです。さらに、不倫タイプの脳では、快楽をもたらす神経伝達物質「ドーパミン」が大量に分泌されています。危険と興味が隣り合わせになった状態では、道徳的にダメとわかっていても、ドーパミンによる快楽が勝って不倫に走ってしまうのです。

 成人になると、脳はほとんど変化しません。つまり、不倫タイプは生涯で何度も不倫を繰り返す可能性があるとも言えるのです。

 それでは、不倫タイプは男性と女性のどちらに多いのでしょうか?イメージ的には男性に多いような気がしますが、脳科学的には、男性も女性も変わりはないそう。女性は結婚で家庭に入れば異性に出会う機会は減りますが、男性の場合、仕事で異性に出会う機会が多いため、不倫率も高くなってしまいます。しかし、女性の社会参加が増えれば、女性の不倫率も男性並みに上がる可能性はあるでしょう。 

 

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