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編集長が行く! 聞き茶体験で見聞を広め、中身モテを目指す!

聞き茶も婚活の一環⁉ 編集長、神楽坂へGO!

なんでもありのレポ連載。そんな定義で取材していいの? と思いますが、考える間も与えられずに新連載が始まりました。第1回は、僕の地元である京都を彷彿とさせる街、神楽坂で中国茶の聞き茶体験レポ! どうぞよろしく!

 

キングダムがきっかけで、聞き茶するってレア

さて、なぜ聞き茶なのかというと、今回も例に漏れずスタッフからの指令が出たからです。大好きな漫画「キングダム」の話を夢中でしていたところ、延々と自分の趣味の話をしている男はモテないと指摘されました。「編集長、そろそろ真剣に婚活したほうがいいですよ。何十年先も一緒に居たいと思わせる、深みのある男になってください」と言われ、そのためには自分が興味がないことにもTRYすることが肝心らしい。「中国史の漫画が好きでも、中国茶には興味ないですよね? それが中国茶に詳しかったりすると、“深みのある男”感が増すんですよ」とのこと。「お茶と言えば?」と聞かれて「スタバ」と即答したら「ダメ、全然ダメ」と謎の角度から叱責され、このようなことになりました。ていうか中国史の漫画が好きなら中国茶勉強しろって、安易じゃね? と思いましたがまあいいか。ただ、独りで茶の世界に足を踏み入れるのは少し不安。夜の銀座8丁目、深夜の歌舞伎町よりも行きにくい。ということで、親友Iにも同行してもらい、編集部を出発しました。あー、なりゆきって怖い。

 

神楽坂の歴史ある街並みで、師匠に出会う

お会いした瞬間、「師匠」という言葉が頭に浮かびました。たたずまいが、師匠。ベスト・キッドのミヤギさんレベルです。ここは神楽坂のど真ん中なんですが、ふだん何にも動じない親友Iも、異国の税関で呼び止められた人みたいな顔で黙っている。これか。これが「聞き茶」の「聞く」なのか? 様子を伺う=聞くか。そうなのか?

 

コトコトとお茶を注ぐ音に謹聴

最近までこの空間でワインバーを営まれていたという竹本宏さん。副編めとき子はこの美しいスペースでよく飲んだくれていたと聞いて、親友Yは僕に軽蔑のまなざしを……。恥ずー……。そんな気持ちを察してか、竹本さんが茶葉の香りをかがせてくれました。ふわっとやわらかく、ほんのり甘い香りで、ス――っとリラックスした気分になれたのが不思議。既に「奥が深そう」と感心する僕です。

 

自分のスタイルでいい。奥深い中国茶の世界

僕「正座して、おじぎして、なんか器を回したりして飲む茶道とは違うんですね」
竹本さん「ええ。手を添える位置とか、1度に飲む量とか細かく『これがベスト』と決められている茶道より、もっともっと自由なんです」
僕「同じ茶葉で何回も煎れるんですか?」
竹本さん「香りに変化があるので、3~4煎くらいは楽しめますよ。嗅ぐ=聞く、という意味なので、聞き茶は音を聞くのではなく茶の香りを嗅ぐことなんです。ワインも香りを楽しむ飲み物なので、そこが共通していておもしろいところです」

 

気がつきゃ真剣。師匠に対峙する弟子二人

僕「中国茶の器って、小さくて花柄だったりするから女子っぽい印象があったんですが、師匠のはシンプルで素敵ですね」
竹本さん「そうなんですよ。真っ白な茶器が欲しくていろいろ探しました。真っ白でも、透かしの細工がしてあったりして、結局は柄物と同じうるさい感じのものは好きじゃなくて。日本酒の盃を代用することもあります」
僕「盃なら男が買いたくなるようなシンプルなものがありそうですもんね。そういうところも、日本の茶道より親しみ深いですね」
竹本さん「お茶を飲む器一つでも、自分の好みにかなうものが見つかるまで探すとか、好きなお茶の香りがあったらそれがなぜ好きなのか考えるとか、そういうことを楽しむことも含めて聞き茶と考えてもいいかもしれないよ」
親友Y「深いっすね」
僕「モテそうですね師匠」

 

深みのある男になるには? “男のたしなみ”の引き出しが重要

キングダムからの、聞き茶。やってみました。この体験でわかったというか、学べたのは、「気づく」ことの大切さでした。普段、僕は会議などで「目標にむかって、何をするか、そのために何が必要か、いつ動くか、いつまでやるか」ということをスタッフに確認することがありますが、プライベートでも何かをひたすら追究することって大事だと思いました。そうすると、師匠の言うように「なぜ好きなのか」を「深く考える」きっかけが生まれますから。は~っ、かっこいいわ。男のたしなみと言えるもの、引き出しを一つでも多くしていきたいです。中身モテ、目指します。

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