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【わろてんか視聴率復活】イケメン、金持ち、男気……「理想の夫」の見本市

長引くひよっこロスにより、初回こそ高視聴率をマークしたもののその後の視聴率低下が深刻化していた『わろてんか』。しかし今週から、舞台が大阪に移ったこともあり再び20%台に復活! 松坂桃李と濱田岳、二人の旬な俳優からも目が離せません。夫にするならどっち? と、視聴者たちがざわついているのです。そしてここに、高橋一生まで加わってくるのですから。

【わろてんか視聴率復活】イケメン、金持ち、男気……「理想の夫」の見本市

1. 吉本興業の創業者・吉本せいがモデル『わろてんか』

 

『わろてんか』は、お笑い王国吉本興業の創業者・吉本せいをモデルとした一代記です。
主人公・藤岡てんを演じるのは葵わかな(19)。
史実では吉本せいは米問屋の3女として生まれますが、ドラマでは京都の老舗薬問屋の長女。
早世した兄に代わり実家を継ぐつもりでしたが、子供の頃から笑いが大好き。
小さい頃に祭りで出会った旅芸人・北村藤吉(松坂桃李)に淡い恋心を抱いていますが、丁稚奉公している親戚の風太(濱田岳)はてんが好きで……というそんな感じで物語はスタートしました。

 

 

2. 松坂桃李と駆け落ち婚、やっぱりオトコは顔と金!?

 

ドラマ開始から3週間は京都が舞台でしたが、17歳に成長したてんは籐吉と再会。
売れっ子芸人になったと信じていた籐吉が、実は全然売れっ子でもないことにがっかりします。
さらに籐吉は大阪・船場の米問屋の長男。
いろんなことがハンパじゃねえか、と怒れる風太にシメられたりします。
しかし、結局てんは籐吉に恋していることに気づいちゃう。
商家の長男長女が結婚できるわけがない! とてんの父を演じる遠藤憲一からブチ切れられますが、勘当覚悟で駆け落ち婚。
籐吉もこれを機に芸の道をきっぱり諦め、大阪の米問屋を継ぐことを決意。

蔵に閉じ込められたてんに夜な夜なしのび逢いに行く籐吉は、さながらロミオとジュリエット。
そして「一生、いっしょにわろてんか」という籐吉のプロポーズのシーンでは、身長183センチの松坂桃李の長身ぶりが改めてわかり、やっぱイケメン最強と多くの女子が思ったものでした。

 

▼だがしかし、甲斐性がなさすぎて視聴者がざわつく

 

ところが、いざ大阪に帰ってみると籐吉の母・啄子は勝手に許嫁を用意。
「駆け落ちなんて不潔」と、てんは女中として下働きをさせられます。
このあたりから物語に動きがでてきて視聴率も盛り返してくるのですが、半面、籐吉の株が下落の一途。
売れない旅芸人から足を洗ったところで、家に帰れば母ちゃんの言いなり。
惚れた女を家から奪ってきたのに、その彼女が自分の家で女中扱いされてもなすすべなし。
おまけに10/25の放送では、米の仕入れを間違えて、その尻拭いをてんと許嫁にしてもらう有様です。

半面、風太は小さい頃からてんの用心棒で、常にてんの身を守っていました。
甘いものをつまみ食いするクセはあるものの、蔵に閉じ込められているてんにまんじゅうを上げたり、大阪にひとりで行ってしまったてんを助けに行ったり、いつかてんと結婚して薬問屋を継がんとドイツ語を勉強したりと涙ぐましい努力をしています。

それなのに大阪に行ってしまったてん。
イケメンとの駆け落ち、という少女漫画的展開は女性視聴者の好物でもありますが、それにしてもあまりの籐吉の不甲斐なさに、「感情移入できない」との声が日増しに強くなっているのです。

 

 

本人も「なんや、不甲斐のうて…」と言っているので自覚はあるようですが。

 

3. 高橋一生が無双?主要男子キャラのスペック比較

ここで改めて、二人の人物像を並べてみましょう。

 

●北村藤吉(松坂桃李)

 

イケメン。長身。大阪・船場の米問屋の長男(いいとこのぼっちゃん)。
学生時代から寄席に入り浸り、芸人を目指して家を出てしまう。
でも芽が出ないため、一回実家に帰っている。
それでもやっぱりまた家を出てしまい、籐吉に惚れているりりこ(広瀬アリス)に「うちが食わしたる」と言われる状態。
でも仲間をかばう優しさはある。
てんに再会して惚れる。
川に沈めると言われてもてんに会いに通い詰める勇気はある。
藤岡家から奪う形でてんと駆け落ち。
でもてんを冷遇する母に逆らいきれない。
米の仕入れできない。

●風太(濱田岳)

 

イケメン…とはいえない。長身…ともいえない。(ごめんなさい)
藤岡家の親戚だが、本人いわく「要は口減らしのための奉公や」。
子どもの頃からずっと働いている苦労人。
てんの3歳上だが、「うちの弟や」と言われている。
でもアンドレのようにてんをいつも守る。
使用人でありながら、籐吉からてんに届く手紙を父(風太にとっては主)にバレないよう、何年間も密かに渡してあげていた優しい性格。
熱血漢。籐吉がてんにしのび逢いに来たときは、こう言って籐吉に殴りかかっちゃう。

“半端モンのくせにてんを奪う気か?甲斐性もない、根性もない、大した芸もない、カス芸人のお前に、てんを守れると思うてんのか!”
(『わろてんか』17話より)


こうしてみると、それぞれに違った魅力があって(籐吉はちょっといま情けないけど…)、てんが羨ましい限りです。
さらにもう一人、高橋一生演じる伊能栞の存在も見逃せない。というか、いまのところこの人の欠点が見当たらない。

●伊能栞(高橋一生)

 

もとは親同士が決めた、てんの婚約者。
だがしかし、藤岡屋の経営が倉庫の火災によって傾きかけたことで、栞の父により破談に。
いっぽう青年実業家である栞は、縁談とは無関係に藤岡屋に投資。家の危機を救ってくれる。
籐吉を探しに大阪に来たてんが不良に絡まれたとき、たった1人で4〜5人を撃退。
蝶ネクタイ。ステッキ。
なんかハイカラな家に住んでいる。
高橋一生なので、当然イケメン。
ちょっとすかしている。


物語上では今後、てんは籐吉と結婚することが決まっているのですが、かようにタイプの違う「いい男」が交錯していくわろてんか。
女子目線なら「は〜、こんな人に好かれたい!」とひたすらうっとりするのみですが、男子であれば自分はどこを目指すべきかを参考にしてみてもいい。のかもしれません。


思えば物語序盤に千葉雄大がてんの兄役として登場しながら、まさかの早世。しかも「ナレ死」(ナレーションによってその死が知らされる)という退場の仕方でこれまたざわつきましたが、これは松坂桃李がほぼ出てこない&風太も鈴木福くんが演じている時期の「イケメン要員」だったのでしょう。

とにもかくにも、民放ドラマを上回るキャストの豪華さで知られる朝ドラ。
とくに今回は理想の夫の見本市ともいえるほど、旬な俳優がさまざまな役柄で登場していますので、チェックしないのはもったいない。
オトコは優しさ? 顔? 甲斐性? 男気?
感想を述べ合う女子や職場のお局様の声から、「結婚相手に求められているもの」が見えてくるかもしれませんよー。

 

西まごめ

濱田岳の熱さに震えながら松坂桃李に癒やされています

週刊誌記者を経てフリー編集・ライター。美容男子クレオパトラ担当。

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