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ヤマト運輸もブラック!どんどん増えるブラック企業リスト!婚活にも影響中!?

いよいよ明日は、衆議院議員選挙。自公で過半数越え!?希望失速、野党再編成など騒がれていますが、働き方改革推進している今ですらブラック企業は増える一方。そんな中、先日新たに「ブラック企業のブラックリスト」が発表されました。
このリストを見ると「誰もが知っている大手企業だから安心」というわけではない警鐘の気も…。男が結婚に求められる経済力も今では「安心して働ける会社かどうか」も判断材料になっています。今の会社…大丈夫!?何はともあれまずは選挙に行きましょう!!

【ヤマト運輸追加】どんどん増えるブラック企業リスト!婚活にも影響中!?

1. 厚生労働省のブラック企業リスト更新、計476社

 

厚生労働省は10月16日、労働基準関係法違反の疑いで送検された国内企業のリストを更新しました。
そのリストには、企業名(株式・有限限らず)、事業所名及び所在地、並びに違反内容などが都道府県別に記載されており、まさに「ブラック企業のブラックリスト」
初公開は今年5月ですが、その時点では2016年10月〜2017年3月の間に各都道府県の労働局が公表した内容を集約したものをリスト化しており、当時で334件。

違法残業がニュースになった電通や、パナソニック、旅行代理店のHISなど大企業も名を連ね、「一億総ブラック」をある意味裏付けてしまう形になりましたが、更新を重ねるごとにブラック企業は減るどころか増えていき、今回も新たに49社が追加。初公開からわずか半年足らずで、合計476社になりました。アハハハハハハハ

 

 

2. ブラックリストにヤマト運輸も追加!宅配業社多数!?

 

今回の更新で注目を集めたのは、なんといっても宅配大手のヤマトが追加されたことでしょう。
ヤマトでは先ごろ、従業員の待遇改善のためなどとして、Amazonの当日配送から撤退したことで話題になりました。
仕事柄プライム会員の私はそれまで毎日のようにヤマトのお兄さんに会っていたのに、それ以来、やってくるのは知らないおじさんに……。別にヤマト=ヤング、新しい運送会社=アダルト、というわけではなく「たまたま」なのですが、こんなふうにAmazonユーザーには「ヤマト撤退」は結構身近なニュースだったのではないでしょうか。

それでもブラック企業入りは免れなかったヤマト。
ライバルの佐川急便も「将来、独立や起業などを目指す若者が、体力のあるうちに死に物狂いで働きお金を稼ぐ場所」として局地的に有名でしたが、とにかく宅配業というのは大変な職業ということが伺えます。

そのほか、名古屋市の大宝運輸もドライバーに最長月197時間(!)の残業を課したことで、ヤマトと一緒にリストに追加されています。月197時間って、20日で割っても9.85時間。30日で割っても6.56時間。
1日は24時間ですよね? この会社だけ、50時間ぐらいあったとかじゃないですよね? 
ぶっ通しで1か月休みなく働いても毎日6時間以上の残業って、もはや計算が合わないレベルじゃね?
と、電卓を見て石川啄木が洒落にならないレベルで脳裏に浮かぶのでありました。
長時間労働のレベルじゃねえ!


ちなみに、同じ運送業のくくりでいうと引越し業者大手の「引っ越しのサカイ」が先ごろ、従業員をボッコボッコにしているところを週刊新潮にすっぱ抜かれてしまいました。

 

サカイHPより

 

いっぽうでネット上には、かつてのCMソングにかけて「暴行しまっせ、引っ越しのサカイ」と揶揄する声も多く、うわあうまいこと言っちゃった。と妙に感心してしまう。

 

3. ダンナの年収よりもブラック企業かどうかを見る女子が急増

 

しかし、ブラック企業リストといってもそれはやっぱり氷山の一角です。
総務省統計局のホームページによると、民営の事業所数はなんと554万以上。
その4割は個人事業ですが、個人事業でも従業員を雇うことは可能です。
こうした零細企業(個人事業は企業とは言わないか…)になるほどコンプライアンスも甘くなる傾向にある、と個人的には考えますので、大手企業がブラック企業リストに追加されているいま、実態はもっとひどいものなのだろうと容易に想像がつきます。
(もっとも、個人事業になると家族が従業員というケースも多いので、雇用主の父ちゃんに言いたい放題言えるケースも多いでしょうが)

そうなってくると、当然、自分の就職先がブラックかどうか、という判断も必要になってくるわけですが、とりわけ昔に比べて専業主婦志向が高まっている現代においては、婚活を控えた女子たちの間でダンナの年収よりも勤め先がブラック企業かどうかが問題視されていきます。

いまの30代オーバー〜アラ40ぐらいの「団塊ジュニア」世代は、子供時代にバブルを迎えたこともあり、教育は「男女平等」が当たり前でした。そして、それより上のアラフィフのお姉さまが、男女雇用機会均等法が施行されて初めて社会に出た世代ゆえ、根強い男女不平等と戦う背中を目の当たりにし、「私たちはオトコと同じだけ働く!」ことを目標に社会に出たのですが、肝心の「社会のワークライフバランスに関する理解」のほうが追いついておらず、「オトコと同じだけ働くということは、結婚や出産はどうするの?」的問題とで揺れ動き、結果、晩婚傾向にあったりします。もしくは、結婚してからも家庭との両立で大変とか……。


で、そんな上の世代の背中を見、しかも物心ついたときから不景気、という若い女子たちは「とっとと結婚して専業主婦になりたい」という傾向にある。ということです。
当然、相手の男性がどんな仕事に就いているかによって人生が左右されるわけですので、これだけブラック企業という概念が一般化したいま、年収と同じぐらい、「安心して働ける会社に勤めているかどうか」も結婚相手に求める重要なポイントになっているといえるでしょう。

ちなみに今年マイナビウーマンが行った「結婚したい男性の職業」アンケート結果はこんなふうでした。

 


・第1位 公務員(20.4%)
・第2位 会社員・サラリーマン(10.9%)
・第3位 医師(8.5%)
・第4位 弁護士(3.0%)
・第5位 営業職(2.0%)
・同率5位 警察官(2.0%)
・第7位 消防士(1.5%)
・第8位 教師(1.0%)
・同率8位 IT系(1.0%)
・同率8位 自営業(個人経営)(1.0%)
・同率8位 大工・土方系(1.0%)
※『マイナビウーマン』にて2017年4月にWebアンケート。有効回答数407件(22歳~39歳の交際経験のある未婚男女)”

出典:マイナビウーマン

 

4. ワークライフバランスは結婚にも影響する

 

専業主婦志向の女子が増えたとはいえ、家のことは妻に任せておけばいい、という時代でもありません。
いまや料理は男子のモテの条件とも関わってきますし、さらに家庭を持った先に育児があることを思えば、その喜びを男性が享受しないというのはきっと超絶もったいないこと。

結婚相手が専業主婦志向かどうかは別にしても、夫が長時間労働で家に帰ってこなければ家庭不和の原因になりますし、残業代未払いでは家計がたちゆきません。
そうしたシビアなことだけでなく、夫婦の大切な時間が搾取されてしまうというのは、単純に、情緒的に考えても悲しい。ただの同居人になるのは、なるべくなら避けたいものですよね。

そもそも論として、あなた自身の心身の健康のためにもワークライフバランスは大切ですが、相手が存在する「結婚」においては、その重要性がさらにマシマシ。
もちろん、仕事が楽しくて楽しくて、寝る時間ももったいない! という場合はこの限りではありませんが、それにしたって「家帰って寝るだけ、休日もなし」では、家族の絆を育むのも難しくなるでしょう。

「公私混同」というと、悪いイメージがつきまといますが、仕事と家庭というのは分けて考えられるものではありません。
幸せな結婚のためにも、自分の会社・仕事ってどうなの? と、今のうちから客観的な目を持てるようにしてみませんか?

 

 

 

西まごめ

脱・社畜!と元社畜が魂の叫び。

週刊誌記者を経てフリー編集・ライター。美容男子クレオパトラ担当。

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