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バイキング坂上忍ら不適切発言連発!男を上げるトーク力とは?

「生ホンネトークバラエティ」形式に変えてから注目度が上がっているフジテレビ『バイキング』。しかし悪い意味でも耳目を集め、最近では「放送事故」「不適切発言」などで注目されることも増えています。生放送だから面白い。でも生放送ゆえに、出しちゃいけないホンネが出てしまうことも……。皆さんもうっかり口をすべらしてはいませんか?

バイキング坂上忍ら不適切発言連発!男を上げるトーク力とは?

1. バイキングで格闘家全般を敵に回してしまった坂上忍

 

直近での不適切発言は、10月9日、MCである坂上忍が才賀紀左衛門のゲス不倫を話題にした際に発したこの言葉。

「職業格闘家ですよ。脳みそ日々殴り合いのことか、エッチなことしか考えていない」

一応説明すると、才賀紀左衛門(28)は格闘家であり、タレント・あびる優(31)の夫です。
あびる優がわからない人は、日曜お昼のTBS『アッコにおまかせ!』によく出ている人です。
昔は悪かったけど、結婚して落ち着いた、というキャラな人です。最近は夫の試合で大きな声をよく出しています。

番組では、今回のゲス不倫に加えて彼がバツイチであり、前妻との間に2人の子どもがいることも紹介。
さらに前回の離婚も、才賀紀左衛門の不倫が原因によるものと報道されていた、というくだりからのこの発言でしたが、さすがに格闘家をひとくくりにディスってしまったこの発言に他の出演者も大慌て。

IKKOは「そんなことない」とあたふたし、ブラマヨ小杉は「(脳の)円グラフ作るのヘタか!」とツッコミ。
いまや怒れる女性論客となったフィフィは大真面目に「かなり問題。格闘家はこつこつやっている」と反論しました。
しかし当の坂上忍は知らんぷり。

確かに、責められるべきは才賀個人の振る舞いであって、格闘家全員を性獣のように扱ったのはよくありません。
そんなことを言ったら、性獣と報じられた小出恵介と同じ俳優陣はどうなってしまうの…!?

そんなわけで、ネット上では「宮迫のときはあんなに甘かったのに」とブーイングが起きています。
身内や目上の人には甘く、よそ者や弱者に厳しいというキャラが定着しつつある坂上ですが、これで怒れる格闘家100人ぐらいから囲まれたらどうするんだろう。

再ブレイクし始めたときは、異様な潔癖症っぷりや異様なまでの愛犬家っぷり、そして毎年有馬記念で有り金を全部ぶっこむ異様な無頼っぷりと振り幅の大きなキャラクターに惹かれたものですが、やっぱり売れると人は変わってしまうのかしら。
「口は災いのもと」と思わずにはいられません。

 

 

2. バイキングはゲストもレギュラーもMCも不適切連発

坂上忍の発言はもはや松ちゃんと同じレベル!?

 

『バイキング』での不適切発言は、MC坂上忍に限ったことではありません。
それもこれも、「生ホンネトークバラエティ」がなせる技なのでしょうか……。

 

●大御所ゆえにタブー知らず!? 小林旭

 

今回の才賀紀左衛門問題勃発のほんの数日前の出来事ですが、「バイキング 不適切発言」といえばこちら。
超・大御所俳優である小林旭がゲスト出演したこの日では、ラスベガスで起きた銃乱射事件を報じました。
そのとき、小林旭が犯人に対して放った一言がこちらです。

「無抵抗の人間を狙ってする奴は、バカか、キ●●イ」(2017/10/5)

犯人が全面的に悪いことも、そして小林旭は単にこの事件に怒りを持って発言しただけのことも、そしてきっと昭和の時代なら許された言葉なのだろうということも想像に難くありませんが、その後榎並アナウンサーが平謝り。

実はこの言葉を使うことは法的に禁じられているわけではありません。
ただ、蔑称として使われてきたこともあり、40年ほど前からとくにマスコミなどでは使用を禁止する方向にあります。

“1974年以降一時期、精神障害者の家族らで構成される精神障害者家族会の会の一部から、家族は萎縮し、回復治療期に、テレビ・ラジオでこの語を聞いた精神障害者がショックを受けることにより、治癒を妨げる等の医学的根拠を理由に大阪の各放送局が激しい抗議を受けたことが発端となり、以降使用自粛につながった。”

出典:wikipedia

 

なお、いま確認しましたら『記者ハンドブック』(共同通信社)には「差別語、不快用語などで言い換えをするもの」という意味の✕記号がついていました。

ところで小林旭は昭和の大物俳優で、故・美空ひばりの夫でもあります。でも籍は入れていなかったので事実婚。その後元女優と結婚。今年78歳。「あさひ」じゃなくて「あきら」です。

●もはや怖いもの知らず!? 金美齢

 

金美齢さんは台湾出身の評論家。
早稲田大学の出身で、台湾が中国から独立する際はその独立運動にも参加しており、その影響で30年もの間台湾政府より入国を禁じられていました。
その後台湾も民主化が進んだことで帰国が許されるようになり、現在に至ります。
ちなみに生まれた当時、台湾は日本の統治下にあったので日本国籍でした
しかし戦争が終わったことで台湾(中国)国籍へ。そして2009年、再び日本国籍を取得しています。82歳。

という略歴からなんとなくどんなお人か想像してもらえればと思った次第ですが、彼女の発言で問題になった(とされる)のはこちらです。

「士農工商牛馬AD」(2016/7/29)

これは、ADの仕事の大変さを表現するために発したようです。
士農工商という身分制度があった時代、さらにその他に差別対象となる身分があったことを踏まえた発言です。
もはや記者ハンドブックにも載っていないので使用は控えますが、私が子どもの頃は社会の教科書で「士農工商●●、●●」ときっちり習いました。いまはどうなんだろうなあ。

という回想はともかく、この発言が現在も続く被差別問題を助長するものではないかと問題視されたのです。

余談ですが、私も駆け出しのとき所属していたプロダクションの社長に「俺たちの仕事なんてなあ、士農工商●●、●●ライターだから」と言われた経験があります。
じゃあその時どう感じたか、というと、「そうか、頑張らねばなあ」ぐらいだったもんです。
たぶん同じライターの先輩に言われた点と、未経験だった自分がこの不規則な仕事に足を踏み入れるというときだったゆえに「そのぐらい大変な仕事なんだなあ」と襟を正す作用があったかもしれませんね。
でももし今同じ言葉を、「編集者」から言われたらどうでしょうか。ブチ切れます。これは間違いなく差別です。
要はTPOが大事ってことですね。
金美齢の場合は、自身の娘がまさにADをしていてとても大変だったらしい、という話を昔話として語っていたので、ADそのものを見下していたわけではなさそうです。
ただ、この言葉のチョイス自体がまずかった、と考えられます。

ちなみに彼女は過去に別番組で、現職だったオバマ大統領のことも舌鋒鋭く批判しています。

●歯に衣着せなさすぎた? 土田晃之

 

レギュラー陣のつっちーこと土田晃之も問題発言をしています。
その発言は、当時大流行していたポケモンゴーを巡ってやるだのやらないだのの話の中で発せられた

「てめえ殺すぞ」(2016/7/29)

というもの。シンプルに口が悪いです。
友達同士ならともかく、やはりテレビで、しかもゲームをやるやらないというある意味「大したことない」話題で物騒な言葉が出てきちゃったものだから、こちらも結構ブーイングが起きました。

個人的にはつっちー、好きなんですが…
そして、毒舌も悪いことばかりではないんですが…
これが許されるのは、相手も毒舌など会話の応酬が見せ場になっているとき、なのでしょうか。
私も同僚レベルから「ポケモンゴーやらないの?」と聞いて「殺すぞ」と言われたらビビります。
ポケモンゴー、やらないけど。

●名誉に嫉妬? 最後はやっぱり坂上忍

 

芥川賞作家で、最近は料理上手なシングルファーザーとして活躍中の辻仁成が、柔道家で五輪メダリストである篠原信一とゲスト出演した際に、「芥川賞作家と五輪メダリストという豪華なゲスト」と上げつついきなり下げたのがこの発言です。

「ただ、人間的にはうんこみたいな連中なんで」(2015/2/23)

いや……下げすぎ!
その後も、当時離婚から1年も経っていなかった辻に対して、
「これじゃあ離婚するわ」
「俺はこのやり方でやってきてバツイチだよ!(※辻はバツ3)」
と言いたい放題。
その毒舌はほかのゲストにも飛び火していたため、番組終了間際に辻仁成は「ホントに失礼! 生放送に向いてないから!」と一喝する場面もありました。

 

3. 白熱したときほど気をつけよう

 

もちろん、これらはトーク番組の一端を切り取ったものです。
最近は「言葉狩り」とも言われており、全体を見ればそこまでめくじらを立てる発言ではない場合でも、結構なやり玉に上がってしまいますから。
ただ、生放送という編集がきかない場面というのは、大人のオトコが仕事や彼女の前で気の利いたことを言うべきシチュエーションと似ています。そこでうっかり「不適切発言」が出てしまうと、取り返しがつかないことになる場合も……。
そのほか、酒が入ってアツくなっているときも、人は口をすべらせがちです。

白熱するのもいいけれど、それって言っていい言葉?

脳内に、そんなツッコミ係を一人配置できるようになるといいですね。

「酒の席のことだから」と許してくれるかどうかは相手次第。
言葉は口から出た瞬間に、もう撤回することはできないのです。

最近の生放送に頻発する不適切発言から、人はその場を盛り上げようとしたときや、まさに白熱しているときほどホンネが出やすいものだということが感じ取れます。
建前ばかりのオトコでは面白みにかけますが、出てきた本音が相手を傷つけるようなものであっては元も子もありません。

中身のある会話をめざすことは、当たり障りない会話をすることとはまた別。
内容で勝負するためにも不用意な発言はしないように、ボキャブラリーを見直しておきましょう。
また、相手を見下したような態度をとるのは論外です。
とくに女性はそこらへん超敏感に察知しますのでご注意を。
気になるお相手本人に対してだけでなく、たとえば大勢の飲み会の席であなたが誰か他の人をマウントしていたり、不適切発言をしていたら、「やな感じ…」とどんどん引いていくことでしょう。

女性はそういう男性の態度を見て、「たとえ今は自分に優しくても、ある程度距離が近くなるとこの人は自分もマウントしてくるに違いない」と細胞レベルで察知するからです。

嫌いなタイプの男性として、「飲食店でお店の人に横柄な態度をとる男」が常に上位にくるのも同様の理由といえそうです。

 

 

西まごめ

正しい毒舌を目指します

週刊誌記者を経てフリー編集・ライター。美容男子クレオパトラ担当。

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