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メモリーof洗濯物

 

 

本日は晴天なり。洗濯機をまわし、洗濯物を干し、快適。そんな午後です。 洗濯物といえば、わが家ではバスタオルというものは、2度使用したら洗うことにしています。 もちろん1度使用しただけでも臭気を放っていたら代えますが、基本的には2回使います。 このルーティンがいつに始まったのかはさっぱり覚えていません。

ぼくの実家でそうしていて、それがそのまま今に至っているような気もするし、 彼の実家の習慣なのかもしれないし、 はたまた2人で暮らし始めてからなんとなくできあがったルールなのかもしれない。

さて、何度も書いていますが家に友人が2週間近く宿泊していた8月は、 いったい何日連続なのだろう? というくらいに雨がつづき、 家のあらゆるところがカビ臭く、匂いのみならずカビも生えまくりで、 たった雨つづきというそれだけのことが、 こんなにもぼくの生活や、気分を左右するものかとショックだったのですが。

その日々に友人である彼女は、ちょっと洗濯したいのだけど、といって、 少量の洗濯物を宿泊中のアトリエから運んできたのですが、 その中に、目立った汚れが見当たらないジーンズが2本含まれていて、心底驚いた。

ぼくと彼の感覚では、ジーンズなんてものはそもそも滅多に洗うものではなく、 かつ、大きさや素材の厚みなどにより相当乾きにくいアイテムという認識で、 それを下着を洗うかのように2本。 さらにはこの雨天つづきの今に洗おうという発想が衝撃だった。

しばし迷ったのち、「わが家では」とジーンズを日常洗いしないことを伝え、 この天候では生乾きのまま臭くなってしまうだろうから、 別段汚れていないのであれば洗わずに干しておいたらどうか、と提案。 彼女は、宿泊中の身の上という遠慮もあったのだろうか、それを受け入れてくれた。

先日。その彼女が東京の親類の家にいるというので、 都心で用を済ませたあとその叔父の家を訪ねた。 通された友人がかつて2年ほど住んでいたその家の離れのような貸家は、 家財道具いっさいがなくがらんとしていたが、 ベランダには8月に洗うことを拒んだうすい色のジーンズがその他の彼女の衣類と共に風に揺れていた。

実際のところはわからないけれどその光景に、 ジーンズは滅多に洗わないというぼくの価値観は彼女を侵食しなかったのだと、 ちょっとホッとして、なんだか嬉しかった。

何を今さらながら、 こんな風にぼくの偏ったあれこれをすごい頻度で放っていますが、 もちろん、これはただのぼくの考え、価値観にすぎないことをあらためて伝えさせてください。

ぼくはこう思う、そう感じる、こうではないかと考えています。が、 当然それは正解なんかではなく、いってみればちょっとした提案にすぎません。 共感してもらえたらそれはそれは嬉しいですが、 共感を得られないことがあることも知っているつもり。

もしも何を信じるかがその人の人生をつくるのだとしたら、 自分が呼吸しやすい発想をインストールしていきたいものですよね。

まるで違うことを書くつもりでパソコンをひらいたのに、 「本日は快晴」ってな言葉からなんだかポエティックな雑記になってしまった本日。 結論なんてものもないまま終わりにしますが、 洗濯物の干し方にも性格とかセンスがあらわれて面白いなあ、と、 家々の洗濯物をうっかりじっと眺めてしまう節のある私なのでございます……。

以上、本日も最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。
ニュー男子 拝

 

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