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脂肪を溶かす貼り薬が誕生!『もう運動しなくていい?』

今年もやってきた食欲の秋。痩せたい、でも食べたい。学生時代と違い、大人のオトコは食べた分だけ脂肪になると知っておく必要がある。けれど付き合い酒にデートに一人飯…と大人なぶんだけ誘惑が多いのもまた事実。そんななか、アメリカで超画期的な薬が発明されました!運動嫌いでも大食漢でも、スリムでいられる時代が来る!?

脂肪を溶かす貼り薬が誕生!『もう運動しなくていい?』

1. 脂肪が20%減少した驚きのスキンパッチ(貼り薬)!

運動も食事制限もなしでこんなダイエットが可能になる日が!?

 

米国化学会発行の学術誌、「ACS Nano」に発表された論文で明らかになったこの新技術。マウスを使った4週間の実験によって、脂肪を溶かすスキンパッチ(貼り薬)の開発に成功したといいます。
このマウスは、スキンパッチを貼った部分の脂肪が20%も減少したとのこと。

 

“論文の共同執筆者で、米コロンビア大学メディカルセンター(Columbia University Medical Center)病理・細胞生物学部のリー・チャン(Li Qiang)准教授は、「腹部のぜい肉を減らす脂肪吸引の代替手段として非侵襲性の治療が可能になるかもしれないと分かれば、間違いなく多くの人が興奮を覚えるだろう」と語った”

出典:AFPBB News

 

脂肪吸引の手術はさすがに抵抗がある……というぽっちゃり男子も、貼り薬なら「やってみようかな」と思えますよね。
4週間に渡る実験では、3日ごとに貼り薬を交換したという。毎日取り換えなくていいなら、なおさら実用化が待ち遠しいですね!

 

2. 脂肪を溶かす貼り薬!! 超極細の針からナノ粒子が浸透!

細かく小さな針は痛みを感じない!?

 

ではこの貼り薬、「どうやって脂肪を溶かしているの?」というと、なんと最先端のナノテクノロジーを搭載!
家電かよ!と言いたくなりますが、この貼り薬には直径約250ナノメートルという、とんでもなく小さいナノ粒子の中に薬の成分が入っているといいます。
小さすぎてわかんねえよ!という方、250ナノメートルとは髪の毛の400分の1ほどの細さだそうです。
髪の毛の400分の1がわかんねえよ!という方、激しく同意です。

このナノテクノロジーを使い、どうやって貼り薬にしたのか?というと、この貼り薬にも皮膚に刺さる微細な針がついているとのこと。
そこから薬が浸透していくことによって、脂肪が溶けていくのだそうです。

「針? ヤダ、痛い! 怖い!」

というあなた、先ほどの「髪の毛の400分の1」という極細さを思い出してください。
貼り薬についた針はこれよりは太いでしょうが、どのみち「わかんねえよ!」という細さであることは想像に難くありません。
また、今回のスキンパッチは指先ほどの大きさだそう。
もちろんマウス実験によるものなので、実用化の際には人間用に大きくなっているとは思いますが、それでもやっぱり、脂肪吸引手術よりは格段に敷居が低そうです。

 

“ノースカロライナ大学チャペルヒル校(University of North Carolina at Chapel Hill)とノースカロライナ州立大学(North Carolina State University)合同の医用生体工学部准教授で、スキンパッチの設計を担当したゼン・グ(Zhen Gu)氏によると、このパッチの仕組みにより、薬の成分は「全身に素早く行き渡るのではなく、持続的に」組織付近へと浸透させることができるという。”

出典:AFPBB News

 

3. 白色脂肪細胞を褐色脂肪細胞に変えよ!

 

ではなぜ、この貼り薬が脂肪を溶かすのでしょうか。
厳密には脂肪を溶かすのではなく「変化」させる作用があります。

じつは脂肪には2種類あり、一般的に我々が思い描く肥満のもととなる脂肪は「白色細胞」。他方、「褐色脂肪細胞」という脂肪細胞もあり、こちらは代謝を高め、むしろダイエットに有効だとも言われているのです。

今回開発された貼り薬は、白色脂肪細胞にアプローチし、褐色脂肪細胞へと変化させるもの。「ACS Nano」サイトには、以下のような説明がされています。

 

“This microneedle-based patch can effectively deliver browning agents to the subcutaneous adipocytes in a sustained manner and switch on the “browning” at the targeted region.(このマイクロニードルベースのパッチは、皮下の脂肪細胞へ褐色化剤を効果的かつ持続的に届け、標的領域における「褐変」スイッチを入れることができる)”

出典:ACS Nano

 

白色脂肪細胞を褐色脂肪細胞に変化させることで、エネルギーの燃焼効率を上げ、結果、肥満解消につながるというメカニズム。
肥満は見た目問題だけでなく、Ⅱ型糖尿病や心臓血管疾患やがんなどの発症リスクを上昇させるいっぽうで、現在の薬や手術といった治療法には常に副作用もつきまとうため、その副作用を最小限にするべく開発されたのが今回のスキンパッチというわけ。

実用化はまだ未定ですが、もしそうなれば辛い食事制限や運動療法も必要なくなるかも!?
いつかそんな日がくると期待しながら、少なくともいまのうちは自分でなんとかウエイトコントロールをしていきましょう。

◆褐色脂肪細胞は背中にある?説

 

全身のほとんどの脂肪は白色脂肪細胞ですが、褐色脂肪細胞もわずかながら存在しています。一説によると、「背中の肩甲骨の間に褐色脂肪細胞エリアがある」とも。
ここを刺激することで、エネルギーの代謝がよくなるとも言われているので、トライしてみてはいかがでしょう。

肩甲骨は腕をぐるぐるまわすだけでは実は動きませんので、両手を組んだ状態で両腕を頭上に真っ直ぐ上げ、大きく深呼吸してみることをオススメ。
褐色脂肪細胞の燃焼について保証はできませんが、血行がよくなることは間違いなし。とくにスマホやパソコンで猫背になってしまっている人は、コリの解消に役立ちますので、デスクワークの合間に取り入れてみましょう!

 

 

西まごめ

実用化されればメタボ需要がでるのかも?

週刊誌記者を経てフリー編集・ライター。美容男子クレオパトラ担当。

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