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スター・ウォーズ9監督交代の内情とは!? フォースに乱れか!?

今年12月にエピソード8が公開予定となっているスターウォーズ。そのシリーズ最終作品で2019年5月に公開予定だった「エピソード9」が、監督交代により同年12月20日へ公開延期になったことが発表されました。2019年って2年後だけど、今から待ちきれないファンにとっては残念なニュースです。これはフォースの乱れなのか…!?

スター・ウォーズ9監督交代の内情とは!? フォースに乱れか!?

1. スター・ウォーズ監督交代の内情はルーカスフィルムとの衝突?

 

当初、脚本と監督を務める予定だったのはコリン・トレボロウ氏。
カリフォルニア州サンフランシスコに生まれ、音楽家の父と写真家の母を持つ、芸術一家で育っています。

渋い顔立ちですが、年齢は意外と若く40歳。
第一作にしてエピソード4である「新たなる希望」が公開されたのが1977年なので、コリン氏はまだ1歳になるかならずやでした。しかし2015年に、「ジュラシックワールド」の監督&脚本を手がけており、これが大ヒット。
そこで今回、スター・ウォーズ最新作の監督として白羽の矢が立ったようですが、ジュラシックワールド制作当時から、舞台裏はなかなか荒れていたようです。

 

“「『ジュラシック・ワールド』(2015)制作時、彼は創造的なエネルギーの大部分を、自分の意見を主張することに充てていました。でも彼はスピルバーグ直々のご指名だったから、誰もクビを宣告できなかったんです。」”

出典:ORIVER cinema

 

そう、彼は、スター・ウォーズの生みの親、ジョージ・ルーカスの最大のライバルにして親友である、スピルバーグの「お気に」だったのです。しかしどうやら現場受けは悪かったそうで、スター・ウォーズの脚本作成においてもルーカスフィルム側と度々衝突していたそう。
その後、やはり彼が監督した『ザ・ブック・オブ・ヘブンリー』が大コケ。これをいいことに、監督降板が伝えられたと報じられています。

 

2. さまざまな変遷をたどる「SW」。フォースはどこへ!?

 

77年に初作が公開されて以来、スター・ウォーズはさまざまな変遷を辿っています。
中には今回の「監督交代劇」のように、あまりポジティブではないニュースも……。

 

◆今回の交代劇はルーカスフィルム側にも問題あり!?

 

いっぽう、ルーカスフィルム側の問題を指摘する声も上がっています。

“「もしもキャスリーン・ケネディのご機嫌を損ねたら、事情が何であれ、終了。追い出されます」と、まるで真の暗黒卿はルーカスフィルム内部にあるかのように語る同氏”

出典:ORIVER cinema

 

キャスリーン・ケネディ氏とは映画プロデューサーで、スター・ウォーズでは2015年のエピソード7「フォースの覚醒」を担当しています。彼女は「私こそがスターウォーズ」という信条の持ち主とも報じられ、過去にもスターウォーズの関連作において、彼女に振り回されたことで2人の監督が降板させられたと言われています。

そして今回、エピソード9の監督には、まさにこのエピソード7の監督だったJ.J.エイブラムスが返り咲き。

ロイター通信によれば、

“ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長は声明で、「フォースの覚醒でJ.J.は期待するすべてをもたらした。彼が再び戻ってきてこのトリロジーを締めくくることになり、とてもわくわくしている」と述べた。”

出典:REUTERS

 

ということで、まさに彼女がルーカスフィルムの女帝、いや暗黒卿!?
「私こそがスターウォーズ」を彷彿とさせる顛末ですが、それを言っていいのは創造主であるジョージ・ルーカス。

◆ディズニーに買収された

 

ご存じの方も多いと思いますが、ルーカスフィルムは2012年にディズニーに買収されています。
その額、なんと40億ドル!!
ジョージ・ルーカスも「子供の頃からディズニーのファン」と、買収に好意的な態度を見せていましたが、その実情は「もう新作を作る気がなくなったジョージ・ルーカス」に「スターウォーズという巨大な油田がほしいディズニー側」が「では私共が」と買い取っていった……といったところ。のよう。

そして誕生したのが、エピソード7「フォースの覚醒」です。

★これまでの監督一覧

 

・オリジナル・トリロジー(旧3部作)
エピソード4「新たなる希望」(77年公開)/監督:ジョージ・ルーカス
エピソード5「帝国の逆襲」(80年公開)/監督:アーヴィン・カーシュナー
エピソード6「ジェダイの帰還」(83年公開)/監督:リチャード・マーカンド

・プリクエル・トリロジー(新3部作)
エピソード1「ファントム・メナス」(99年公開)/監督:ジョージ・ルーカス
エピソード2「クローンの攻撃」(02年公開)/監督:ジョージ・ルーカス
エピソード3「シスの逆襲」(05年公開)/監督:ジョージ・ルーカス

*****ここで2012年、ディズニーの買収入る******

・シークエル・トリロジー(続3部作)
エピソード7「フォースの覚醒」(15年公開)/監督:J.J.エイブラムス
エピソード8「最後のジェダイ」(17年公開)/監督:ライアン・ジョンソン


もともと全9作といわれていたスターウォーズですが、創造主ジョージ・ルーカスによって、「やっぱ6作」と訂正されていることから、エピソード3の段階で彼の中では完結していたそうです。
それでもファンが多い同作を見事手にしたディズニー。商売上手です。

ちなみにエピソード5のアーヴィン・カーシュナーは、彼のキャラクター作りを気に入っていたジョージ・ルーカスが直接監督に起用。同様にリチャード・マーカンドも、自身の映画をジョージ・ルーカスに評価されたことでエピソード6の監督に起用されています。

創造主の手を離れたエピソード7は興行的にももちろん成功していますが、ジョージ・ルーカスの反応はこうでした。

“『スター・ウォーズ』産みの親であるジョージ・ルーカスは自身が製作に関わっていない『スター・ウォーズ7/フォースの覚醒』について「ファンは確実にこの作品を気に入るよ。」と語りました!しかし、自身の評価については共有したがらなかったようで、あくまでファン目線で「ファンが求めているような作品になっている」と自身の感想については発言を避けています”

出典:ciatr

 

今回の件と合わせてこれまでの経緯を見ると、ディズニー売却以降のスターウォーズは「オトナの事情」「オトナの対応」という印象が強く感じられます。
フォースはどこへ……。

◆ルークの劣化(涙)

 

個人的にもっとも哀しい変化はこちらです。
オリジナル・トリロジーで主人公のルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミル。
エピソード4公開当時の美青年ぶりはいまでもため息が出ますが、その後エピソード7に再び出演することが話題になったときは、その容貌のほうに注目が集まりました。

 

3. フォースと共にジェダイを目指せ

 

やるせなさが漂ってきますが、それでもやっぱりみんな大好きスターウォーズ。
配給とか版権とかビジネスとか興行収入とか劣化とか、ここは一旦置いておこう。
なぜなら、スターウォーズから学んだことも多いはず。

最後はオトコを上げるスターウォーズの名言でもって、来るエピソード8、からの、今回騒動となった最終作へ期待を繋げたいと思います。


・「執着は禁じられているよ。所有欲もご法度。でも無償の愛である思いやりは――ジェダイの精神なんだ。愛を抱くことは奨励されているんだよ」(アナキン・スカイウォーカー)

・「悪党? 悪党ね…いい響きだ。恐いか?震えてる。悪党だからホレたんだろ? 君の周りにいなかった」(ハン・ソロ)

・「愛してる」(レイア姫)ー「知ってたさ」(ハン・ソロ)

・「偉大な戦士? 戦争で偉大にはなれん」(ヨーダ)

最後はあえて英文ママで
・「May the force be with you.」(ジャン・ドドンナ将軍)

 

 

西まごめ

フォースと共にあれ!

週刊誌記者を経てフリー編集・ライター。美容男子クレオパトラ担当。

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