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世界一美しい猫!ラパーマ人気が来ーるー!やっぱり猫が好き

「動物たちのすごさを伝える」ことを番組テーマに掲げるTBSの『生き物にサンキュ〜!』。7月26日の放送では、世界中の動物の中からナンバー1イケメンを選ぶ(なんじゃそらw)「イケメン動物大賞」コーナーが放送されます! イケメンと聞くと「ムムッ!?」と反応せざるを得ない美容男子編集部。しかし、番組ではさらに気になる動物をとりあげるそうです。……それは、猫! いまや空前の猫ブームですが、読者の皆さまのなかにも「猫すきー!」という方も多いのでは。今回、番組では「ラパーマ」という猫をとりあげますが、じつはこのニャーたち、世界でも珍しい猫種で「生きる宝石」とも呼ばれているんです。やっぱり猫が好き!なみなさん、要チェックです!

出典:海外の猫の生活や飼い方

世界一美しい猫!ラパーマ人気が来ーるー!やっぱり猫が好き

1. ラパーマは世界で数百頭の希少種

 

さて、耳慣れないこの猫ですが、それもそのはず、この世に誕生してからまだ35年ほどの猫種。
もともとは1982年に、アメリカのオレゴン州のチェリー農家で飼われていた猫から生まれました。
そう。ラパーマは突然変異で誕生したのです。

 

◆ラパーマは文字通りふわふわパーマ。でも元は薄毛(笑)!

 

その名の由来は、「パーマ」が表している通り、ふわふわとした首元の被毛(コート)。
その優雅さによって愛猫家たちから人気を博していますが、実は生まれたときは毛がなかったそうです。

突然変異で生まれたその最初の1頭目は、他の5頭のきょうだい猫たちとともに母猫から生まれたとき、ほとんど毛のない……薄毛というよりは無毛の状態で生まれてきたというのです。

しかしその後、生後2ヶ月あたりから毛が生えはじめ、くるんくるんの毛に覆われるようになったといいます。
飼い主はこの猫を「カーリー」と名付けたそうですが、ラパーマ同様、こちらも見た目そのまんま(笑)。
それだけ際立って美しい毛並みだったのでしょう。

◆かわいいだけじゃなく、おりこうさん

 

こうして偶然生まれたラパーマの第一号・カーリーですが、その後、カーリーから生まれた子たちもみんなカーリー同様、カーリーヘアでした(ややこしい)。
そう、ラパーマは優性遺伝だったのです。

やがて近隣のブリーダーたちから注目を集めるようになり、その評判はキャットショーなどにも届くように。


そして、「ラパーマ」という名前がつけられ、1995年に世界最大の猫の血統登録協会TICAに。2000年には世界最大の愛猫協会CFAに、新種として正式に認められることになったのです。

そんな猫界の新星・ラパーマですが、その巻き毛は本当にふわふわでゴージャス。
モフモフモフモフしたい人にはうってつけの猫種です。
しかも性格も、一般的には好奇心旺盛だけれども穏やかで、犬のような一面もあり、家族への愛情も深いと言われています。

猫好きには、気分屋なところに魅力を感じている方も多いでしょうが、ラパーマの愛くるしさも癒やされますよ〜。
見た目も性格もかわいいって、お前、無双か!
と猫に対してつっこみたくなる私です。


でも、生まれたての無毛ぶりは、ちょっと笑ってしまうほど。
日本のペットショップは「子猫のかわいいうちに売ってナンボ」という側面があるので、もしかしたらそれがラパーマがまだそれほど知られていない原因のひとつなのかもしれません。
しかし、大きくなるにつれてふわふわとした巻き毛にくるまれ、ゴージャスになっていく様はまるで「プリティ・ウーマン」!?
いやいや「みにくいあひるの子」?

大人の魅力に溢れながらも、やっぱりかわいいラパーマにメロメロになる人が、続出しています。

 

2. 人気のスコティッシュフォールドの「折れ耳」には問題が…(涙)

 

いっぽう、人気の猫種ランキング上位に必ず上ってくるニャーの中に、スコティッシュフォールドもいます。
こちらも独特の折れ耳が可愛らしく、「癒し系猫」の代表格ですよね。

 

“アニコム損害保険の調査では、2017年まで9年連続で人気1位の猫種となっている。”

出典:TAHOO!ニュース

 

スコティッシュと聞けばこの「折れ耳」をイメージする人が多数かと思いますが、実はもうひとつ、「立ち耳」タイプも存在します。
しかし、その見た目の可愛らしさから、ペットショップなどでは「折れ耳」ばかりが販売されているのです。

でも……ご存じでしょうか。
スコティッシュのこの折れ耳は、「耳の骨の奇形」。
骨軟骨形成不全症といわれる病気の症状のひとつです。痛みに苦しみ、足をひきずって歩くようになることもある、治療困難な病気なのです。

にも関わらず、「売れるから」という理由でペットショップや関連業者が折れ耳ばかりを繁殖させることは、動物愛護法に抵触すると、最近問題にもなっています。

“販売業者は(中略)遺伝性疾患等の問題を生じさせるおそれのある組合せによって繁殖をさせないこと”

出典:動物愛護法内「動物取扱業者が遵守(じゅんしゅ)すべき動物の管理の方法等の細目」第5条第3項のイ

 

この細目に照らし合わせれば、本来は、折れ耳のスコティッシュフォールドは繁殖してはいけない、ということにもなるのです。

これを書いている私自身もかつては折れ耳のスコが大好きで「はーかわいい。にゃーかわいい」と、飼えない現状を慰めるためにペットショップに足繁く通っておりました。
ちなみに犬も好きなので、「はーかわいい。かわいいわーん」という独り言も吐いていた。

けれど、そもそも日本のペットショップ自体が、買い手がいるかどうかもわからない状態で無理に犬や猫に子どもを産ませ、ショーケースに並べ、かわいい盛り(子犬、子猫)を過ぎても買い手が見つからなければその子達を……という恐ろしい悪循環を繰り返していることを知ってからは、恐ろしくてかわいそうで、ペットショップに行くのをやめました。

以前、仕事で取材したとある動物愛護センターの職員の方は、こう嘆いていました。

「『クリスマスプレゼントに彼氏に犬を飼ってもらったんだけど、その彼と別れたからもういらない』とモノのようにペットを捨てに来る人が本当に少なくないんです。なんでこんなことを……」

 

3. やっぱり猫が好き! 正しく猫をかわいがってね

 

動物たちは、癒やしやモフリ(なんだそれ)をくれるかけがえのない存在です。

家族に迎えるときは、何があっても一生をみとどける覚悟が必要だといえるでしょう。

今回番組で紹介されるラパーマは、生まれたての姿が薄毛のため「子猫マンセー!」なペットショップで積極的に販売されてはおりません(現段階では)。そのため頭数が少ないのかもしれませんが、スコティッシュフォールドの現状を知るにつれ、もしかしたらかえってそのほうがいいのでは、とさえ思ってしまうこの頃です。
しかしこの先ブームになったら、無理な交配を繰り返すペットショップがたくさん出てくるかもしれません。

でも、ちょっと待って。

その子たちも同じ生命なのです。
簡単に手に入るから「便利ー」「かわいー」と手を伸ばすのではなく、個人的にはまずは保護犬や保護猫を引き取って欲しいのです。どうしても特定の猫種や犬種をお迎えしたいときは、せめてペットショップではなく、その子を「モノ」ではなく「命」として扱っているブリーダーを探しましょう。

海外では、ペットを飼いたいときはブリーダーに「次に生まれたら、私の家にお迎えさせて」と予め約束しておく、という形をとるところも少なくありません。
そうすることで、「パピーミル(子犬工場)」と言われるような、無理な繁殖を繰り返させられる親犬や親猫の苦しみは減り、生まれた子たちにとっても、きちんとお迎えしてくれる環境が整うのです。

空前のペットブームを迎えながらも、じつはペット後進国の日本。

動物を迎えるときは、家族の一員という覚悟を決して忘れないでください。


いっぽう、お迎えできない環境ならば、友人やご近所さんのペットを存分にかわいがることで、癒やしとモフリを享受しましょう。そのほか、巷にあまた溢れる写真集やグッズなども上手に活用して。
かわいい猫は見ているだけで幸せです!

 

ラパーマは写真集も出てるよ!

 

日本生まれのラパーマが、キャットショーで世界一を受賞しています。猫界のスーパーモデル!

 

 

西まごめ

モフモフモフモフ!

週刊誌記者を経てフリー編集・ライター。美容男子クレオパトラ担当。

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