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エヴァ庵野監督新会社設立!逃げちゃダメ?いいでしょ!

「新世紀エヴァンゲリオン」で知られる庵野秀明監督が社長を務める映像会社・カラーが、ドワンゴと福岡県にある専門学校と共同でアニメ・CG制作会社を福岡市に設立したことが報じられました。アニメ制作会社が東京に集中し、慢性的なアニメーター不足に陥っている現状から人材が眠る地方を拠点に選んだそうです。「シン・エヴァンゲリオン劇場版:II」の制作に同社が関わる可能性もあるとか。いまだに根強い人気を誇るエヴァンゲリオン。ファンにとっては「で、それはいつ公開されるのさ!」でしょうね。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:II」鋭意作成中との発表もあり!

1. エヴァ庵野監督の新会社名は「プロジェクトQ」


 

まずは新会社の名前から。こちらは「株式会社プロジェクトスタジオQ」というそうです。
なんでQやねん、と思ったら、そこにはちゃんと理由が。
九州のQ、Quick(高速)、Quality(品質)のQなどの意味が込められているそうです。
国民的オバケはとくに関係ありませんでした。

でもなんで九州なの? という疑問はいまのところ解決していません。
庵野監督の出身地は山口県宇部市。
東京のアニメーター不足を解消するには、もはや日本の3大都市ではダメなのでしょうか。

ではここでクイズです。日本の3大都市ってなんでしょう。

ちくたくちくたく。

答えは、東京、大阪、名古屋。

これはご存知の方も多いでしょう。

では、5大都市は?

ちくたくちくたく。

答えは、先の3大都市に福岡市と札幌市をプラスしたものというのが一般的です。

ただし、ウィキペディアには以下のような記述も。

 

“五大都市(ごだいとし)は、1943年(昭和18年)から1956年(昭和31年)までの日本において、横浜市・名古屋市・京都市・大阪市・神戸市の5市を指す場合に用いられた総称。六大都市から東京市を除いた5市にあたり、後の「政令指定都市」制度のもとになった。”

出典:Wikipedia

 

さらに話者の基準で5大都市を選ぶ場合もあるとか、いろいろややこしいのですが、話者の基準ということで今回のプロジェクトスタジオQは5大都市に設立されたということでよろしくお願いします。

ついに!?シン・エヴァが始動、「鋭意製作中です!」とのツイートが!!

 

 

2.「君の名は。」しかり、アニメ業界は右肩上がり!

7/26、DVD発売!昨年のナンバーワンヒット映画「君の名は。」

 

さてではなぜ、庵野監督は自身の会社を持ちつつも、今回の共同会社設立に至ったのでしょう。
と考えるに、冒頭でも触れた都心のアニメーター不足が上げられます。

 

“ドワンゴの川上量生会長は「アニメ制作会社が集中する東京は、慢性的な人材不足に陥っている」と指摘。”

出典:ITmediaNEWS

 

と言う通り、アニメーターのほとんどは都心に集中しており、今回のプロジェクトスタジオQの共同設立者である、福岡市の麻生専門学校グループのリリースには以下のようにあります。

“一般社団法人日本動画協会「アニメ産業レポート 2016」によると、2009年から2015年までアニメ産業市場は右肩上がりの状況で、2015年のTVアニメ制作本数は過去最高の314本など第四次アニメブームの到来と言われています。”

出典:麻生専門学校

 

さらに、アニメ制作会社も年々増加しているなか、

“そのうちの87.1%が東京に集中しており東京では慢性的な人手不足という状況のため、まだ需要の少ない九州の地を今回のプロジェクトの場として選びました。”

出典:麻生専門学校

 

ということなのだそうです。
あ、なんで九州なの? という先の疑問が解消されてしまいました。よかったね、私。

確かに「アニメーター 九州」で検索してみると、アニメーターを目指す者からの某掲示板での働ける場所は?という質問に『九州にあるアニメスタジオでは「九州アニメーション」位しか知らないですね。公式サイトを見ると、現在採用情報は無いみたいです。』

こんな感じの回答を目にしてしまいました…。あやうし九州アニメーション!

 

3.「逃げちゃダメだ」はもう古くなるかも

父さん!僕をEVAに乗せてください!!

ATフィールド展開 #新世紀エヴァンゲリオン #碇シンジ #エヴァンゲリオン #1996

優さん(@9__mxmxm__9)がシェアした投稿 –

 

さて、エヴァンゲリオンでは、碇シンジの「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」があまりにも有名ですが、今回の「超有名アニメーション監督が、超大手IT関連企業とタッグを組んで、地方の専門学校との連携とのもとアニメーション会社を設立→地方に眠る人材を探すため」、と聞くと、もはやドリームズ・カム・トゥルーのために住み慣れた我が家を離れて都会の色に染まる必要はなくなってきたのかもしれません。

ノマド、移住、ワークライフバランス、働き方改革などさまざまなワードをもってライフスタイルが怒涛のように変革しているいま。
夢を叶えるために上京し、コンクリートジャングルのなかで自分を押さえつけなければ青雲の志は抱けないというのがもはや時代遅れになっているのかも。

住み慣れた我が家の近くで夢をかなえられる日が近づいているのなら、それは歓迎すべきこと。
すでに上京している、ないしはそれに近い状況にある方も、もしも自分のアイデンティティやレーゾンデートル(存在価値)が崩壊寸前というところまで追い込まれているのなら、「逃げちゃダメだ」by碇シンジはいったん置いて、逃げ出しちゃってもいいんじゃないかと思わせてくれるニュースでした。

いや、別に「逃げていいよ」とこのニュースは何も語っていないのですが、東京だけがすべてじゃないという突破口になるんじゃないかという期待を込めて、今後のなりゆきを見守りましょう!!

都会だけがすべてじゃない、という点では、この春公開され、現在SNSで急速に拡散している鉄拳のこのパラパラマンガも泣かせます。

 

 

 

自分らしくあることが、結果として幸せをもたらしてくれるといういい話。
当サイトはUターン就職・転職を勧めるものではありませんが、故郷があるという方は夏休みに一回、地元の風に吹かれてみるのもいいかもしれませんね♫

 

エヴァ庵野監督新会社設立!逃げちゃダメ?いいでしょ!

  • 1. エヴァ庵野監督が九州に新会社設立!
  • 2. 優秀なアニメーターも地方で活躍するチャンス!!
  • 3. 活躍できるチャンスは今や都会だけに限られてはいない!

 

西まごめ

そんな私は東京生まれ(notオサレタウン)。故郷がないコンプレックスというのもあります。

週刊誌記者を経てフリー編集・ライター。美容男子クレオパトラ担当。

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