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そして初日は搬入のこと

 

 

ダメだ、暑いのか眠いのかただの無気力かわからないけどとにかくまた頭が働かない。 ほんとにぼくは、この自らのやる気みたいなものの扱いに手を焼く人生。 うまい広告コピーだなあ、と感心する”やる気スイッチ”なるものが存在し、 そのスイッチを入れてくれる塾があるのならばぼくだって通いたい。そんな41歳の夏の午後からこんにちは。

さて、これまで個展にいたるまでの話をうだうだと書き連ねてきていますが、 今日は何について書いたらいいかしら。 え、初日のことを書いたら? そうですよね。

ということで初日は、6月の1日だったのですが、 展示をさせていただくJさんは、初日はオープン前の時間に搬入、設置をするのが決まりのよう。 そして演奏者の方々のリハーサル的なものもあったりなかったりということも関係するのだろう、 かなりピンポイント、短時間での設置が求められました。

これまで大事な展示部分を人任せにしてきました個展ですが、 今回はそういうわけにはいかず、はてどうしたものか、と思っていたら、 「その日、仕事が入っていないから車もだせるし手伝うよ!」 と、わが家の大家さんから嘘みたいな申し出をいただいてしまった。

ありがたすぎるその申し出は 「いえいえ、そんなそんな」ってな定番の”お気持ちだけいただきます”的やりとりを経ず、 二つ返事といいましょうか「ほんとですか! 助かります!」と躊躇なくまるごといただき、 さらに当日は、個展への不安なんかも道中に聞いていただきながら新宿へ。

そうしてJさんの分厚い扉をひらき、二人してトンカチと釘をたずさえ、 22枚の絵を時にはいっしょに、時には手分けをして設置し、 時間ギリギリでなんとか完了させることができたのであります。

その日のことを思い返すと、もしひとりで「自立」を決め込み行おうとしていたら、 時間に間に合わせることに精一杯で、きっと、ガタガタな展示になっていただろうと震えます。

いつにも増してなんの教訓的なこともないテキストになっていますので無理やりまとめますが、 個人的な気づきとしては、 ”カレが手伝えない”という事態はアンラッキーではなかったということ、 ”自分ひとりでなんとかしないと”と頑なになることもないということ、 そんな自分をジャッジしたり、情けないなどと罰する必要はないこと、を思います。

なぜなら、搬入・設置という共同作業をしたことで、 大家Rさんとの連帯感が確実に深まりましたもの。 その後、何度もその時のことを「あの時のチームワークすごかったね!」などと 武勇伝みたいに二人でおしゃべりすることとなり、 「わたし、搬出の日も空けておくし、手伝うから!」などと 予想外の展開につながっていくこととなりましたから。

これは駄目、これは良いなどという判断は、 まったくただのごく個人的な思い込み、つまりは偏見というものなのかもしれません。 とはいえ「文化祭みたいですごく楽しかった。ありがとう!」などとお礼まで言われたのは、 Rさんのミラクルなお人柄によるものでしょうが。

以上、暑いですから熱中症には気をつけてくださいね。 というのが夏の定番文句になったのはいったいいつからだろう?  熱中症に気をつけ、それに意識をフォーカスすることが熱中症を呼び込みはしないのか。 などというブツブツとともに本日はおひらきとさせていただきます。 ご清聴ありがとうございました!
ニュー男子 拝

 

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