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悪口はじめました

 

 

今は朝の9時17分。とても眠いけど起きてしまい、 ケータイのショートメールは 「もうアップするものがなくなりました。今夜までに新しいのを送ってください」 ってな簡潔な催促文を目にしたもので、 なにも書きたいことがないままにひとまずタイピングしている私です、おはようございます。

そうして、人の目にふれる文章を書いているとは思えないほど なんの覚悟もないままにパジャマのままキーボードを叩いていますが、 さて、はて、ほんとにアップするものがないんだっけ? と、先日送ったコラムファイルをひらくと、 未アップのテキストがあった。 ぼくもゆるいけど、編集部もゆるい!! って、これ、公開文句もしくは愚痴じゃないですか。斬新。

あ。書きたいことといえば、 個展をしていると思わぬ人と会えたり、 とても久しぶりの人と再会できたりすることがあり、 いちいち嬉しいし、その巡り合わせに勝手に意味を感じたりと人生の彩りになるのですが。

とある日は、かつてのバイト仲間がきてくれ喋っていると、 せっかく新宿に来たから、 新宿で働いてる中島くん(元バイト仲間)とこの後に飲むかもと彼女はもらし、 え、なにそれ、楽しそう。行きたい。とぼくはなり、 個展後に飲みに行く運びとなりました。 しかも、バイト先の喫茶店があった東京のはずれは町田市で!

その突然の会合にさらに元バイトメイツが一人加わり、 激安イタリアンだけど刺身盛合せとかもあるし、という間口広め店で、 あの頃はああだった、どうだったと、記憶のたどりあい。

それはまるで芥川龍之介の「羅生門」のごとく、 同じ時空の話をしていても角度はそれぞれで、 4人の記憶を継ぎ合わせていけども何が正解ということもなく、 過去の話は、夢の話と大差ないなー、 ってなことをあらためて感じた夜に書きたいことはいろいろあるのですが いちばん刺激になったのは、いつものごとく「ぼくのこと」……。

当時のぼくというのは、けっこう辛辣で、斜に構えていて、 酔えば焼きそばを投げつけたりなどという暴挙をもって日頃の抑圧を吐き出すという なかなかの迷惑男子だったよう。

うっすらとは憶えていたけれど、 くっきりはっきりと言葉で聞くと記憶がどんどん蘇っていき、 あまりに過去のことなのでもはや他人事で恥ずかしくもなく、 なんだか不思議とウキウキしたのでありました。

そのウキウキとは何かと自問すると、 いつか「良くない」というレッテルを貼り押し込んだ 辛辣だったり野蛮だったりする自分と再会したから、と自答。

べつに、悪口だって愚痴だって言ってもいいのですよねえ。 というか「悪口」「愚痴」などというのは単なる言葉によるラベル。 そのようなラベルを貼るとさもそれが良くないことのように思え、 なかったことにしてしまいがちな私ですが、 あるのだから、あってよいのだ。

あるものをあると認める。 それこそがもしかすると「あるがまま」ということなのかもしれません。

ということで私、この梅雨に41歳となりまして「悪口はじめました」。 あらためまして、どうぞよろしくお願いいたします!
ニュー男子 拝

 

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