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不倫相手が妊娠したら!? 男が知っておくべき慰謝料や避けられない費用まとめ

一部で7月は不倫月間と呼ばれています。その理由は、8月期は里帰りや家族サービスなどの予定で忙しく、自由に時間が使える前月にパートナーと頻繁に会うとされているためです。会えば当然、濃密な肉体関係が考えられ、するとひとつの危惧が生まれます。そう、思いがけない不倫相手の妊娠や、それにともなう慰謝料問題。不倫をするな!とは言いませんが万が一の時に節度ある対応は最低限必要です。

不倫相手が妊娠したら!? 男が知っておくべき慰謝料や避けられない費用まとめ

1.まずは不倫相手の妊娠を確認しましょう

この確認は後回しにしない!

 

同じ秘密を共有、あるいは同じスリルを味わうことで男女は強く惹かれ合うということは心理学で証明されています。
意中の人とジェットコースターに乗ると、一歩関係が前へ進める、と語る心理学者も多いです。
不倫もそのひとつと言えるでしょう。

「真実の愛」「道徳に反する行為」、もしくは、「双方(妻と不倫相手)を愛しているがゆえの密会」「ただの自分勝手」と、捉え方は人それぞれでしょうが、何にせよ、はっきりしていることは、

不倫は道なき道を進んでいるということが言えるでしょう。


未来が見えない、あえて将来を深くは考えずに、手探りで前へ進むというものです。
ですが、そんなどこへ進むか分からない、どこを歩いているのか分からない不倫状態の中で、パッと道が開かれることがあります。目を逸らすことが許されない1本の道です。

それが不倫パートナーの妊娠です。

避けられない、避けて通ることができない、ひとつの道です。

 

▼不倫相手の妊娠の確認の仕方

 

不倫パートナーから妊娠を伝えられた場合、正直、呆然としてしまうことだと思いますが、まず、「嘘だろ」的な感情そのままの台詞は、相手によっては不快さを生むのでNGと言えます。

冷静さを心掛け、妊娠検査薬、もっと言えば産婦人科へと行く、行かせることが最善と言えます。
そして最もやってはいけないのは、「もうちょっと様子を見よう」といった現実逃避の先延ばしの判断です。
これは、あらゆる部分において苦労しか運んできません。
(苦労とは本当に妊娠していた場合の処理、あるいは自身の精神的長期負担などです)

不倫相手の彼女が「妊娠しているかも」と告げてきたのなら、すぐに真実を確かめること、これが大切です。

 

2.不倫相手の妊娠が確定。どんな問題が起こりえるのか?

お互いがどんな意識で不倫関係を始めたのか?その意識の違いも致命的に…

 

不倫相手が妊娠した場合、様々な選択が強いられます。
妻や恋人の妊娠とは違う、ある意味どうしようもない「強いリアル」を感じる選択肢です。

 

▼「中絶」

 

まずは、妊娠中絶、つまり子どもを堕ろす、酷な言い方をするのならばひとつの命を殺す、という選択です。
ですが、言い方を変えるならば、「妊娠の事実をなかったことにする」というこの行為は、パートナーがあなたを愛していれば愛しているほど同意が難しく、また、その思いが分かれば分かるほど、「中絶」という選択は難しくなります。

そしてそれは例えやむをえない選択であっても、女性の身体・精神に負担をかけることも忘れてはなりません。

中絶について細かくご説明すると、ふたつに分けられます。

○妊娠11週頃までの中絶手術→「初期中絶手術」

 麻酔下で腟(ちつ)から行われます。日帰り可能。

○妊娠12週頃から22週未満→「中期中絶手術」

 薬で陣痛を起こして実際のお産と同じように行われます。初期中絶手術に比べて体への負担が大きくなります。2,3日入院あり。
(多くの人が妊娠11週目頃までに、初期中絶手術を受けます)

初期中絶手術は、手術前に行う検査で1~2万円、手術自体で7~15万円ほどかかります。
中期中絶手術に関しては、入院費も含め、20万以上です。
分かりやすく言えば、判断が遅れれば遅れるほど、費用は増していくと考えて間違いないです。

▼「出産」

 

出産、と聞くと、連想で、「隠し子」というドラマで聞くような言葉が浮かぶと思いますが、この選択をする人は割と多いのが現状です。
後に「養育費」の項目で述べますが、考えに考えた結果の選択と言えるでしょう。
そしてある意味、一般的な家庭においての父親という立場よりも、「母(パートナー)」「子どもの人生」を切に思った決断とも言っていいでしょう。

ちなみに出産の費用ですが、

○妊婦健診→病院によって費用が異なりますが、エコー検診は健康保険がきかないため、1回4-5千円程度、特別な検査の場合は約1万円程となります。月1-2回の健診、臨月になれば週1回のペースで通うことになり、一般的な受診回数は14回ほどになります。

○各種検査代→定期的な健診以外に、任意の検査を受ける場合です。母子手帳にはこの検査を2回受けられる補助券がついていますが、それ以上検査する場合は1回、1千円~1万円前後かかります。

○入院・出産費用→安くとも30~40万円程度かかります。個室、無痛分娩を希望すればプラス10万円~20万円アップします。中には100万ほどのホテル並みのラグジュアリーな出産もあります。

▼「認知」

 

未婚で出産すると、法的には父親はいないとされます。つまり子どもの戸籍には母の名前しか記載されないということです。
この状態の回避、すなわち未婚の状態においてでも、父親であるあなたと子どもの間に法的な父子関係を作る手続が「認知」です。
役場に届出をすることで認知でき、結果、法的に出生時から自分の子として扱われ、戸籍に父として記載されるということです。内縁の妻を持った、ということになります。

補足としてお伝えするならば、

・妊娠中・出産後・子どもの成人後など、いつでも認知請求は可能。

・妊娠中の認知には母の承諾、子どもの成人後の認知には子ども本人の承諾が必要。

・認知は子供が何歳でも父親(あなた)が死亡後3年までは手続きができる。

ということを頭に入れておいてください。何が言いたいかと申しますと、芸能ニュースの中での裁判、あるいはDNA鑑定などは、この認知を拒んだゆえに起こるのがほとんどだからです。

ちなみに認知には、

●任意認知→ 父親が認知を了承して認知届を自ら出すこと

●審判認知→ 家庭裁判所に認知の調停を申し立てて、話し合いや親子関係の鑑定(DNA鑑定)などをすること

●強制認知→ 父親の所在が不明、あるいは審判認知で裁判所に出頭しないなどの場合に、裁判所に認知請求の訴えをして裁判を起こすこと

という3つがあります。


では、仮に認知を決断すると、戸籍上で父になるという他にどんなことが考えられるかと言いますと、

①相続権や扶養請求権が発生する。

②養育費を不倫パートナーが請求できるようになる。

③妻にバレた場合、不倫の慰謝料請求が高くなる可能性がある。(あなた、あるいはパートナー、どちらにおいても)
(補足:認知をしたとしても「親権」が父親(あなたに)あるわけではない)

となります。

また、子どもの将来と照らしてどうしようか決断しようとするのならば、受験や就職などで戸籍謄本を提出することは通常ありませんし、住民票には『子』と書かれるだけですし、そして免許やパスポートなどに記載はされませんので、すなわち害はなく、「認知」とはまさにあなたの気持ち、覚悟の問題と言えます。
気持ち、覚悟とは何か――本当に子どもの将来を考えるのならば、子どもの立場になって考えることが重要ということです。
「戸籍上で父親がいない」
ということを自分だったらどう捉えるか、改めて考える必要があるということです。

▼「離婚」

 

いわゆる「内縁の妻」ではなく、不倫相手を本当の妻にする、という選択、ようするに、「離婚」という決断です。

そこで付いて回るのが、「離婚したい理由」や「慰謝料」です。
前者においては「冷め切っている家庭」ならば男女の問題なので比較的スムーズに進むでしょうが、そうではないと、とても難しくなります。
「何で? 突然どうしたの?」と妻に聞き返されることでしょう。
後者の「慰謝料」に関しては、「相場」を断定するのは難しいのが現状です。
一銭もいらないという人もいれば、親権、養育費だけを求める人、あるいは莫大な金額を請求する人もいます。つまり算段ができません。

そして本当に細かく憶測するのならば、「不倫していた」という事実を妻に話せば、おそらく「離婚できる状態」へと導かれる可能性が大ですが、同時に、「大きな慰謝料の請求が免れなくなる」ということが言えるでしょう。

「離婚」を相手が受け入れない場合、それでも「不倫」という事実を墓場まで持っていく覚悟で交渉を続けるか、それとも全てを語って前へ進むか、になります。

 

3.不倫相手が妊娠!中絶を選ぶ時の注意事項

なぜなんだ…という人は、後悔の前に行動を省みて欲しい

 

仮に「中絶」を選んだ場合、金額云々の前に、不倫パートナーが、「完全に同意した」状態でなければ、温かく穏やかだった関係は崩れると考えて間違いないです。

愛情が減ったという状態だけならまだいいのですが、パートナーが精神的に不安定になり、あなたの家へ無言の電話、あるいは裁判などを起こすことも考えられます。

裁判というと大袈裟と考える人もいるでしょうが、例えば300万円の不倫慰謝料請求をしようと考えた場合、民事裁判の際に裁判所に納める費用と弁護士費用を含め、実は100万円程度で済みます。
加えて言えば、様々なアクションを相手が起こす前に「和解」の方向に進ませる不倫男性がほとんどですので、つまり、「相手が本気ならば、こちらも本気で考えなくては最悪な結果が待っている。どこで白旗を振るかの問題」と考えるのが冷静な分析と言えます。
(補足:「審判認知」「強制認知」(認知を認めさせる裁判)も、同じくらいの金額で済みます。つまりやろうと思えばできる、です)

中絶を選ぶ時の注意事項のまとめ

・相手を押し切るように「中絶」へと踏み出せば、相手が思わぬ行動に出る可能性がある

・本当に今の関係を維持したいと考えるのならば、「中絶」は危険と言える

 

 

4.不倫相手が妊娠!出産を選ぶ時の責任

相手が望む場合、あなたが持つべき責任とは?

 

非道徳の中の正しい行い、と言えるかもしれない「出産」、さらに言えば「認知」という決断。
そんな自分に酔いしれ、あるいはホッとするのはまだ先と考えてください。

隠し子を持つという立場をずっと続けるという強い覚悟が必要ですし、もちろん精神面以外でも金銭的問題、すなわち「養育費」がかかることも忘れてはいけません。
それは認知している、していないに関わらず、関係を維持したいのならば、避けられない問題です。
「養育費(子育て費用)=学費+習い事費+生活費」と考えるのが一般的ですので、4年生の大学を卒業させる、すなわち成人させるまでには、約2600万円~6300万円程かかると考えるのが妥当です。

◇補足◇

・一昔前までは、「認知」された場合、「児童扶養手当」には該当しなかったのですが、今は「認知」されている、されていないに関わらず、審査を通れば手当は出ます。

・認知した場合、もしその後、不倫パートナーが誰かと結婚したとしたら、子供は『養子』として移籍になります。

・あなたの戸籍の身分事項欄に、何年何月何日に認知した旨が記載されます。また配偶者がいても、認知には配偶者の承諾は必要ないです。

 

▼財産分与に関して

 

そして「財産分与」に関してですが、これは「出産」「認知」という覚悟をした方なら、富豪であろうとなかろうと、少しでも自分の子どもに残したいと考える人が多いと思います。
認知さえすれば、嫡出子(ちゃくしゅつし:婚姻している夫婦の間に生まれた子)と同等の相続権が、非嫡出子(不倫関係で生まれた子)にもあります。
つまり弁護士のもとで作成された遺言書があれば、遺産の分与はその遺言書に従わなければいけないということで、誰にも邪魔はできない、すなわち不倫パートナーの子どもへと財産を相続できます。

あなたの財産のうち、1/2は配偶者(妻)へ、残り1/2を嫡出子と非嫡出子に等分することになります。
((注)不倫相手には遺言書に記載しない限り、権利は発生しません)


出産を選ぶ時の責任のまとめ

ここで言う「責任」とは、あらゆる立場になって考えなくてはいけない、ということです。
自分、妻子、不倫パートナー、その中で出来た子、ということです。
どんな大きなプロジェクトよりも自分を試されると言っても過言ではありません。
選択次第で、大きな損害を被る、大事なものを無くす、一生消えない十字架を背負う、そんな可能性があります。
何にせよ、中途半端な考えや勢いで決めることはおすすめしません。

ただひとつ強く言い切れることは、自分の子どもを「リスク」として決して考えないでください。その上で選択しないと、ただ焦燥感、切迫感に迫られるだけで、前にはきっと進めません。

 

5.不倫相手の妊娠が妻にバレる可能性は?

妻はなんでも気付いている!?

 

そもそも女性は勘が鋭く、嘘を見破るのが上手いです。
これからも細心の注意が必要、と考えてください。

ですが、正直、バレる可能性は少ないのでは? というのがここでの見解です。
そもそも不倫が気付かれにくいのは、不倫パートナーもあなたの立場をきちんと理解してくれているからです。
つまりこの辺りが浮気とは違うところです。
そしてやはり女性なので、女性が気にするところを忠告してくれるはずですし(略奪愛を望んでいない限り)、また、「しっかりとした暗黙のルール」もあるはずです。
この日は会えない、この時間には帰る、パートナーが電話を控える等です。
よってバレる可能性は少ないのではないかと。(もちろん油断は禁物ですが)

また補足として考えられるもうひとつの危惧として、「黙認」があります。
知っているけれど何も言わない、家族というものを壊さないように努める妻、ということです。

これはある意味、「あなた不倫しているでしょ」と詰め寄られるよりもやっかいと言えます。
なぜなら強い怒りを秘めたまま、ひっそりと土地・マイホーム・生命保険の受取人などの名義を自分や子どものものにしておく人がいるからです。
つまり、不倫相手の子どもに何もいかないように行動するということです。
もっと言えば(脅かすつもりはないですが)秘めた怒りはやがて強く燃え、犯罪に走る恐れがあるとも言えるのではないでしょうか。

 

 

6.妻から離婚を求められた場合の慰謝料の相場

不倫関係を持った瞬間からこの時に向かうことをどこかでわかっていたはずでは?

 

不倫がバレた、と仮定し、そこで誰もが連想するのが慰謝料の問題でしょう。
どんなに大人しい妻にもらった人でも、「お金・愛が絡むと性格が変わる」、そんな可能性がかなり高いと考えて間違いないです。
しかし上記でも書いたように、「慰謝料」の明確な相場を断定するのは難しいです。

ただ、一般的な過去の慰謝料相場は

◆離婚も別居せず,夫婦関係を継続する場合→50万円~100万円

◆浮気が原因で別居に至った場合→ 100万円~200万円

◆浮気が原因で離婚に至った場合→ 200万円~300万円


となります。
(注)それぞれの関係性や原因などで大きく変わってきます

さらに着目すべきは、精神的苦痛の箇所です。

不倫によって大きな精神的損害(うつ的状態)が発生し,それを裏付ける証拠(診断書など)があると、慰謝料が増額となる可能性もあります。
そしてこれは、見えない箇所(心)であり、訴え続ければずっと何らかの請求をされる恐れがあるということに繋がると言えるでしょう。

 

▼不倫とは

 

不倫が正しいのか正しくないのか、ここではそういうことが言いたいわけではなく、自ら歩んだ道に何らかの義務を果たす必要があるということです。
きれい事を言う、いいカッコをする、あるいは逃げようとする、そんな考えが浮かぶかもしれませんが、どれも正解とは言えないのではないでしょうか?
しっかりと現実を受け止めること、これが大切なのではないでしょうか?

お先真っ暗な状態かもしれませんが、新しく生まれた命は、眩しいくらいに輝いた未来を見据えていることだけは決して忘れないでください。

 

 

不倫相手が妊娠!? 男が知っておくべき慰謝料や避けられない費用

  • 1. 不倫からの妊娠は、どの選択においてもお金、そして覚悟が生じる
  • 2. あらゆる立場になって物事を考えないと絶対に後悔する
  • 3. 本当の道徳は、妊娠という現状を受け止めてどう行動するかにかかっている

ライター後記

実は私の知人に隠し子として生まれた子がいるのですが、とても幸せそうです。上手くは言えませんし、難しいことも分かりませんが、笑顔が1番、とそう個人的に思います。

 

nokotta

「苦労の多い人生」「波瀾万丈の人生」と自分で言うような人には決してなってほしくないです。それを言った時点で、選択する答えが間違えのような気がします。

読書が趣味。休日は喫茶店をはしごしながら本を読みまくります。

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