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「わにとかげぎす」有田哲平起用の理由は頭髪の薄さが似ているから?【最初で最後の主演?】

7月19日から放送されるのは「わにとかげぎす」。ギャグ漫画の金字塔「行け!稲中卓球部」の作者・古谷実が原作とあって、今期のドラマのなかでも男性陣からの期待が特に高い作品といえるでしょう。稲中ではひたすらくだらない下世話なギャグを繰り広げていた古谷実ですが、その後作風は徐々に変わり、シュールなギャグは交えながらも、重くシリアスな、そして意味深な物語を多く手がけるように。今作もそのなかの一つといえますが、主演を務めるのはくりぃむしちゅーの有田哲平。いままでドラマのオファーを避け続けていた彼が秒速でOKしたそうです。果たしてその理由とは? そして、そもそもプロデューサーがオファーした理由とは……?

「わにとかげぎす」有田哲平起用の理由は頭髪の薄さが似ているから?【最初で最後の主演?】

1. 「わにとかげぎす」は稲中の古谷実が原作

思春期に読みたい!稲中やヒミズを手掛けた古谷実作品


 

冒頭の通り、この「わにとかげぎす」は古谷実の漫画が原作です。週刊ヤングマガジンにて、2006年から2007年まで連載された作品。稲中でデビューしたのが93年ですから、もうデビューから24年になるんですね。

ちなみに稲中はアニメ化されましたが、古谷実作品で実写化されるのは「ヒミズ」「ヒメアノ〜ル」に続く3作目。連続ドラマ化としては初となります。

「稲中」の連載が始まったとき、クラスの男子に「超おもしれえよ」と言われ見事にハマり、続く「僕と一緒」までは読み続けてきましたが、その後古谷作品はギャグの要素より退廃的な世界観が色濃くなり、なんというか笑えないダメ人間が多く出てくるように(個人の感想です)。
ちょうど就職という現実社会と向き合いまくらなければいけない年齢に差し掛かっていた私は「めんどくせえとか言っているニートの話、めんどくせえ」と一時読むのを離れてしまいました。

しかしこの作風こそが、長引く不況からのリーマンショックで「夢も希望もねえよ!」という若い男性陣の心を掴み続けていたと知ったのは、また最近になってから。
ヒミズが実写化されていたことも今知って驚きました(すみません)。

もっといえば、ちょうど「グリーンヒル」や「ヒミズ」を執筆していたときに一児の父となったことも今知って、それはそれでまた驚きました。

ドラマの演出家は「カルテット」を手掛けた坪井敏雄。視聴率こそいまいちでしたが、大人の男女4人の機微や見事な伏線の回収っぷりで高評価だっただけに、独特の世界観が味わえるドラマとなることは、間違いなさそうです!

 

 

2. 「わにとかげぎす」主人公は有田哲平。実は初ドラマ!?

意外!?にもドラマ初主演となるくりぃむしちゅー有田

 

そして気になる主演は、まさかの連続ドラマ初主演となるくりぃむしちゅー・有田哲平。
中年、独身、童貞。ずっと日の当たらぬ生活を送り、人生を眠り倒してきたという、冴えない主人公の富岡ゆうじ(38←原作では32)を熱演することになりました。
こちら、年齢以外は原作通りの設定ですが、それにしてもずいぶん寝たもんだな、おい。

ちなみにドラマのあらすじは以下の通り。

 

“ショボクレ警備員の富岡ゆうじが“没な人生”にお別れするため「友達作り」に奮起するも、次から次へとアクシデントが起き、人生が思わぬ方向へと向かっていくストーリー。”

出典:わにとかげぎす公式サイト

 

そして、有田哲平が今回のオファーを受けた理由については、

“これまで「スルスルっとごまかしながら」ドラマ出演をすり抜けてきたと言う有田さんが、「今回ばかりは考えるよりも前に“やります”と答えてました!」と語るほどの気合の入れよう。”

出典:わにとかげぎす公式サイト

 

ちなみに、タイトルになっている「わにとかげぎす」とは何か? というと、硬骨魚綱の分類群(目)の一つ。

“4科52属414種で構成される。ほとんどの種類は深海で生活しており、分布範囲が広く個体数も多い重要な深海魚が多数含まれる”

出典:Wikipedia

 

ということで、寝倒してきたゆうじのことを暗に喩えているのでしょう。
カタカナで「ワニトカゲギス目」と画像検索するとその姿が出てきますが、かわいくないというよりホラーです。

 

3. 有田主演は頭髪の薄さが起用の理由!?

富岡ゆうじと有田哲平に共通するもの…

 

本作に限り、「相手の気が変わらない内に」出演をOKしたという有田ですが、ではなぜ制作陣は、これまで連ドラ主演の経験がない彼の起用を決めたのでしょう?

ひとつには、すでに芸人として確固たる地位を築いている彼の「初」となることで、話題となるのを見込んだ……とも考えられますが、原作を読んだことがある人ならなんとなく理解できるのではないでしょうか。

それは、……頭髪の薄さ。

 


 

こうしてみると、顎のしゃくれ具合もちょっと有田を彷彿とさせますよね。
最近は漫画原作のドラマが多いなか、原作イメージとかけ離れている人が(大人の事情で?)キャスティングされることも少なくありません。
そのたびに原作ファンはがっかり、からのブーイング、だったのですが、今回の富岡=有田は好印象なのではないでしょうか。

 

4. とはいえモテ男の有田がどう「最強に最弱な中年」を演じるかに期待!

薄毛のモテ男!有田の演技を刮目せよ!!

 

見た目の親和性はありますが、とはいえ有田といえば稀代のモテ男。さすがに32歳を演じるには無理があるだろうことから、富岡ゆうじの設定年齢を38歳に引き上げたと推測できるとはいえ、有田の実年齢は46歳。
実に8歳以上若い年齢を演じるものの、いまのところ(あまり)違和感は感じません。

そして、昨年末に電撃結婚を報告したものの、それまで恋の噂が絶えることもありませんでした。「合コンには何千回も行った」と豪語し、名だたる美女との熱愛報道も……。本人は否定していましたが、富岡ゆうじのようにまったくモテないということはありえないでしょう。

そして、深夜のスーパーの警備員という富岡に対して、有田はずっと一線で売れ続けている芸能人。
サラリーマンの生涯平均収入は現在約2.5億円と言われていますが、大学を卒業してから65歳まで働いたと仮定すると、一年あたり580万円ほどになります。
もちろん、入社当時と上役になってからでは年収は異なりますし、時代によって景気も変動しますので、現在の生涯平均収入を単純に一般的な勤務期間で割ったこの数字が現実を表すものではありませんが、「では現在の平均年収とは?」を考えると、同じくサラリーマンで415万円。


富岡ゆうじの年収はこれより低いだろうと推測できますが、一方の有田は、一部報道によれば15年に3億円ともいわれる豪邸を購入したばかり。
軽くサラリーマンの生涯平均収入を超える自宅を購入できてしまう(しかも新婚の)セレブが、ないないづくしの中年の悲哀をどう演じるのか? 
そのあたりも、ドラマの見どころになりそうです。

さらには、「薄毛でも男はモテを獲得できる」という夢を与えてくれる有田哲平の姿から、その要因を探ってみるのも一興かも。
「そりゃ、金持ちだからだろ」なんて一刀両断してしまうのはナンセンス。

どうやって金持ちになったのか?

というところまで深掘りできれば、芸人としてのトーク力という、ビジネスマンも見習うべきスキルが隠されているのですから……!
「脱富岡、目指せ有田」を目標に、今夏は薄毛もしっかり対策しながら中身も磨いてみてはいかがでしょうか。

 

 

「わにとかげぎす」有田哲平起用の理由は頭髪の薄さが似ているから?【最初で最後の主演?】

  • 1. 新ドラマ「わにとかげぎす」主演は有田哲平!!
  • 2. 演出家はカルテットを手掛けた坪井敏雄!世界観にも注目!
  • 3. 脱、富岡!目指せ有田!で薄毛対策と自分磨きを!

 

 

西まごめ

薄毛対策もトークスキルも、美容男子にお任せあ〜れ〜(勘定奉行風に)!

週刊誌記者を経てフリー編集・ライター。美容男子クレオパトラ担当。

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