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ビットコインとは?仕組みとメリットを分かりやすく解説! 【後編-時価総額400倍の謎-】

2016年米国時間12月22日、ビットコインの時価総額が過去最高額である140億ドル(1.6兆円)に達してNEWSになり、2017年4月には2兆円を超すバブル状態。これについては記事後半で述べますが、とにかく今世界中からビットコインが注目されている状態です。ではこのビットコインとはそもそも何なのか?どうやって購入するのか?それについて説明していきます。

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ビットコインとは?仕組みとメリットを分かりやすく解説! 【後編-時価総額400倍の謎-】

ビットコインとは?仕組みとメリットを分かりやすく解説! 【後編-時価総額400倍の謎-】

1. ビットコインのメリット③ 破産の問題

円の価値とビットコインの価値を知ろう!!

 

今現在の日本の経済事情から考えて、いつ起きるか分からない銀行倒産の問題。
また口座の差し押さえの問題もありますし、もっと言えば、日本という国がなくなったら、お金(円)はただの紙になります。

これらの問題を解決するには、やはり、「誰かに資産を預けるかたちをやめること」ということが問題回避の簡単な方法で、それがビットコインという存在になります。
中央機関が基盤を支配するCentralization(中央集権化)ではなく、Decentralization(非中央集権化)――このやり方によって破産の心配、あるいは差し止めなどの第三者の手が加わることを回避し、ビットコインは安全完全な保管場所を作り出せるのです。


博士「全て自己責任であり、言い換えればそれは自分さえしっかりとしていれば問題ないということじゃ。何らかの迷惑を被ることがないのじゃ」

少年「ふうん」

博士「迷惑と言えばもう1つ、ビットコインはすなわちハイパーインフレにも対応できるのじゃ」

少年「ハイパーインフレ?」

博士「まあ簡単に言えばお金の価値がひどく低くなることじゃ。物の値段だけが上がるという、そういう経済の危機的状態じゃ。そうなる前に円をビットコインに変えておけば安全なのじゃ」

少年「でもさ、ビットコインの世界でも、そのハイパーインフレっていうものが起きることはないの?」

博士「ビットコインの発行の上限は2100万BTCまでと定まっているのじゃ」

少年「2100万?」

博士「そうじゃ。2016年現在は60%ぐらい発行されている状態じゃな」


そもそもビットコインは、「採掘(マイニング)」と呼ばれるトランザクション(コンピューターで処理するひとまとまりの仕事)、別の言い方をするのなら暗号ネットワークの構築で生まれていきます。
その採掘作業を全て終えれば2100万BTCになり、それ以上は絶対に増えません
そのようにプログラムされているのです。
予定では2140年頃に上限に達すると言われています。


博士「上限がないお金はいくらでも作ろうと思えば作れて、結果、価値が低くなる恐れがあり、つまりインフレ状態になるのじゃ。すなわち上限がありさえすれば、ハイパーインフレが起きることはないと言えるのじゃ」

少年「いろいろと難しいなあ」

博士「ビヨウくんが好きなカードゲームのレアカードは、枚数が少ないからレアであり、つまり特別じゃろ。それがたくさん作られたら、レア、特別じゃなくなるじゃろ。そういうことじゃ。まあ今はビットコインの説明じゃ。経済の話に論点を向けると、肝心のビットコインのことが分からなくなってしまうから、そういうものか、という簡単な解釈だけしておけばいいじゃろ。雑多に考えを巡らせると肝心な部分が捉えにくくなるもんじゃ」

少年「うん。とにかくビットコインのメリットは、お金のデメリットなんだね」

博士「そういうことじゃ。そんな素直な発送が新しい知識を生むのじゃ」

 

○まとめ ビットコインのメリット○

 

・ビットコインの入金手数料は微々たる負担しかない

・ビットコインは曜日や時間に関係なく、いつでも入金が可能

・他通貨とは違い、ビットコインは送金にわずらわしい手続きがいらない

・ビットコインの入金は最大1時間程度で完了

・ビットコインは世界共通通貨のため、両替手数料がいらない。つまり時間の短縮にもなる

・ビットコインは破産や差し押さえの心配がない

 

2. ビットコインの始め方(購入の仕方)

登録から購入までは全てオンライン上で完結

 

少年「ビットコインって何か未来のお金のかたちって感じがする」

博士「その通りじゃ。まさにビットコインは未来のお金のかたち、安全性と整合性と便利性を兼ねた通貨の最終形態と言っていいじゃろうな」

少年「うん、確かにそう思う」

博士「ビヨウくん、少しはビットコインに興味が出たかな。試しにちょっとやってみようとそう思ったかな」

少年「ううーん、正直、興味は出て来た。でもね、何かさ、やっぱりお金が目に見えないってさ、信じられないっていうか不安っていうか」

博士「まあ、ビヨウくんの気持ちは分かる。でもじゃ、こうは思わんか。お金というものはそもそも使えたらお金なのじゃ」

少年「どういうこと?」

博士「言葉通りじゃ。例え貯めている状態でも、いつか使用しようと思って、使用できると思って貯金しているはずじゃ」

少年「うん、もちろん」

博士「でもその貯めている時点ではただの数字じゃろ。財布に入っているお札や通貨も同じじゃ。財布に入ったままじゃとただの紙とコインじゃろ」

少年「まあ……、そう言われるとそうだね」

博士「それがお金に変わる瞬間は、『お金だ!』と実感できる瞬間は、何かの目的で使用できた時じゃろ」

少年「ああ、そうだね」

博士「つまりじゃ、『お金』というものは、何らかの目的が果たせればかたちなどなくとも問題ないのじゃ」
少年「言われてみれば。うん」

博士「突き詰めれば、『お金が欲しい』というのは、『いろいろと何かができる、そんなアイテムが欲しい』ということじゃ。かたちを求めているわけじゃない。目に見えるかたちは本当に必要なのか、それを考えれば、ビットコインに対する懸念が少しは解消されるはずじゃよ」

少年「そっか。その通りだね。お金が本当の意味で『お金』になるのは、使った時だけだよね。数字だけで構わないのかもしれない」

博士「まあここまで言っても不安がる人は、正直ビットコインには不向きじゃな。飛行機のような大きなものが空を飛ぶわけがない、と思っている人は、飛行機には乗らないのが無難と同じことじゃ」

少年「ははは」

博士「でもじゃ、そう思う人ばかりになった時点で、世界の発展は止まってしまうと、そうは思わんか?」

少年「うん、そうだね。電子マネーみたいなものって、使う人が多ければ多いほど、便利になるし、どこでも使えるようになるものだと僕も思う」

博士「ビットコインの拡がりは、世界の未来を輝かしいものにするために必要なものなのじゃ。ちょっと試しにやってみるかと判断するのは、決して悪くないことだと思うぞ」

少年「ビットコインって始めるのは難しいの?」

博士「難しいことはない。ビットコインを始めたければ、まずはウォレットを作り、あとはビットコインを買うだけじゃ」

少年「ウォレット。あ、さっき話していた財布だね。アドレス!」

博士「その通り。まずは自分専用のウォレットを、保管場所を作るのじゃ」


ビットコインのウォレット作りは、自分に適した環境を選ぶことから始まります。

★PC上に保管する場合(デスクトップウォレット)

★WEB上の保管サービスを利用する場合(ウェブウォレット)

★スマートフォン上に保管する場合(モバイルウォレット)


デスクトップウォレットを求めるのなら『Electrum』などから、ウェブウォレットを求めるのなら『Blockchain.info』などから、モバイルウォレットを求めるのなら、『breadwallet』『Mycelium』などのページを覗いてみてください。
そこでウォレットを作成する際、必要な物は、

・メールアドレス
・パスワード

だけ。あとは・キャプチャ画像を読み解く力のみです。手数料は一切かかりません。


少年「簡単なんだね」

博士「簡単じゃ。簡単にウォレットは作れる。でも簡単に作れたからといってウォレットをいい加減に扱ってはいけないぞ」

少年「どういうこと?」

博士「さっきちらりと話したじゃろ。ウォレットをしっかりと管理することが大切じゃと。慎重さが必要ということじゃ。前のめりになると自分を見失うぞ。少し身体を反るようなかたちでウォレットと向き合うこと、これが大事ということじゃ。復元用のパスフレーズや電子ファイルのバックアップを必ずとることを忘れずにな。貴重品が入った財布、という感覚を持つこと、こういう気持ちを持って取り扱うこと。例え少ないビットコインしか保管しないと決めていても、やはり100円落としても、盗まれても、悲しく悔しいものじゃろ」

少年「うん、そうだね」

博士「そしてウォレットを作成したら、次はいよいよビットコインの入手じゃ」


ビットコインを入手するには、取引所、販売所で購入するのが一般的とされています。
ちなみにインターネット上のやり取りなので、銀行窓口のようなやりとりはないです(もちろん窓口があるところもありますが)。
ネットで検索すれば、『Btcbox』や『bitflyer』など、たくさんのページがヒットします。できるだけ大きく有名な箇所のほうがやはり通貨を扱うのですから安心できるでしょう。

 

【ビットコイン取引所(交換所)とは】

 

ビットコインと現金の「売り」と「買い」の場を提供(取引)する事業会社です。
売り手と買い手の紹介、及び仲介人となってくれるところです。


良い点→売り手と買い手が存在するので、マッチングによっては、ビットコインを安く購入することが可能となります。(ということは逆も言えます)
そして相手が求めているのなら、多額のビットコインをさばく(売る)ことも可能です。


悪い点→身分証明・本人確認、取引口座開設などがあります(手間がかかる)。また、取引所に払う取引手数料が発生します。

【ビットコイン販売所とは】

 

取引所のような顧客同士の売り買いはなく、ただビットコインを顧客に販売する形態の事業会社です。

取引所のような顧客同士の売り買いはなく、ただビットコインを顧客に販売する形態の事業会社です。


良い点→交換所とは違い、特別な手続きなしで手軽にビットコインの購入が可能です。


悪い点→販売所は取引所などでビットコインを仕入れ、それに若干上乗せするかたちで販売しています。結果、取引所よりも価格が少し高めになる傾向があります


取引所、販売所、どちらもビットコインのタイムリーの価格が表示されています。
確認し、ある程度の相場を把握してから購入するのがいいでしょう。
また補足ですが、ビットコインは直接「売り手」と「買い手」の取引が可能なのがメリットのなので、必ずしも取引所(交換所)を挟む必要はないことも頭に入れておいてください。(必ずならば、銀行と同じになってしまいます)



博士「あとはビットコインをウォレットにとりあえず貯金しておく、またはどこかで買い物(サービスを受ける)と好きなようにすればいい。ま、今現在、残念ながら日本においてはビットコインが使える店はまだまだ少ないのが難点なんじゃがな」

少年「ビットコインって普及していないの?」

博士「そんなことはない。2016年米国時間12月22日には過去最高額の時価総額140億ドルに達したばかり。さらに2017年の4月には2兆円を超えたのじゃ。使えるお店も2017年になりヨドバシカメラやリクルートホールディングス関連企業を含め徐々に増えつつあるのじゃよ」

 

3.ビットコインの今現在の価値

ビットコインの時価総額が膨れ上がり2兆円を突破!

 

少年「時価総額?」

博士「現時点での(時価)、全ての価値(総額)、ということじゃ」

少年「それって、その数字って凄いってことだよね」

博士「まあな。同日の欧州のビットコイン取引所Bitstampでビットコイン1枚の価格が、875ドルに達したということじゃからな。ちなみにその背景には、中国のトレーダーから人気を集めているのが原因らしい。ビットコインは通貨管理の影響を受けないが故じゃ」

少年「ふうん」

博士「とにかく今、ビットコインの価値は上り調子なのじゃよ」


少ない金額でももちろんビットコインの購入は可能です。が、数年前まで1BTC、100円ほどで取引されていたものが、今は(2017年1月時点で)、12万円以上で取引されています。
さらに5月の時点では30万円にアップしています。
少し様子を見てからでも購入(交換)しても遅くないでしょう。(もしかしたら今もまだ買い時という見方もあるのかもしれませんが)


少年「何かそれ、思ったんだけど、預けておけば儲かる、ビットコインに交換しておけば儲けが出るってことじゃないの? 僕知ってるよ、トレードってやつでしょ」

博士「儲けが出る――まあ、そうなんじゃが」

少年「どうしたの、博士、難しい顔をして」

博士「トレードによって時価総額が増えることはいいことなんじゃが、素直に喜べないのが正直な気持ちなんじゃ」

少年「素直に喜べない?」

博士「2017年現在、ビットコインで4つのことができるのじゃ」

 

【ビットコインでできること】

 

・投資(売買でリターンを得る)

・決済(買い物ができる)

・送金(理想的なかたちで相手に送ることができる)

・クラウドファンディング(寄付ができる)


博士「このうち、値動きが大きいため、投資ばかりが注目され、ビットコインの本来の目的、『新しい通貨のかたちとしての役割』からは遠ざかってしまって、少数のマニアとも言えるトレーダー同士のやりとりが主となってしまっていると言えるのじゃ」

少年「ああ、そっか。ビットコインを使える店はまだ少ないって言っていたもんね。トレーダーだけの間で人気って気が確かにする」

博士「おまけにビットコインは株やFXとは違い、土日もトレードできるから、さらに人気に火が付いている状態じゃ。注目されているのなら、価値が認められたのなら、それを認める人がどんどんと増えないと、ビットコインユーザーが増えていかないと、未来のお金のかたちとしての発展が滞るといえると思わんか?」

少年「でも儲かるならいいね(にこにこ)」

博士「こら、ビヨウくん」

少年「ごめんなさい! でも思ったんだけどさ、ビットコインって何か『金』に似ているよね。世界どこででも通用するってところとか、価値が上がるところとか」

博士「いいところに目を付けたぞ、ビヨウくん。そう、ビットコインは『金』に似ているんじゃ。耐久性もあり、転送も分割も可能。そして数に限りがあり、代替可能なところはまさに金じゃ」

少年「誉められちゃった!」

博士「まあ、今のわしから言えることは、多額のビットコインを購入するのは、まだリスクが高い気がするのじゃが、少額なら、『未来の新しいお金のかたち』に協力する意味も込めて手を出してみてもいいんではないか、ということじゃ。少額、すなわち慎重――これが大事じゃ」

少年「僕、やってみようかな」

博士「ほうほう、その気になったか。では明日にでも――」

少年「と思ったけれど、狙っているレアカードがあるんだ。やっぱり僕はカードを買うことにするよ」

博士「……まあ、決めるのはビヨウくん自身じゃからそれで良かろう。自分で考え、自分で決めること、そして良くも悪くも信用しずきないことは、ビットコインにおいても、中央銀行という組織においても、生きることにおいても大事なことじゃ」

 

ビットコインとは?仕組みとメリットを分かりやすく解説! 【後編-時価総額400倍の謎-】

  • 1. ビットコインのメリットは円やドルのデメリットである!
  • 2. ビットコインの時価総額が2兆円越えのバブルに
  • 3. ビットコインを始めるなら少額から!

ライター後記

個人的な意見ですが、ビットコインに限らず、仮想通貨はもっともっと拡がりを見せて欲しいな、と思っています。手数料がかかれば、その時点で行動を躊躇してしまうことがあるからです。そういう躊躇いは買い物を遠ざけます。結果、お金が回らなくなります。すると、景気の回復はますます難しくなるんだろな、とそう思えるので。
ということから、とても儲けている人がテレビや雑誌などの媒体で、「1日1000円しか使わない」とか「今年は何も買ってない」とか誇らしげに話しているのを聞くと、「倹約家だなあ」と感心はせず、「もっと経済を発展させるように努力(買い物)してよー」と思っちゃいます。

 

 

Nokotta

ビットコインは安全性と整合性と便利性を兼ねた通貨である。

読書が趣味。休日は喫茶店をはしごしながら本を読みまくります。

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