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【メンズ美容シンポジウム】業界をけん引する4人の熱いディスカッションをレポート

先日『メンズ美容シンポジウム』というイベントにご招待いただきました。そのシンポジウムがかなり興味深く、メンズファッション・美容に深く関係のある僕にとっても相当に勉強になりました。有効成分のたっぷり入った美容クリームのようにディープで濃いお話で、業界の裏側のような話もたくさん聞けたので「行って良かったな~と」今日はそのクリームのように濃厚だったシンポジウムの内容を、シェアしたいと思います。

【メンズ美容シンポジウム】業界をけん引する4人の熱いディスカッションをレポート

メンズ美容シンポジウムとは??

ところで、そもそもそのメンズ美容シンポジウムってなんじゃいな? と思われたのではないでしょうか? 僕は正直な話、最初に招待のメールが来た時『なんやそれ?』って思いました。笑 とりあえずメールに添付されていたURLをクリックして、ホームページを確認。

 

出典:日本メンズ美容協会

 

すると、なにやら『厚生労働省後援』の文字が。なんかすごそう。
見出しに大きく書かれたテーマが、

『メンズ美容ムーブメントを起こすカギ』

という事で、かなり『ビジネス的な側面』の強そうなイベントだな~と感じました。 どうやら今回で2回目らしく、前回の満足度は90%を超えているようでこれは期待できそう。

 

シンポジウム会場

 

シンポジウムの会場は大阪の本町にあるビルで、会場は結構広め。

 

合計で100名(以上?)近くの参加者がいらっしゃって、業界関係者っぽい方や美容師さんなど様々な方が参加されていました。

 

 

シンポジウムは全部で2部構成。

1部はメンズスタイルショーというミニファッションショー、2部はパネルディスカッション。

まずはこのシンポジウムの主催である、日本メンズ美容協会理事長・山川アンクさんの挨拶からスタートしました。

 

 

ところでこの山川アンクさん。

僕自身このシンポジウム初めてお伺いしたのですが、ビックリしたのがアンクさんは女性だったんですね。

気になったので色々と調べてみました。

 

 

【山川アンク’s Profile】
メンズ美容家。
一般社団法人日本メンズ美容協会理事長。

大阪生まれ。
幼少期に母娘で種子島に移住し、海と空が美しい自然の中で育つ。

大学卒業後、クリスチャンディオールをはじめ4社の化粧品メーカーに勤務。
その間に深刻な鬱病や全身に赤斑ができる免疫疾患にかかり、
人目が辛く絶望的な日々を送るが奇跡的に回復する。

2012年、ある出来事がきっかけとなりメンズ美容家として活動を開始。
現在、協会理事長としてメンズ美容文化の普及推進に精力的に取り組んでいる。

 

 

山川アンクさんは丁度先日、本を出版されています。僕も拝読させて頂いたのですが、身だしなみの事からスキンケア・そしてヘルスケアについてまで幅広い分野までカバーされた著書でした。

僕自身も『服を売らない店員さん』としてこれまで1000人以上にファッションを教えてきたので、もちろん似た活動をされている方は多く見てきました。

しかし、女性でメンズファッション指南本を書かれているのは、僕が見た限りでは初めて。だからこそ結構な驚きでした。

「見た目改造」と聞けば、誰しも表面的なものしか思い浮かばないだろう。しかし、それは男性が今の自分をもっと楽しむもの。そして先の人々もしあわせにする、コミュニケーションツールなのだ。

出典:山川アンク公式HP

 

と、ホームページの方に記載されていました。これには僕も激しく共感。

「関わる人を幸せにしたい」というのが、僕の活動でも最大のテーマ。美容・ファッションの核心的な意味もそこにあると思っています。

 

第一部:メンズスタイルショー

 

さて、シンポジウムの内容に戻ります。

第一部はMBBラボという団体がプロデュースするメンズスタイルショーだということで「一体どんなショーなのかな?」と思っていましたが、イメージ的にはミニファッションショーという感じ。

 

 

10代・20代の若者ファッションから、50代60代の大人ファッション、そしてファミリーファッションや結婚式をイメージした演出まで全てをカバーしたという内容。

ファッションの系統も幅広く取り扱っていました。
かなり『日常感』の強いスタイリングで、個人的には「もう少し感度の高いスタイリングでも良いのでは?」と感じましたね。

ただ、服装って世代が違えば見え方も全く違ってくるので、おそらくそれぞれの世代で最近ではどんなファッションが主流なのか?を参加者に知ってもらうためのショーなのかなとも。

僕も10代~20代を専門に活動しているので、50代~60代でどんな服装が流行っているかはあまり知らないですし、逆に50代60代の方であれば最近の若者の服装がどのようなものかを知れるのは刺激にはなりました。

 

 

第二部:パネルディスカッション

 

そしてメンズスタイルショーの次が、このシンポジウムのメインディッシュとも呼ぶべきパネルディスカッションでした。

 

 

登壇するのはコチラの4名。どの登壇者も業界をけん引するスペシャリストです。

・山川アンク

日本メンズ美容協会理事長/メンズ美容家

・安田典人

株式会社小学館 メンズビューティー編集長

・上垣智英

ELGC株式会社(エスティローダーグループ)アラミス事業部 / メンズスキンケアのスペシャリスト

・伊藤公雄

京都大学・大阪大学名誉教授 / 男性学研究の第一人者

 

この4人で、『メンズ美容ムーブメント』を起こすカギを探り合うというのがこのパネルディスカッションの流れでした。

 

パネルディスカッションの内容

 

内容は詳しく話し始めるとこの一記事に収まりきらないので、ざっと並べてみると、

・男女別美容市場について。メンズ美容市場は現在右肩上がりだが、レディース美容市場は頭打ちなのが現状。(山川さん)


・世代によって美容に興味をもつ、根源的な欲求が違うという話。(安田さん)


・『ノームコア』『ミニマリスト』などの言葉にもみられるように、現代の男性は普通を求めている。しかしその反面、非常に細かい部分に気を遣い始めている(伊藤教授


・現代の男性の消費の傾向や、気質的な変化について


・男性が美容に興味を持つためのアプローチについて

などなど、ライトな話からディープな話までかなり興味深い内容でした。

 

メンズ美容の第一線に携わる人たちの『体験ベース』な話に、男性学の権威である伊藤教授が学問的裏付けを与えていくという流れだったので、かなりの説得力でしたね。

また、実際にメンズ美容業界に携わる安田氏・上垣氏のリアルなマーケティング戦略の話も聞かせて頂くことができたのも良かったです。

 

 

さいごに

 

『メンズ美容シンポジウム』に参加したことで、これからの時代の流れを読んだ話をたくさん聞くことが出来ました。

メンズファッション・メンズ美容に携わる人なら、行って損することは無いでしょう。

僕もメンズファッション・メンズ美容に関わる人間として、非常に興味深い話が盛りだくさんなシンポジウムになっていました。

今回は第2回という事で、第3回があるのかどうかは分からないですが、次回のシンポジウムにも非常に期待したいと思っております。

 

では、最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

小林弥起

服を売らない定員さんの〜初心者ファッション塾もぜひ見て下さい!

今回『美容男子』に記事を書かせて頂いた、小林弥起(やおき)と申します。
普段は『服を売らない店員さん』として、初心者ファッション塾という月に30万回くらい読まれているブログを一人で運営しています。
一応現役でアパレル店員やりつつ、ブログをやりつつ、サロンマーケティングのアドバイザーとかもやってますが、中身はいたって普通の大学生です。オムライスとカルボナーラが大好きな関西人。
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