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【医師監修】朝勃ちしなくなったら、男性ホルモン低下の兆し!

 

 

精力減退の悩みは、男性にとって避けては通れない道。性ホルモン低下による症状は男性も女性も同じようなものですが、男性の場合は「精力のおとろえ」が大きな特徴となります。 「朝勃ち」が起こらなくなってくるのも、男性ホルモン低下によるひとつの症状です。朝勃ちは、医学的には「夜間陰茎勃起現象」といいます。性的刺激や物理的刺激とは別に、実は朝だけでなく寝ている間に何度も勃起を繰り返しているのです。人が眠っているときは、深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」を1セットとして約90分のサイクルを繰り返しており、レム睡眠のときに勃起が起きています。ちょうど目覚める前のレム睡眠のときに起きた勃起が「朝勃ち」というわけです。健康な40代男性の場合、睡眠時の3分の1は勃起しているといわれています。

男性ホルモンには、性欲を高める働きのほかに、勃起するときに必要な「NO(一酸化酸素)」を増加させるという作用があるので、男性ホルモンが低下すると勃起が起こりにくくなり、朝勃ちが起こらなくなったり、ED(勃起不全)につながることも。もし、1週間以上朝勃ちの記憶がない場合、男性ホルモンが低下している可能性大です。

日本人男性における40代の4人に1人、50代の2.5人に1人はいると考えられているED。加齢とともにEDが起こりやすくなるわけですが、実はこのEDのウラには、心臓病や脳梗塞につながる「動脈硬化」が潜んでいる可能性があるのです。動脈硬化とは、血管壁にコレステロールが沈着して血管が硬くなり、血流が悪くなった状態。勃起は性器の動脈に大量の血液が流入することで起こるわけですが、この動脈の血流が悪いと勃起しにくくなってしまうのです。陰茎動脈の直径は1~2ミリ程度で、頸動脈の5~7ミリ、心臓の冠動脈の3~4ミリと比較してもわかるように、他の部分の動脈より非常に細いため、動脈硬化の症状がいち早くあらわれるのです。「中高年男性において、EDを自覚すると約2年半後には狭心症発作を起こす」という予測データもあるのだとか。EDはいわば、最初にあらわれる生活習慣病。「精力」だけでなく「健康」のおとろえにも要注意です。

 

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