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魔法のような本との再会

 

 

先日、友だちの家に遊びにいくと 友人より「はい、これ。返す」と2冊の本を渡された。 返すといわれたその本は、数年前の誕生日に贈ったもの。

本は、とても難易度の高いプレゼントだということは なんとなく知っているつもりでいたけれど じっさい、彼にその本を「読んでないけど」とも告げられ返され あらためて、本というものの特別さを思った。

とくにその本はいわゆるスピリチュアルな小説で 当時、とても感動したので、これは! と意気揚々とあげたわけですが 考えてみるまでもなくその友人は そうした精神世界に興味のうすい人であり ぼくの贈り物は、思想や世界観の押しつけだったのだなー、と、反省。

その本『癒しの旅』『聖なる旅』は、 タイトルからして”あやしげ”と思う方もいそうですが 期待を裏切らない、不思議てんこもりの本であります。

ブーメランのようにぼくのもとに戻ってきた2冊を そのままブックオフへもっていこうかと思ったけれど 適当にパっとひらいたページにあった言葉が気になり、 ちょっとだけ読んでみることに。 すると、これがまあ面白い!

もったいないなー、こんな本を読まずに返すなんて、などと、 まだ心で押しつけをつづけたがる私をいさめ、 ワクワクしながら読み進めると ストーリー的なことは漠然と憶えていたものの ディティールはほとんど忘れていたことにまずは驚き。

しかしそれ以上に驚いたのは これは説明がむつかしいのですが、 「再読することは必然だった!」とかるく興奮するほどに 今の自分が、聞きたかった、知りたかった、目にしたかった事柄について 自分が理解しやすい言葉によって綴られていたことにあります。

おそらく。いや、常識的に言えば絶対、 本の内容は当時とひと文字も変わっていないのでしょう。 けれど、同じはずの文章ながら 自分が年月や経験とともに変化した分だけ その言葉が意味するものが変わったのだろうと思います。

もちろん本にかぎらず、映画や音楽など かつて夢中になったものが今はぜんぜん響かなかったり 当時はスルーしていた場面を強烈に感じたなどの経験は 多くの人に心当たりがあるのではないでしょうか。

それを、たんなる好みの変化、ということもできるけれど ぼくには「自分が変わると世界も変わる」ことの証なのだと思えるのです。

自分の変化をたしかめるべく いつか好きだったなにかと再会してみるのも 内なる旅をするようで面白いかと思いますよ。

以上、 本日も中年の主張を最後までお聞きいただき 誠にありがとうございました!
ニュー男子 拝

 

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