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電車やバスで眠くなるのは何故!?眠気が襲う謎を解明

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電車やバスに揺られて…知らない人に寄りかかってスヤスヤ。「着いた先は…どこ!?」いつの間にか寝てしまい、こう言った経験も1度はあるんじゃないでしょうか。毎日慣れた通勤、通学でも座ってしまうと何故か睡魔が襲ってくる…それは疲れているだけなのでしょうか!?今回は不思議と心地よい眠りに誘われてしまう、“電車やバスで眠くなる謎”についてご紹介していきます!

電車やバスで眠くなるのは何故!?眠気が襲う謎を解明

1.電車やバスで眠くなる原因とは?

うとうとから気付けば寝ていたことは誰でもありますよね!?

 

心地よい眠りに誘われてしまうのは、どうやら疲れや寝不足だけが原因ではありません。
考えられている原因は、主に3つあります。

 

【電車やバスで眠くなってしまう原因】

 

①前庭感覚

前庭感覚とは平衡感覚とも言われ、体の傾きを感知するもの。(体のバランスを整える機能)
前庭感覚が体の揺れを感じると、脳の覚醒に関わる“上行性網様体賦活系(じょうこうせいもうようたいふかつけい)”と言われる神経系統が作動します。
体を強く素早く揺すれば、この前庭感覚が上行性網様体賦活系を活発にして脳を覚醒。
逆に体がゆっくりと単調なリズムで揺れていると、上行性網様体賦活系の働きも弱まり、脳が眠気を感じる様になるんです。
つまり…電車は単調でゆっくりとした振動を感じる空間なので、上行性網様体賦活系の働きも弱まり“だんだん眠くなってくる”と言うワケなんですね。
※脳幹の中心部には“網様体”と呼ばれる部分があります。網様体が全身から集まってきた信号で刺激を受け、その刺激を大脳に伝える事で大脳は活動を高い水準で保てているのです。それは「上行性網様体賦活系」と呼ばれています


そして、網様体はある時には“覚醒を維持”し、ある時は“睡眠を促す”と言う、意識の切り替えスイッチの様な役割も果たしているそうです。
つまりは、揺れと脳にも眠くなる関係が潜んでいたんですね~


②“暖かさ”と“揺れ”

暖かい車内では、手足の皮膚の表面にある血管が開いてしまい、体内の熱が放出されていたのです。
そうすると体感温度は高くとも体は冷えてしまうことで、眠気が襲ってくるのです。
さらには電車だと特に単調な揺れも加わることで、さらに眠気が増すと言う仕組み。

普段の生活において揺れはもちろん様々な刺激によって眠気は妨害されているのですが、電車やバスに乗ると揺れに意識が集中してしまい、揺れ以外の刺激は気にならなくなっていきます。
そしてバスや電車の揺れも“単調かつ同じ刺激が長い”事で、次第に慣れてしまい眠気を妨害するものがなくなっていたのです。

このように心地よい空間が睡眠に最適な環境を作り出していたのです。


③1/fゆらぎ

ゆらぎには大きく分けて3つあるそうです。
その中でも人が最も気持ちよく感じるのが“1/fゆらぎ”なんです。
fとは“1秒間に繰り返される波の数(周波数)の事で、細かい振動を表す単位。
揺らぎが1/fになると、人の神経細胞が発する生体信号のリズムと同じ周波数なので、最も心地よく感じると言われています。
1/fゆらぎは、脳波のうち安定しリラックスした状態を示す“アルファ波”や、ぐっすり眠っている“ノンレム睡眠”の脳波も示しているそうです。

つまり“1/fゆらぎ”は、人の体が最もリラックスした状態を意味しています。
そして何を隠そう電車などの揺れも、この“1/fゆらぎ” なんです!

ですから、心地よい揺れに身を任せリラックスして眠くなってしまうんですね~。

ちなみに1/fゆらぎは、

*ベートーベンやモーツァルト等の有名な楽曲の振動数の変化
*街の景色
*小川のせせらぎ


なんかにも存在しているそうです。

私たちがついつい眠ってしまうのは、生体や電車やバス特有の揺れにも秘密があったんですね…
これはもう、眠っちゃっても仕方ない!?

 

2.電車やバスで寝ちゃう日本人はヘン!?

日本人特有の理由だけでなく寝られる日本の治安の良さも関係が!?

 

日々の疲れや寝不足に、心地よい揺れとほどよい暖かさ…
これは眠くなってしまうのも当然!の様な気もしますよね。
ですがそんな日本では当たり前の様な光景も、外国の方からすればちょっと異様な光景なんだそうです。
イギリスやドイツの新聞では“ヘンな国民”として、日本人が電車内で居眠りする光景がニュースとして報道された事もあるほど(笑)。

 

□居眠りで人間関係のバランスをとっている!?

 

イギリスのケンブリッジ大学准教授シテーガ女史が出版した「世界が認めたニッポンの居眠り」と言う本では、 “電車内で知らない人同士の人間関係のバランスをとるのに役立っている” と分析しています。
車内でスマホや本を読んだり、そうでないなら皆が目を見開いて見つめ合ったりしていたら…
何だか居心地が悪いですよね。
眠る事は“お互いに干渉しない”と言う関係で、バランスをとるのに一役かっているのかもしれません。

□海外では公共の乗り物での居眠りは違法!?

 

ロンドンではバス内での居眠りは違法行為なんだそうです。
またアメリカのウェストバージニア州では、列車に乗っている時の居眠りは禁じられているそうです。
ニューヨーク市でも地下鉄での居眠りは違法。
因みに、公共の乗り物内で携帯プレーヤーからの音漏れは“70ドル~175ドルの罰金”なんだとか…

海外で公共の乗り物に乗るときは…寝ちゃダメ!って事です。
ですが、欧米でのこうした罰則や禁止されているのにはそれなりの理由があります。
“失礼にあたる”と言うのも一理ある様ですが、「犯罪を誘発してしまう」と言うのが1番の理由の様です。
電車やバス内で居眠りしてしまうと、持ち物全てを盗まれてしまう事も珍しくないそうです。
それを考えると、無防備に居眠り出来る日本はそれだけ安全な国!なんでしょうか!?

そして、ここからは何故そこまで日本人は居眠りしてしまうのか…?
外国と比べてみると、少し謎が分かるかもしれません。

□日本人は睡眠不足!?

 

世界でもかなり睡眠時間が短いと言われている“日本”!
経済協力開発機構(OECD)の2010年の調査によると、日本人の睡眠時間は韓国と並び“世界でも1番短い”と言う結果が…
日本人の平均は“7時間50分(平日)”で、最も長いフランス人の平均は“8時間50分”。
よく働いていそうなアメリカ人でも平均“8時間38分”眠っているそうなので…
この1時間程の差は大きい!かもしれませんね。
因みに、東京のサラリーマンの平均睡眠時間は更に短く“6時間を切っている”と言われています

かなりの睡眠不足…ですよね。

□通勤時間だって長すぎる!?

 

イギリスのエコノミスト誌の調査では、世界13ヵ国の通勤時間で最も長かったのは、中国の“42分”だったそうです。
それをはるかに上回るのが日本…。
通勤時間も日本の男性は平均“79分”、女性は“66分”とこちらもとても長い!!(日本の総務省調べ)

日本人の睡眠不足、通勤時間や治安等々…
眠ってしま要因が色々ありすぎるのかもしれませんね。

 

電車やバスで眠ると危険な2つの理由がある!?
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