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目指せ吉幾三!? 農業男子は老けない説

 

 

前回、男性ホルモンの分泌量には個人差が大きいという話をしました。今回は、この男性ホルモンが減る原因についてお話しましょう。まず、避けられない原因は「加齢」。男性ホルモンのピークは10代後半~20代前半、以後は徐々に低下し、10年ごとに約9.2%ずつ減っていくと言われています。これは誰しもに起こる現象です。

男性ホルモンの分泌に個人差が出てくる要因として、不規則な食生活や偏った食事、運動不足、睡眠不足などの「生活習慣の乱れ」が挙げられます。順天堂大学の堀江重郎教授の研究では、農村地区でからだを動かす第一次産業に就いている男性は、男性ホルモンの減り方が穏やかで、都市部のサラリーマンは減り方が早いことがわかっています。これは、日々の食事や運動量など生活習慣が男性ホルモンの減り方に影響していることを物語っています。実際、都市部のサラリーマンのなかでも、デスクワークでほとんど座りっぱなしの人、通勤時間が長い人や中間管理職など日々のストレスの強い人は、男性ホルモンが低下していることが多いようです。

現在、男性ホルモンが減る大きな原因となるのがやはり「ストレス」。ストレス社会の現代、多かれ少なかれ誰もがストレスを抱えているわけですが、最もストレスの影響を受けているのが40代男性なのです。仕事では責任も重くなり、上司と部下の板挟みにもなってストレスフルなことばかり。家庭では、子供の反抗期や受験、住宅ローン返済など頭が痛くなる問題が山積みなのに、仕事の忙しさで家族関係も疎遠になりがちに。このように、40代男性は家でも職場でも気の休まるときがなく、多様なストレスを抱えています。実際、健康な男性を対象とした調査で、40~50代男性は、なんと60代男性よりも男性ホルモンの量が少ないということがわかりました。40代男性はまさに危機的状況?!

男性は女性に比べてストレスに弱いもの。勝負ごとに負けると、それだけで一時的に男性ホルモンが低下する傾向にあることもわかっています。オトコとは繊細な生き物。もっと自分をいたわって、ストレスから解放されてくださいね。 次回は、男性ホルモン低下による老化を予防する秘訣をご紹介します。

 

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