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爪の凹みは治せる!?爪が凹む原因と改善方法

ふだんは「切る」ぐらいしかケアすることのない爪ですが、もし手や足の爪が凸凹していたら、身体からの危険信号かもしれません。たかが爪、されど爪。実は心身の健康のバロメーターとも言われています。「なんか凸凹してるけど、まあいいや」などと侮っていると、取り返しのつかないことになるかもしれませんよ。凸凹爪の原因と、その改善方法を徹底解剖します!※2018/06/11更新

爪の凹みは治せる!?爪が凹む原因と改善方法

爪の凹みは治せる!?爪が凹む原因と改善方法

1. 爪の役割とは?

そもそも爪の役割やメカニズムを知りましょう!

 

多くの男性にとっては「伸びたら切る」。それぐらいしか縁がない手と足の爪。
女性ならばネイル愛好家も少なくないため、爪=自己主張やおしゃれパーツとして自然とケアにも目が行きがちですが、男性にとってはそこまで重要な部位ではありません(※ただし一部の美容男子はすでにネイルケアで差をつけています!)。

漠然と、伸びたら不潔っぽいから切る。でも気づくとまた伸びている。めんどくさいなあ。
爪ってそんな存在ですよね。
でも、必要だからこそ存在し、今日もうっすら伸びてきているわけです。
まずは私達の知らない爪の世界にご招待いたします。

 

★爪の役割

 

そもそも爪って何のためについているのでしょうか?
決してオシャレをするための付属品ではないことは承知のことだと思います。
「爪が無い」ことを前提で考えると重要な役割が見えてきます。
指先・足先が何かに挟まった時やぶつかった時、保護してくれるものは何もありません。指先には骨がないので、その衝撃は計り知れませんよね。
というわけで、爪の役割 is 末端(指先)を保護すること。
爪は人間の生活において欠かすことの出来ないものなのです

 

★爪の成分

 

よく勘違いされるのがカルシウム。
確かに爪は硬いお陰で指先が保護されていますが、カルシウムを摂取すれば爪が丈夫になると思っていたら、それは間違いです。

 

爪の主成分はタンパク質

タンパク質の一種である、ケラチンというものが爪の成長に大きく関わっています。
ケラチンのなかでも「硬ケラチン」が爪の主成分であり、これは髪の毛と同じ。
つまり、爪を丈夫かつ健康にしたければ、タンパク質を摂取したり、水分量をアップさせることが大切です。
爪の水分量は、だいたい12~16%ほどと言われています。。

 

★爪の構成

 

爪は専門用語で「爪甲」や「爪体」と呼ばれています。
徐々に伸びてくることからも想像できるように爪は根本から作られており、ここを「爪母」と呼びます。
爪の母。生み出してる感がパないですね。爪にあるけど爪の母。ちなみに「指圧の心は母心」と言ったのは指圧療法創始者の浪越徳治郎さんです。
「押せば命の泉湧く」。母は強し(余談)。
そして、その一部で、乳白色の半月部分を「爪半月」といいますが、ここは生まれたての爪=水分が多いため、白っぽくなっているのです。

 

★爪の成長速度とは?

 

では一般的に爪はどれくらいのペースで伸び続けているのでしょうか?
「0.08mm~0.12mm」これが一日に伸びる爪の長さです。
単純計算をして10日で1mm、1ヶ月で3~5mm成長していきます。
子どもは大人より新陳代謝が良いため成長速度は速いのですが、成人男性で爪が生え変わるスピードは大体半年ほどだそうです。

 

2. 爪の凹みの原因

あなたの爪の症状はどんな原因が潜んでいるのか?

 

では爪が凹んでしまう原因は果たして何なのでしょうか?
実は日常生活から起きてしまうものが殆どの場合が多いと考えられています。
そのなかにはあまり気にしなくても良いものから、病院での検査を必要とするものまで様々。
今あなたの爪が凹んでいる原因は一体何なのかチェックしていきましょう。

 

爪甲縦条(そうこうじゅうじょう)

 

これは読んで字のごとく、「爪に縦のすじが入っている状態」のことです。
「条」というのは、「第一条、第二条」のように項目を意味する場合と、「木の細い枝、筋状のもの、道筋」といった意味もあるのです。
(うわあためになるなあこのサイト)
ともあれ、縦にスジが入っていて、表面が少し凸凹しています。
これは乾燥が原因の場合がほとんど。
年を重ねていけば新陳代謝が悪くなり、スジはよりはっきりとしていきます。
また、女性やネイル好き男子の場合、マニキュアを落とす除光液によって爪の水分が奪われて起こることも。
肌荒れ同様、加齢に伴い避けられないものですのである程度は仕方ありませんが、10代、20代とまだ若いはずなのにこの症状が出てしまっている場合は、水分不足や胃腸不良による栄養不足などが考えられます。
その場合は、ストレスや睡眠不足も含めて生活習慣を見直してみましょう。
さらに縦スジが入って爪が折れやすくなっている場合は症状が悪化していますので、注意が必要です。

 

爪甲横溝(そうこうおうこう)

 

爪の表面に波打ったような溝が出来ている状態のことです。
薬の副作用で起きる場合もあるようですが、一般的には精神的ストレスが要因で起こるケースが多く、うつ病患者などによく見られるのも特徴です。
また、爪が凹んでいる人は円形脱毛症になる確率が高く、不規則な生活習慣によって爪が凸凹になる人も多くいます。

 

匙状爪甲(さじじょうそうこう)

 

これはスプーン状に爪が凹んでいる症状。
原因としては様々なことが考えられますが、主に貧血や鉄分不足、遺伝によっても引き起こされる状態です。
それ以外にも重たい荷物を頻繁に運ぶ人であったり、普段素足で生活することの多い人も匙状爪甲になることが多いと言われています。

 

3. 爪の健康を改善するために

自己判断せず医師に相談してこまめなケアをしましょう!!

 

爪は人間の生活に置いて欠かせない存在であり、健康のバロメーターでもあります。
それでは、爪の健康を維持していくためにはどうすれば良いのでしょうか?
年齢とともに衰えてくるのは百も承知ですが、少しでも長く健康を維持していきたいですよね。
日常でもできるケアをご紹介します。

 

【爪の保護】

 

当たり前のことですが、爪や指にケガをした際はしっかりと手当てをしましょう。
自然に治癒するものと思っていても、それが思わぬ方向に繋がってしまう可能性もあります。
バイ菌をそのままにしてしまうということは、爪にも大きな影響を与えかねません。
また、乾燥を防ぐためにもハンドクリーム等を使用して保湿を促し、指先までしっかりマッサージをすることが大切です。

 

【必要な栄養素を摂り入れる】

 

まずは爪の主成分・タンパク質をしっかりととること。
忙しいときはつい、丼ものや麺類などに偏りがちですが、糖質過多でタンパク質(と、野菜)不足になってしまいます。
肉や魚などの動物性タンパク質は弾力性のあるしなやかな爪を作り、大豆やごま、ナッツ類に含まれる植物性タンパク質は丈夫な爪を作りますので、どちらもバランスよく摂りたいですね。

また、コラーゲンは弱くなった爪に効果があるほか、男性の悩みの種・髪の毛にも必要とされている成分です。
コラーゲンの生成を促進するビタミンC、ケラチンの生成に関与するビタミンB6、タンパク質の生成を促進するビタミンB2も忘れないようにしましょう。

 

【正しく爪を切る】

 

「正しい爪の切り方なんてあるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
あるんです。

それは、「スクエアオフ」と言われる、四角い切り方です。
まっすぐ横に切っていき、角は決して落とさないこと。
いきなりバチン!と切ると爪が割れてしまうこともありますので、端から丁寧に切っていきましょう。

反対に、アウトな切り方なのが以下の3つ。

・深爪
・バイヤス切り
・ラウンド切り



・深爪は感染症のリスク大!

ときどき、指先がむき出しになるほど深爪になっている男性を見かけますが、これは超アウトです。
冒頭で触れたとおり、爪はもともと指先を保護するために存在していますので、深爪はそのレーゾンデートルを根本から否定することに!
爪の気持ちも考えて!
また、肉と爪が接している「爪床」がむき出しになるこの状態は、毛細血管が集中しており大変なデリケートゾーン。
「化膿性爪囲炎」など感染症のリスクも高まるため、百害あって一利なしです。


・バイヤス切りは巻爪に

爪の両端を深く切り落としてしまうのが、この「バイヤス切り」。爪が細く長く見えるため、どちらかといえば女性に多い切り方かもしれませんが、これは巻爪を引き起こす原因になりかねません。
巻爪になると爪が肉に食い込んで超痛く、通院の必要も出てくるので大変です。


・ラウンド切りという落とし穴

爪の先端の白い部分に沿って切るのがこの「ラウンド切り」。
ほとんどの人が爪をこうして切っていると思われますが、実はアウトなのです。
「は、だって伸びているから白いんでしょ? 余白でしょ?」と思っている方もいるかもしれませんが、この白い部分の幅は人それぞれ。ここを全部切ろうと思って、結果深爪になってしまうことや、バイヤス切りをしてしまうこともあるので実はアカンのだそうです。

というわけで正解はスクエアオフ。まっすぐ、四角くなるように切りましょう。
とはいえ切りっぱなしだと角にエッジが立ち、いろいろなところにひっかける可能性もあります。
ヤスリを使って、少し角を削りましょう! 

また、夜爪を切ると親の死に目に逢えないといいますが、爪の健康を第一に考えるなら爪切りに一番適しているのは入浴後。
温まり、血行がよくなっていることで爪もやわらかく、「バチン!」と切れる(=爪に負担がかかる)ことを避けられます。
爪切りはお好みのものを使っていただいて構いませんが、ネイリストの人はいわゆる市販の爪切りは使わず、エメリーボードと呼ばれる専用器具などで「削る」ことが中心です。そのほうが、爪に負担がかからないから!

 

「そこまでできねえよ!」という方は、せめて愛用の爪切りを清潔に保つように心がけましょう。

 

爪の凹みは治せる!?爪が凹む原因と改善方法のまとめ

  • 1. 爪の成長に欠かせないのはタンパク質・ケラチン・コラーゲン・水分!
  • 2. 爪が凹む原因は日常生活の様々なところに隠れている!
  • 3. 爪の健康を維持するためには普段から爪を保護することを心掛ける!
  • 4. 爪きりという作業も慎重に行う!

ライター後記

私たちの生活において細かな場面で非常に役立っている爪ですが、そこを手入れする機会というのは、爪を切るという場面でしかないというのが現状だと思います。
男性の場合であれば、特に爪を綺麗に見せると言ったことは殆どないので仕方のないことなのかもしれませんね。
しかしながら、爪というのは私たちが考えている以上に繊細であり、少し偏った食生活やストレスを抱え込んでしまった場合など、すぐに症状が現れてくる場所なのです。
普段の生活でよく使用するものだからこそ、大切に扱う必要があるのかもしれません。
少しの気遣いで爪の健康に繋がりますので、今回ご紹介した方法を是非、ご活用くださいね。

 

vesa tawast

爪の凸凹は、少しの気遣いで解消される!

結婚1年目、既に看護師の奥さんに尻を敷かれてしまっているフリーライター。家事に仕事に日々奮闘する毎日。

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