乳癌検診の頻度とは?20代も受診!? パートナーを守るために男が知っておくべきこと

乳癌検診の頻度とは?20代で受診!?費用や検査とは?
AI

AI

2016/11/9

乳癌は40代後半から50代前半の女性での発症率が高いとされてきましたが、最近では20代~30代の発症率が高まってきています。あの小林麻央さんも30代です。乳癌は早期発見出来れば治癒率の高い癌。セルフチェックと定期健診をすることで癌のリスクを減らすことが出来ます。「癌は怖いから」と目を背けずに乳癌健診を受けましょう!また男性だからいち早く気付くケースもあります。パートナーを守るためにしっかり読んで受け止めて下さい!

乳癌検診の頻度とは?20代も受診!? パートナーを守るために男が知っておくべきこと

1.増加する乳癌…早期発見がパートナーを守る!

乳癌の中でもわずか3%ですが油断だけは絶対にしないで!

若年性乳癌の発症率

乳癌は日本人女性がかかりやすい癌です。
およそ50年前は50人に1人、20年前は20人に1人。
そして今では12人に1人と左肩上がりに増えています。

しかし、乳癌は自分で気付くことの出来る癌です。
早期発見することによって、比較的治癒率が高い癌だとも言われています。
まだ腫瘍の小さな乳癌は、ほとんど命を脅かすことが無いとされています。
乳癌手術も早期発見ならば乳房を温存出来たり、自分の希望する手術法や治療法を医師と相談出来る可能性も高くなります。
今では早期に見つかれば10人のうち9人は助かるというデータも。

「乳癌が見つかったらどうしよう…」と怖い気持ちはわかりますが、知らないでいる事が1番怖いことなのです!
女性にとって大切な乳房。
そして大切なパートナーを守るためにも男性も一緒に向き合っていきましょう。

2.そもそも乳癌とは?

しこりのような物という認識だけでは足らなすぎますよ!

そもそも乳癌とはどんな病気?

乳癌とは、乳房の中の母乳をつくる小葉というところや母乳を乳首まで運ぶ管(乳房組織)から発生する悪性の腫瘍。
小葉にできる悪性の腫瘍が「小葉がん」乳管に発生する悪性の腫瘍が「乳管がん」と呼ばれています。
癌細胞が小さく小葉や乳管の中に収まっているうちは「非浸潤性乳管がん」と呼ばれ、早期の癌です。
癌細胞が乳管から外に出てくるような状態は「浸潤性乳管がん」と呼ばれます。
そこからそのままにしているとやがて乳腺の外まで細胞が浸潤し、血流に乗ってリンパ節、骨、肺、肝臓、脳などの全身に転移をします。
また、乳癌の進行のステージは8段階に分かれています。

【ステージ0】

癌細胞が小葉や乳管に留まっている早期の癌です。
「非浸潤性乳管癌」の状態です。
乳頭や乳輪の湿疹状のただれがおきるパジェット病もここに分類されます。

【ステージI】

しこりの大きさは2cm以下の状態。
脇の下のリンパ節へ転移が認められないもの。
ステージ0〜Iまでが早期の癌と呼ばれています。
この早期の状態で発見出来た人の90%の人が10年以上生存率を示していて、ほぼ完治出来るとも言われています。

【ステージII】

★ステージII-a

しこりの大きさは2cm以下で脇のリンパ節に転移があるもの。
そのリンパ節に癒着や周辺組織との固定が見られないもの。
また、転移がなくてしこりの大きさは2cm〜5cm以下の場合は、ステージIIaになります。

★ステージII-b

しこりの大きさが2cm〜5cm以下で、脇の下のリンパ節に転移があり、そのリンパ節に癒着や周辺組織との固定が見られないもの。
また、転移がなくてもしこりが5cm以上の場合はステージIIbに入ります。

【ステージIII】

☆ステージIII-a

しこりの大きさは2cm以下で脇の下のリンパ節に転移があり、リンパ節同士の癒着や周辺組織と固定してしまっている場合や、転移がなくても胸骨内側のリンパ節が剥がれてしまっている場合。
またはしこりが5cm以上でリンパ節への転移が見られれる場合はステージIIIaになります。
「手術でしこりの除去や、リンパ節に対する手術が行えるのはこのステージまで」と言われています。

☆ステージIII-b

しこりの大きさ、リンパ節に転移があるか、ないかに関わらず皮膚にしこりが顔を出していたり、皮膚にむくみや崩れがある状態。
しこりが出来なくても、乳房が炎症を起こしたような症状になる炎症性乳癌はこのステージになります。

☆ステージIII-c

しこりの大きさに関係なく、脇の下のリンパ節と胸骨内側のリンパ節の両方に転移がある場合、または鎖骨の上下にあるリンパ節に転移が見られる場合はステージIIIcに入ります。
ステージIIIb、cの段階は薬物治療や放射線治療によってしこりが小さくなれば手術をしますが、原則として手術がほぼ出来ない乳癌のステージです。

【ステージIV】

骨、肺、肝臓、脳や他の臓器に遠隔転移している状態です。
手術は行わず、癌の進行や症状を抑えるための投薬治療を行うことになります。

3.乳癌検診は20代でも受診するべきか?

結論だけで言うと「YES!」

乳癌検診は20代でも受診するべきなのか?

乳癌の発生は20歳過ぎから30代、40代、そして50代がピークです。
20歳を過ぎれば誰でも乳癌年齢になります。
つまり若い人でもなりえる訳なのです。

しかし自治体などからくる乳癌検診は40代以上が対象。
「20歳を過ぎれば乳癌年齢になるのに、どうして40代以上だけなの!?」と思いますよね。
乳癌検診は一般的には20代の女性は検診不要。
30代の女性は任意とされています。
しかし、若い世代でも小林麻央さんのように30代で乳癌になる人も現実に居るのです。

【乳癌になりやすと言われているケース】

■40歳未満で乳癌を発症した血縁者がいる
■年齢は問わず卵巣癌になった血縁者がいる
■年齢を問わず、血縁者に原発乳癌を2回以上発症した人がいる
■血縁者に男性乳癌になった人がいる
■BRCAという遺伝性乳癌の遺伝子異変が確認された血縁者がいる
■抗がん薬、分子標的薬、ホルモン治療薬のいずれもの治療が難しい(トリプルネガテイブ)といわれた乳癌の血縁者がいる

この中のひとつでも当てはまる人は家族性、遺伝性乳癌に可能性がある為、早い段階での受診をおすすめします。

20~30代の乳癌検診はエコー検査の方が適しています。
若い女性は乳腺が発達している為、マンモグラフィでは乳腺が白く写りしこりや石灰化との区別がつきにくくなります。
エコー検査では、乳腺があってもしこりを発見しやすく、すでにしこりがある場合はしこりの内部まで確認も出来ます。
基本的に自己負担になりますが、次に紹介する「セルフチェック」で気になる所がある場合は、一度受診しましょうね。

お金で安心が買えるなら絶対に買いです!

4.乳癌セルフチェックの方法

誰でも簡単にチェックできるので触診は毎月行ってみて!

乳癌のセルフチェック

乳癌を早期発見するためにも月に一度はセルフチェックをしましょう!
乳腺は月経(生理)終了後が1番柔らかく、しこりを発見しやすくなります。
閉経前の人は月経終了後1週間以内、閉経している人は毎月日にちを決めて行うといいですね。
乳癌ができる主な箇所は、

▼乳房の外側 44%
▼乳房の内側上方 25%
▼乳輪、乳首 12%
▼乳房の外側の下側 9%
▼乳房の内側下方 4%

このように言われています。

乳癌のセルフチェック

【鏡でチェック】

1.鏡に向かい腕を下ろし、左右の乳房や乳輪の形をチェックします。

2.両腕を頭の後ろで組んで正面、側面、斜め、前屈したり、背伸びをしながら次のチェックをします。
□皮膚の状態…赤みやむくみはない?/くぼみや盛り上がる部分はないですか?
□えくぼ兆候…腕を両手で押さえ、大胸筋に力を入れた時に乳房にえくぼのような凹みはないですか?
□乳頭の状態…ただれや湿疹、痒みはないですか?/分泌液などは出てないですか?

【手のひらと指でのチェック(触診)】

触診とは
・手のひら全体を使い、なでるように触れる「手のひら触診」
・第2〜第4指を揃えのの字を描くように触れたり、乳輪を中心に放射線状に触れる「指腹法」
・指を2本揃えて指踏みしながら触診する「指先交互法」
などがあります。
乳癌をチェックする時は、乳房全体をまんべんなく触診するのがポイントです。

【仰向けに寝てチェック】

乳房の内側を調べる時は、触診する側の腕を上げて、反対側の手のひらや指の腹で軽く圧迫しながら触診します。
この時、外側を調べる時は腕を下ろしてから触診しましょう。
※仰向けに寝て行う時は触診する乳房側の肩の下に座布団などを敷くことがベスト。

【脇のリンパ節をチェック】

脇の下のくぼみ部分にあるリンパ節にしこりがないかチェックしましょう。

【乳頭のチェック】

乳頭を軽くつまみ、血液のような液体が出ないかチェックします。

乳癌のしこりについて…

◎痛み…乳癌のしこりは痛みはほとんどありません。痛みがある場合は乳腺症に合併している可能性があります。

◎硬さ…パチンコ玉、石ころのように硬い感じのものや、マシュマロのような柔らかさでも中に芯のようなものがある場合は乳腺の可能性があります。
マシュマロより固くグミのような感じの硬さの場合は線維腺腫や乳腺症の可能性があります。

◎温度…癌化している場合は温度が高くなっているので触診の時に少し温かさを感じます。炎症がある場合は赤みや痛みもあります。

◎稼働性のありなし…周囲にくっついているような場合は癌(悪性腫瘍)の可能性があります。
その逆で、よく動く場合は良性のしこりというケースもあります。
その場合は癌に発展する事もあるので、いずれにしても受診しましょう。

乳癌のしこりの特徴はこれだけではありません。
セルフチェックの際に「いつもとなにか違う」と感じたら自己判断せずに検診を受けましょう。

5.パートナーの小さな違和感も気付ける男になれ!

大切な人の変化に気付く力が時には命をも守る!

彼女の乳房の異変や違和感に気付ける男

実はパートナー(彼氏や旦那)が乳癌のりこりを見つけた、という話は多いのです。
女性はいつも自分で見ている体の為、セルフチェックをしていたとしても気付かない事もあります。
しかし、男性からすると「いつもと触り心地が違う」「型が違う」などと気付く事もあります。
男性もセルフチェックのやり方を覚えて一緒にチェックするようにしてみてください。
パートナーを守るために、ちょっとした違和感を感じたら教えてあげて!

6.乳癌検診の費用相場や検査内容とは?

1万円あればOK!2年間毎月積立しましょう☆

乳がん検診自己負担の相場や目安

【乳癌検診の費用相場】

乳癌検診費用は自治体によって違いますが、40歳以上の女性は国の免除で受けられます。
40歳以上の女性は自治体による市区町村の検診が、2年に1度実施されていますのでそれを利用することで0〜3000円前後。
40歳未満の女性の場合は、市区町村からの負担はほとんどありません…。
全額自己負担になります。
自分、もしくは旦那さんの勤務する企業の健康保険組合の制度に従って受診は可能です。
全額自己負担の場合の相場は、
マンモグラフィーで5000円前後
超音波エコーは3500円前後
両方行う場合には10.000円前後
と考えておいてください。

乳癌検診の制度に関しても今後、変わっていく事が予想されます。
まずは自治体や医療機関に問い合わせしてみましょうね!

【乳癌の検査】

★視触診

始めは視診と触診です。
乳房のくぼみがないかを、確認します。
その後に直接手でしこりはないか、リンパは腫れていないか、乳頭から血性の分泌液が出ないかを確認します。

★マンモグラフィ

乳癌の検査として最初に行う検査(スクリーニング)で、乳房専用のX線検査装置です。
乳房を、2枚の板で挟んで平たくし、X線を照射することでしこりになる前の小さな乳癌を発見します。
画像では乳癌は白く写ります。

★超音波(エコー)検査

高い周波数の音波を出し、乳房内部の様子を白黒の画像として映し出します。
30歳より前の女性は乳腺が発達していてマンモグラフィでは乳房の全体が白く写し出されるため乳癌の判断がつきにく場合があります。
20代の女性は超音波エコー検査がおすすめです。

★CT,MRI検査

CTはX線を、MRIは磁場を用いる装置です。
CTもMRIもそれぞれ人体を輪切りにした画像で乳癌などの腫瘍の広がりや、正確な装置を把握するために行います。
MRI検査は乳癌を見つける能力が最も高い検査方法と言われています。
しかし、日本では実際に検査を行っている施設は数が少ないようです。

7.乳癌検診は何科で受ければいいのか?

同じ行くなら専門の先生がいる場所で受診しましょう!

乳がん検診は何科で受診すればいいのか?

自治体の乳癌健診を受ける場合は指定された健診センターやクリニックを利用しますが、任意で健診を受ける場合はどのような医療機関を受けたらいいのでしょうか?

乳腺科、乳腺外来

1番は乳腺専門のクリニック。
その他は大学病院、乳腺外来がある病院になります。
乳腺科があるとマンモグラフィ、エコーの検査の両方が可能です。

婦人科

視触診やエコー検査なら婦人科でも検査は受けれます。
しかし、婦人科の医師は乳腺の専門の医師ではない事も多く、しこりが見付かっても診断が難しい為、結局は乳腺専門のクリニックでの再検査になることも…。
乳癌の自覚症状がある場合は、あらかじめ乳腺の専門のクリニックに行った方がいいですよ。

人間ドック、レディースドック

人間ドックやレディースドックのオプションで、乳癌健診を扱っている医療機関もあります。
費用は少しかかりますが、定期的に人間ドックを受けている人はその時に受診するのも1つの方法です。

▲ページTOP

乳癌検診の頻度とは?20代も受診!? パートナーを守るために男が知っておくべきことのまとめ

  • 1. 最近では20代30代の乳癌発症率が高まってきている!
  • 2. 月に1度はセルフチェック!2年に1度は定期検診!
  • 3. 早期発見する事が大切です!
  •          

ライター後記

「国が積極的に健診を受けてください!」と推進する乳癌健診ですが、その乳癌健診を実際に受診している人はまだまだ少ないそう。
毎年6万人の人が乳癌にかかり、約1万2000人の人が命を落としている病気です。
早期発見出来ればそのリスクはかなり減ります。
セルフチェックや定期的に検診を受けましょう!
大切な家族、大切なパートナーを守る為にも男性も積極的にセルフチェックや健診に協力してくださいね。
国や各自治体が年齢に関係なく〝癌検診〟を受けやすい環境を早く整えてくれることを願っています!

AI

切な人を守るため、悲しませないためにも男性は積極的に彼女のセルフチェックや健診に協力を!

好きなもの:ハワイ、サーフィン、海
宝物:家族 2人の娘と旦那さま♡
いつもキラキラ笑顔で毎日を過ごすのが目標。お役に立つ情報を提供したいと思います!