超優秀!アスタキサンチンの効果と副作用とは?

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靖宗

靖宗

2016/07/26

「アスタキサンチン」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?ここ最近、かなり注目されている成分で、いわゆる「色素」と呼ばれるものの一種です。しかし、このアスタキサンチンは細胞の老化を遅らせるアンチエイジングとして、健康や美容に大きく役立つのです!そんな絶大な効果を持つ「アスタキサンチン」を副作用なども含めて詳しく解説していきます!


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超優秀!アスタキサンチンの効果と副作用とは?

1.アスタキサンチンが注目された理由とは?

今もなお注目をされ続けているアスタキサンチン

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健康と美容の世界で注目を集めているアスタキサンチンですが、サプリメントで知った方が多いのではないでしょうか?
また、富士フイルムが「アスタリフト」という名前で赤いパッケージのスキンケア商品を出しているのも有名かと思います。

もともとアスタキサンチンが注目され始めたのは、富士化学工業グループ(富士フイルムとは関係の無い会社です)のアスタリールグループが、1994年にアオノリやクロレラなどと同じ仲間の緑藻であるヘマトコッカス藻を使用した天然アスタキサンチンの工業的生産に成功したことに始まります。
そして、そのグループ会社である「明日多リール株式会社」の主催するアスタキサンチン研究発表会「アスタリールシンポジウム2016」が開催されるなど、近年でも注目を浴び続けています。

アスタキサンチンはマトコッカス藻以外にもオキアミやエビ、カニ、サケなどに含まれています。アスタキサンチンのサプリメントのパッケージなどは主に赤いと思いますが、自然に存在する赤の色素なのです。

ではなぜアスタキサンチンが注目されているのでしょう?

それはアスタキサンチンが〝高い抗酸化作用〟を持っているからなのです。

2.抗酸化作用のチカラ

水素水でおなじみの活性酸素がキーワード

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アスタキサンチンが注目されている理由の抗酸化作用とは一体なんでしょうか?

抗酸化作用を理解するにはまず「活性酸素」というキーワードを押さえなければなりません。

活性酸素とは、呼吸しているだけでも自然に体内で発生しているものなのですが、体内に侵入した細菌などから守ってくれる働きを持っています。
ただし、体内で増えすぎると身体の細胞を老化させ、結果として…

★身体の老化
★シミ、そばかす、しわ
★動脈硬化、糖尿病、がん、老人性痴呆

などを引き起こしてしまいます。

また、活性酸素が増えてしまう原因としては、

■紫外線
■ストレス
■大気汚染
■たばこなどの喫煙
■激しい運動

などが考えられています。

この「活性酸素」を減らす働きを「抗酸化作用」とよび、アンチエイジングでは重要なキーワードとなっているのです。
そして、アスタキサンチンはこの抗酸化作用がとてつもないのです!

3.アスタキサンチンの抗酸化作用

アスタキサンチンは驚くほどに美容健康効果が期待できる!

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アスタキサンチンの活性酸素に対する抗酸化力は、同じ色素(カロテノイド)であるβ-カロテンの4.9倍、ルテインの2.6倍、リコぺンの1.6倍と言われております。
さらに他の抗酸化作用を持つ物として、ビタミンCやビタミンEがありますが、アスタキサンチンはビタミンCの6000倍、ビタミンEの1000倍と研究発表されています!

なぜここまで抗酸化作用が強いのかと言いますと、主に「生体膜保護作用を持つ」「プロオキシダントになりにくい」という2つの特徴があるからです。

生体膜保護作用

アスタキサンチンの抗酸化作用の働きとは?

他の抗酸化作用をもつ物質をいくつか挙げましたが、細胞膜の内側と表面の両方に抗酸化作用をもつ物質はアスタキサンチンだけなのです。
人間の細胞は細胞膜で包まれており、その細胞膜自体も2層構造になっています。アスタキサンチン以外で先ほど紹介した抗酸化作用をもつ物質はその2層構造の内側か、細胞膜の表面かでしか効果を発揮できません。
しかし、アスタキサンチンは細胞膜の2層構造を縦断するかの様な配置を取れるため、細胞膜の内側と表面と両方に対して抗酸化作用を発揮することができます。
つまり膜に対して作用する、という事でミトコンドリアや赤血球などの保護もできるのではないかと期待されております。

プロオキシダントになりにくい

「プロオキシダント」という言葉はあまりなじみの無い言葉ですよね。
本来は抗酸化作用をもつ物質が、逆に酸化を促進してしまうようになってしまうようなものです。
例えばビタミンCはプロオキシダントになりやすく、β-カロテンやリコぺンもある程度がプロオキシダントになってしまいます。
しかし、アスタキサンチンはほとんどがプロオキシダントにならず、純粋な抗酸化作用をもつ物質として期待できるという研究が発表されております。

4.アスタキサンチンの効果とは?

抗酸化作用は様々な健康・美容効果が得られます!

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脳の老化を防ぐ!

アスタキサンチン特有の効果としては「脳と目」に作用できるということです。
脳と目はとてもデリケートですので、血液の中でも選ばれた物質しか通れないようになっています。
それぞれ「血液脳関門」、「血液網膜関門」という関所のようなものがあるのですが、アスタキサンチンはそこを通ることができるので、脳と目に作用できるのです!
脳は特にエネルギーを使用して物事を考えています。
エネルギーの消費量が多いと言うことは酸素の消費量も多くなりますので、絶えず大量の活性酸素が発生していると言われています。
ですので、アスタキサンチンが脳内の活性酸素から細胞を守ってくれることで、脳の衰えを防ぎ、脳疾患予防にもなるのです!

目の老化を防ぐ!

人間が物を見るときには、眼球まわりの毛様体筋という筋肉を使ってピント調整をしているのですが、目を酷使するとこの筋肉が疲労して調整機能が衰えていきます。
これを眼精疲労といい「目が痛い」「かすむ」「肩凝り」「頭痛」を引き起こす原因ともなってしまいます。
この症状に対してもアスタキサンチンが有効で、実証実験で効果があることが証明されています!
また、目も紫外線からのダメージで活性酸素が発生しますので、これに対してもアスタキサンチンの抗酸化作用が働き、「黄斑変性症」「白内障」「網膜症」「ブドウ膜炎」など様々な目のトラブルに対しても有効性が期待されています。

疲労回復

肉体的な疲労の原因はエネルギー不足と疲労物質の蓄積であると言われています。
運動するときに使われるエネルギー源は主に「糖質」と「脂質」で通常は均等な割合で二つの物質が使われていきます。
しかし、激しい運動をすると糖質がエネルギーとして利用される割合が多くなってしまい、バランスが崩れてしまうことでエネルギー不足になるのです。
アスタキサンチンは、脂質をエネルギー源として優先的に使うので糖の不足になりにくく、なおかつ疲労物質の抑制にも繋がるので、結果として疲労回復の効果が得られるのです。

また、脂質を優先的に使うのでダイエットにも効果があると言えます!

筋肉痛を抑える

いつも行っていないような運動をすると、翌日に筋肉痛になりますよね。
筋肉痛は運動による負荷の他にも、活性酸素によるストレスも大きな要因なのです。
運動によって発生した活性酸素が筋肉の細胞を破壊することで筋肉痛に繋がると言われています。
抗酸化作用をもつアスタキサンチンを摂取することで、体内の活性酸素が押さえられ、筋肉痛が抑制されるのです!

自律神経のバランス

アスタキサンチンは脳神経にも影響を及ぼすと考えられています。
循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている自律神経が、不規則な生活やストレスによって乱されると身体の器官に様々な不調が現れます。

自律神経は「交感神経」「副交感神経」の二つの作用で成り立っているのですが、運動時や緊張時などのストレスのかかる状況では交感神経が優位に働きます。
アスタキサンチンは運動時に活性化した交感神経をいち早く鎮めて副交感神経優位な状態に回復させる作用があるのです。
自律神経のバランスを調整する事で精神的疲労回復にも繋がるでしょう。

紫外線から肌の老化を防ぐ!

紫外線を浴びると表皮で活性酸素が生まれます。
活性酸素は肌の細胞に悪影響を及ぼし続け、この状態が続くと代謝が墜ちてシミ・シワの原因となってしまうのです。
また、表皮だけでなく表皮の下のコラーゲン繊維にまでダメージを及ぼすので、紫外線の影響は肌の弾力が落ちてしまうことにも繋がります。
アスタキサンチンはこの肌に発生する活性酸素にも有効で、直接肌に塗ると肌のストレスを軽減し、シミ・シワ対策になるのです。
また、コラーゲンの変化を防ぐ効果もあるので、表皮の下にまで良い影響をあたえてくれるといえます。

血管を若々しく保つ!

アスタキサンチンはお肌だけでなく、血管も若返らせると言われています。
動脈硬化を引き起こす原因でもある悪玉コレステロール(悪玉、とはいうものの身体には必要な栄養素です!)は善玉コレステロールによって減少します。
この善玉コレステロールを増やす効果がアスタキサンチンには期待されています。
また、悪玉コレステロール自体が酸化されるのを防ぐ効果もあり、いくつもの効果が重なって血管の老化を抑制してくれるのです。

5.アスタキサンチンの副作用とは?

良い効果の反面、心配なのは副作用…

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ここまで様々な良い効果があると副作用がありそうで怖いですよね。
しかし、現在の所アスタキサンチンのサプリメントなどを摂取した人に、
目立った副作用は報告されていないのです!
「色素」と聞くと身体に悪そうなイメージもありますが、あくまでアスタキサンチンは天然由来のもの。
副作用はほぼ心配ないでしょう。
ただし、「過ぎたるは及ばざるがごとし」といいます。
良い物だからといって取り過ぎというのも良い物とは限りません。
強いて言えば、アスタキサンチンを摂取すると他のカロテノイドの吸収が悪くなるということです。
とはいうものの、全く無くなる、もしくは悪影響を及ぼすという訳で歯無いので、安心して良いかと思います。

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超優秀!アスタキサンチンの効果と副作用とは?のまとめ

  • 1. 抗酸化作用は美容健康に多大なる貢献を!
  • 2. 副作用はほとんどなしなので安心して摂取を!
  • 3. ただしこれだけでなく、日々の食事にも気をつけて!

ライター後記
これだけ様々な効果があって、その上目立った副作用もないアスタキサンチン。
摂取しない理由が無いですよね!
ただし、栄養は常にバランスを保たなければ意味が無いという桶の理論からも分かるとおり、何か1つだけを過剰に摂取しても大きな効果は得られません。
アスタキサンチンの良い効果を最大限引き出すためにも、日々の食生活を振り返った上で摂取することをお勧めします!

この記事を書いた人

サプリメントも良いですが、総合的な栄養素を考えるとやはり鮭がお勧めですね!

靖宗

プログラマ兼ライターです。不健康の極みの生活を送っていましたが、回り回って健康オタクへと進化しつつあります。食べ物で心身を鍛える!をモットーに役立つ情報を提供できればと思います!